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G3は今日も元気

典型的な団塊オジさんの自己満足的日記・・早期退職して悠々自適なのだ・・内容は・音楽雑論、マンドリン、二胡、百名山行、花と菜園、旅あるき、原子力と放射線、別荘暮らし、熊本で介護、猫の石松など・<府中市在住> リンクフリー

水晶岳 2978m

登った日 2006 08 24
実は前年にもチャレンジしたが 台風のため 雲の平どまり

百名山のトップに紹介する理由は
4月にあった ヘリコプター墜落という痛ましい事故が故・・


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奥飛騨の新穂高温泉から登り始めて2日目、やっと三俣小屋につく
目指す水晶岳は目の前の鷲羽岳のずっと向こう 左の一番奥の山である

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鷲羽岳 ワリモ岳を越えたところ  山にへばりつくように水晶小屋


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定員30人だが 最盛期には数百人が押し込まれる名物宿

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水晶小屋から 水晶岳を望む まだまだ先だ

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本ブログ上では すぐに頂上・
見渡す限り360° 山々・・山々・・ 槍ヶ岳は雲の帽子

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頂上から 水晶小屋方面

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実は 昨日 新穂高からの登り道で ヘリが作業している所にでくわした

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機体No.JA9203ということは
先日 墜落したへりに間違いない !!

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水晶岳付近の黒部源流地域は トリカブトのお花畑が多い

事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします

・・・・

浅間山 2568m

浅間山は登山禁止である 
従って通常は西の黒斑山か近くの外輪山まで行って眺めるしかない
しかし、この写真を見たらどうしても本体の山に登りたい・・
そして、噴煙をまじかに火口を覗いてみたい・・・
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登山禁止には理由があるが、
何があってもすべて自己責任でOKという人のためにこの記事を書く

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道案内も無ければ、ナントカという場所の名前も付いてない
私の見た感じで上記の通り 登山道の各所に勝手に名前をつけた 
結構いい線をいってると思う


峰の茶屋 登山口
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峰の茶屋の対面に東大火山観測所があるが、この裏のバス停から登り始める
このバス停の駐車場には7、8台一般車が置ける

登った日 2005年8月8日  朝5時00分に出発 
登山届けは小浅間山に登ると書く 途中で気が変わることはよくある・ 
気後れせず堂々としていることが大事

小浅間分岐までは淡々とした林道、・・ ウォーミングアップ
小浅間分岐付近は道が分かりにくいが、軽井沢町の登山禁止の立札が立っている所が浅間山登山道の入口なので 林の中をその方向へ進む
いわゆる「通り抜け禁止で通り抜けが知れ」というヤツ


三途の坂 (さんずのさか)
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林を抜け潅木が低くなると目の前の坂から日が昇るがごとく浅間山が見えてくる
これが見えないような天気の時、または噴煙がこちらに向かっているようだったら
あきらめて小浅間山に登って帰ること


時間が止まる坂
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天気と煙の向き、および体調が良かったときのみ浅間山に向かって進む
ここは2時間くらいのあいだ 登っても登っても景色が変わらない


地獄と天国の分かれ道
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やがて案内は何もないが分岐点らしい場所に着く
右は浅間山側面に取り付く道 左は尾根伝いの道である


地獄の釜道
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右の道はやや近いが足場が悪い、下りに使ったがまるで釜の底で
バランスを崩したらふもとまで一直線に転落するみたいで怖い
それに山崩れの原因となりそうなので通らないほうが良い
禁止を無視している身分で言いにくいが、この道は山を壊している


天上の尾根道
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左は尾根つたいの道 天上と書いたが眺めがいいだけで直登は地獄の苦しみ


シロクマ石
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天上の尾根道の途中にある 1mくらいだがやたら目立つ
見方によっては白い猿に見えないこともない


ヤレヤレ嶺
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直登を詰めたところ 最内側の外輪山にでる
目の前の窪み(血の空池)の向こうに浅間山の火口山が盛り上がっている
窪みは一酸化炭素が充満しているので近づいたら確実に死ぬ
また ここで火口からの噴煙に追いかけられるようだったら
一応頂上らしき火口淵を眺められたということで満足し、これ以上近づかないようにしよう

すべて良好であれば右を廻って最後の火口山を登る


頂上
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20分ほどで火口を覗ける壁にたどり着く
観測機器の土台跡?のある所が一番高い すなわち頂上と思われる
余裕があれば火口一周できるが常に噴煙に巻かれないよう気をつける


戻ってきた
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帰り、三途の坂を下ってやっと殺伐とした道が和らいでくる
あの世から無事に生還した喜びを感じながら
目の前の小浅間山、遠くの浅間隠し山、谷川岳、武尊岳など・・
ゆっくり眺めよう


今日会った人は観測機器の保守用車両に乗ってた人のみ

峰の茶屋登山口 到着 16:00




月山 1984m

7月が間近かになってくると、山登りへの気分がムクムクと起きてくる
これまで花の名山として一番印象に残った "月山(がっさん)" を紹介する
 
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前日 泊まった所が 肘折(ひじおり)温泉
鄙びた湯治宿 安い 湯量豊富 一人でも落ち着く
言うことなし・・!   

登った日 2005年7月13日 肘折温泉出発 7:00 
朝から雨、 途中の最上川は溢れんばかり
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ところが・・月山高原ラインを登る途中で雲を突き抜けた
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8合目駐車場に着く頃は絶好の登山日和
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こんな日に登ってくるヤツはいない 従業員の車だけ・・
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下界はたぶんまだ雨だろう  雲の上にぽっかり鳥海山
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駐車場から見える所でもお花畑が・・
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花を見ながら おもむろに登り始める  午前8時30分
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頂上は見えてる まあ3時間弱の楽な行程だな・・
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花を見ながら穏やかに登ると仏生池小屋 一休みに最適 ワンコも居る
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高度を増すと雪渓も現れる 雲海と鳥海山がよく似合う
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頂上に建つポタラ宮に似た月山神社 お祓いをしてもらう
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こちらは傍の無料の頂上   帰りもゆっくり花を楽しむ・・
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最後は 私もキスゲの花になって パステル画に溶け込む・・・・


駐車場到着 15:00
途中 かなり長いこと滞留していたので
行程時間は参考になりませーん





岩手山 2038m

東北新幹線が盛岡を過ぎると 車窓に雄大な山が顔を出す
この山は、絶対に登らなくてはならないのだ・・・!


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登った日 2003年7月12日 大沢温泉の湯治宿を AM 6:00 車で出発

どんと晴れ というわけにはいかず、雨が降ったり止んだり
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焼走り登山口 着 AM 7:00  雨は上がったようで登り始める
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いきなり頂上であるが、
標高差1500m  登り一辺倒の 3時間半 はキビシーーー
光っているのは 雲間の太陽
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頂上は、富士山に似て、火口がある 噴煙も見える
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30分降りてきたところが、平笠不動 休憩に適
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荒涼とした火山肌であるが 花は多い 手入れや管理が行き届いている
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登りの苦労は 花で報われた でも この山は下から眺める山だな・・

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八幡平 1613m

のびやかな高原とお花畑の湿原の八幡平 (はちまんたい)

登った日 2003年7月9日  登山基地は 花巻の大沢温泉

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深田久弥の頃は、下の後生掛温泉あたりから苦労して登ったら
すばらしい眺望と湿原が現われて感動したと思われるが・・

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八幡平アスピーテラインが出来た今は、見坂峠の駐車場から
向こうに見える 30mの丘を越えれば 頂上があるそうだ

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10分で途中の 鏡池 それから お散歩雰囲気で5分も歩けば頂上

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頂上は眺望も無く 都会の公園という雰囲気 ズックの観光客ちらほら

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山登りを目指している者は この先の八幡沼を散策するのだ

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ゆっくり散策しても 2、 3 時間 高山植物が楽しめる

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戻った駐車場からは どんと晴れれば 向こうに岩手山が見える
ここまで来たからには 近くの藤七温泉に浸かろう !

ぜったい おすすめ・・・!!!



霧が峰 1925m

ビーナスラインや車山スキー場が出来た今、気軽に散策できる

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花を見に出かけた日は  2006年8月8日  高妻山の帰り

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いきなり最高峰の車山山頂 リフトで来て観光気分の人が多い20070802115546.jpg
手前の駐車場から登っても15分で百名山の頂上 
私は遠くに見える八島ヶ原湿原の向こうから歩いてきた

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八島ヶ原湿原はひっそりと

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散策にぴったりのなだらかな起伏
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車山湿原
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ニッコウキスゲ、マツムシ草、アサマフウロ、オニユリ、・・・
心行くまでお楽しみください
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八島ヶ原湿原には、あざみのうた の碑が
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深田久弥も「霧が峰は遊ぶ山」と言っている

いつ行っても、花が楽しめる素敵なところ








苗場山 2145m

頂上一帯の湿原が特徴の苗場山を、前日 突然その気になって登った

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登った日 2005年9月29日

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かぐらみつまたスキー場の駐車場にて 車中泊  出発 5:30
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20分で和田小屋前の 登山道入り口
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なんてこともない道を90分  周囲が開けてくる
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中央の 尾瀬火遂(ヒウチ)岳 は存在感ある
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こちら 八海山など越後三山
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さらに 60分で 上の芝
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眼下に カッサ湖   それにしても 紫外線 強 !!
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谷川岳 武尊 皇海山 方面  関東側は天気が悪そう
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日本海側  目立つ先鋒は鳥兜山 その向こう戸隠
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眺めを楽しんでいると 突然 ドーンと苗場本峰が顔を出す 今まで見えなかっただけに 大感動 !
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一旦下る  あんな所に湿原なんかあるかしらん ?
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見た目ほどにはキツイ登りではない
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こちらは 津南 松之山温泉あたりかな
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振り返ると さっき感動した富士見坂ふきん
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驚いた 湿原が現われた
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周囲は 切り立った崖なのに 大池塘
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池の前が 頂上の小屋
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静かでひっそりした湿原もいい
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今は 高山植物と紅葉の端境期
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花の頃 また来よう

登り時間       約4時間 
眺望・湿原さろき時間 約2時間
下り時間       約3時間 
駐車場到着  15:00 頃



那須岳 1917m

那須連山の主な山は 茶臼岳、朝日岳、三本槍岳 である

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今回は 以前から行ってみたいと思っていた 三斗小屋温泉も含め "三山がけ" とした

登った日 2004年7月7,8日  
コース : ロープウェー駐車場 ~ 峰の茶屋峠 ~ 朝日岳 ~ 大峠 ~ 三斗小屋温泉(泊)
       三斗小屋温泉 ~ 峰の茶屋峠 ~ 茶臼岳 ~ ロープウェー駐車場

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ロープウェー乗り口の駐車場から 茶臼岳の脇を上る

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ほどなく 峰の茶屋  強風の名所だが、この日は無風 紫外線が強烈

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茶臼岳は明日にまわし 朝日岳へ登る

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火山礫で足場は良くないが、難なく朝日岳  登ってきた道が見える

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朝日岳からは これから行く 三本槍岳が見える

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なだらかな縦走路 ハイキング気分で 三本槍岳へ・・

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那須連山の最高峰 三本槍岳の頂上は なんていうか・・ 平凡

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ここまで楽して来たので 大峠まわりで 三斗小屋温泉に行くことにした

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あとで後悔したが 大峠~三斗小屋 の道はひどい
ヤブこきは苦にはならないが、3つの川を横切りアップダウンが 150m位の山を3回往復した感じ・・

しかし 人があまり通らないだけに 花は多い

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実は 花に慰められながら 苦労して登っている最中に 熊と遭遇した
ゆくてに 白い泥で汚れた毛のある動物が 見える え? パンダがここに居るの?
しばらくして 足がすくんだ・・ 1分ぐらい動けずそのまま
幸い むこうから脇の草むらに入ってくれたので、最初はおそるおそる・・
しばらくして 脱兎のごとくその場から走り出した  ヘロヘロに疲れていたはずなのに

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三斗小屋温泉の大黒屋の建物が見えたときは 本当にホッとした あと20mで動けなくなった

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しかし 泊まったのは 隣の煙草屋旅館

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すぐ温泉に入って 汗を流す

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裏に野天風呂があるというので見に行く 明日朝入ろう

着衣の○○と裸の○○
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お見苦しいものを何度も見せて 失礼しました・・

当然 三山の最後は 茶臼岳 頂上はロープウェーでの観光客がいっぱい

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昨日から 周ったコースが見渡せる ・

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大峠周りは大変だったが、二日間としては楽な縦走
三斗小屋温泉も 旅館だけに温泉はもとより居心地も満足でした




四阿山 2354m 

"あずまやさん" と呼ぶ
公園などにある"あずまや"に 山容が似ているので その名がついたと言う

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北軽井沢から見ると 西に緩やかな双峰を持つ山並みが望める
百名山で 山の眺望も好く 楽して登れて 花もありそう
これは 登らないわけにはいかない・・

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登った日 2005年 8月 4日  出発 7:00
登山口は 菅平牧場の管理棟前  入場料が要るそうだが徴集人がいない

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たんたんとした 尾根道を登る ガスがつきまとうが 何となく花は期待できそう

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約2時間半で 頂上  頂上は思ったより狭い
ガスが多く 残念ながら山の眺望は イマイチ

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向こうに根子岳が見える この 花百名山を遠回りして帰るのが ここの標準コース

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四阿山を下って 根子岳への鞍部 広いササ原が気持ちよい

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ここから見る 四阿山のながめは さすが名山の風格

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根子岳の頂上を経て ここからは 花のオンパレード

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今の時期 少し早いが マツムシソウ がすばらしい
アザミ ウスユキソウ ホタルブクロ イワシャジン など 見あきない

しかし・・
遠くの 雷鳴が だんだん近づいてきた

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まさに バケツをひっくり返したような大雨  突風と雷
運良く 走って登山口の車に戻れる位置だったので 一安心

しかし 目の前の木に落雷したり、道の雨流で車ごと流されそうで
生きた心地はしなかった・・

おだやかで 女性的なイメージの山だが 私にとっては 恐い思い出が残った


会津駒ヶ岳 2133m

百名山を決めた 深田久弥が 好きそうな山がだんだん分かって来た
文献では 品格とか個性とか歴史なんて言っているが、多分これは後世の人間が作り上げたもので

本当は 実際に登って 単純に 感動した山ではなかったか・・
苦労して登ってきて 思わぬ眺望や湿原などの景色に感動する・・
これこそ 久弥の好みの山だ!!

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会津駒ヶ岳は遠くから見ても なんてこともない山である
登った日 2004年7月24日  尾瀬ヒウチ岳とペアでトライした というより 帰りのついでに・・

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登り口はこの木製の階段  車で来たので40分の登り時間節約

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昨日 ヒウチ岳に登り、桧枝岐温泉の民宿でゆっくり休養した後だけに 足も軽い
あっと言う間に (と言っても3時間かかったが) 頂上近くの 駒の小屋へ着く 

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この近く 平凡な登山道の途中に 頂上の印がある とにかく記念撮影

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会津駒の真髄はこれから・・中門岳への散策  深田久弥もこれで百名山に名を入れたと思う

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たおやかな山道を散策 湿原と高山植物   これはイイー・・・

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中門岳の頂上 といっても 一面の 池糖

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ワタスゲがホンワカして なんとも気持ちよい

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つい ゴロンとして しばし休む

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いつまでも 居たい

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よそには無い なんか 珍しい花もあった

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これは 珍しい チングルマとイワシャジンのペアショット

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うだうだ していたら 何となく不穏な雰囲気になってきた

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雲行きが怪しい 遠くで雷鳴も聞こえる  ちょっとヤバイ ゴロンとしてはいられない


大急ぎで下山  しかし 途中で雨が降ってきた
私は なんとか 土砂降り前に 車にたどり着いたが・・

16:00 以降は 集中豪雨と雷

実は 隣の戸沢岳では この時 落雷で登山者3人が死亡
桧枝岐温泉に浸かりながら このニュースを聞いていた

以来 雷は トラウマ・・












散々な山

百名山単独行も 60座を超え 残った山は 手ごわいのが多くなった

これまでブログで紹介した百名山は、いずれも途中天気がよく、眺望や花に恵まれた 楽しい思い出の山行きと書いているが 全てが全て うまく行ったわけではない

むしろ 死ぬほど苦しい登り、草いきれと虫刺され、雨とガス、体調不良、等々・・  毎回 行った現場で "来なきゃ良かった" と後悔するのが ふつう・・・ 大事な人なんか とても連れては行けない

しかし 帰ってきたら 楽しい事しか覚えてなく 性懲りも無く またワクワクと 次の計画を立てる

唯一 ひどい山行きとして 記憶に残っているのが 昭和47年だったか? 8月14日

中央アルプスの 木曾駒ヶ岳を目指して 車で出発 途中お盆渋滞で遅れたが あそこは 宝剣岳ロープウェイを使えば、少々天気が悪くても 楽に短時間で登れる・・と 予想していた

ロープウェイ降り場について驚いた  寒い ! 4℃くらいか ガスで2m先が見えない 雨を交えた横殴りの強風  足元は雪渓

ロープウェーで降りた人が 誰も外に出れない 台風で缶詰の雰囲気 しきりに 山に出発しないよう 忠告している人もいる

しばらく待ったが、雨風はますます強く、雷も鳴り始めた  ロープウェーの従業員の人も 落雷で帰りの運行が止まるかも・・と 口には出さず 心配顔

と いうことで 今回は 撤退 !  そのまま まっすぐ家へ帰ってきた

当然 記録の写真は ない






山のオバケ

私は 根っからの理科系思考で、UFO とか超常現象はまったく信じない性質(タチ)であるが、
山に登っている時は オバケというか妖怪というか・・何か居る? ある? 生きている?
これは間違いない ! と思っている

ヒジョーに自意識過剰な これまでの経験から オバケには 3種類 居るようだ

その1 森の精タイプ

ヨーロッパの森にはよくいるようだが、日本にも妖精らしきものはいる
先祖は、ドイツ・ドレスデンの聖母像の下にいた天使の子供と思われるが、日本に来て少し都会っぽくなった 与 勇輝(あたえゆうき)氏のニングル人形にそっくりである いたずらが好きだが憎めない


その2 水木しげるタイプ

出てくるのは 鬼太郎やネズミ男でなく、4、5 才の子供達である 純日本風の体形で、ちんちくりんの和服を着ていることがある 男の子のほうは、座敷童子として時々朝日新聞の " ののちゃん " に顔を出す 女の子のほうは、丸顔でおかっぱで ブログ先輩のリリー氏とよく似ているが 妖怪リストに見当たらないので 私の思い込みかもしれない いずれも恐い感じはしない


その3 千の風タイプ

森林限界より上のほうで 以前遭難したり行方不明になった人の霊が彷徨っている 具体的な形は見えないが、風の音の中に、雲の光の中に ふっとその存在を感じる事がある 帰ってからも背後霊的にまとわりつく場合も多い


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いま世界中で一番有名なエンゼルだそうだ

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ドレスデンで買ったお土産にも登場している

河口湖ミューズ館に与勇輝作品があるので ぜひ観覧ください
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オバケでも 子供はかわいい・・  大人になったらオバさん ??



日光白根山 2578m

奥白根山とも言う 関東以北では最高峰だが 割と楽に登れる

登った日 2002年8月8日

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丸沼スキー場にあるゴンドラを利用する人が多いが 私はあえて裏道の 菅沼口から 登った
約2時間で 弥陀ヶ池  ここから 望む白根山は 美しい

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天気に恵まれ 頂上は 青空 真っ只中

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菅沼 丸沼 の向こうに 特徴ある双峰の ヒウチ岳

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足元の 五色沼の向こうには 太郎山 女峰山  はるか 那須連山も・・

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そして ご存知 中禅寺湖と男体山

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五色沼には降りていきたくなる力を感じる

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お花畑もヨイ

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降りてきたら ただの池  しかし ここから見る白根山もなかなか・・

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近くの花は "ふうろ"  この花は地名を冠するので ニッコウフウロ か ??

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トンボのペアも仲良くいました 
名物の シラネアオイ は すでに終わり  所々で絶滅防止の復元作業が行なわれていました





火遂(ヒウチ) 岳 2356m

東日本の最高峰 ヒウチ岳は 尾瀬に行くたびにいつも行きたいと思っていたが、単独行でやっと 実現した

行った日 2004年7月23日

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登りは手ごわい と聞いていたので 暗いうちに 御池駐車場を出発  さっそく・・・
 
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1時間登ったら 湿原が現われた 広沢田代

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元気はまだあるが 休まないともったいない しばし休憩  むこうは那須連山か・・

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ワタスゲが心地よい

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行く手の 頂上をめざして 出発

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途中 振り返ると さっき休んだ 広沢田代

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途中休憩をしたので 一気に 頂上近くへ 鞍部から俎巖(まないたぐら) を望む

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俎巖から 最高点の 柴安巖(しばやすぐら) を望む

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頂上から ご存知 尾瀬ヶ原と至仏山

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東電小屋あたり

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尾瀬沼 

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頂上から少し降りた ミノブチ岳から 柴安巖を望む

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帰りは 尾瀬ヶ原までイッキ下山 ぬかるみが多かった

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この時間は ハイカーもいなく静か

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沼山峠をめざして・・ 帰りはまたまだ遠い

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こういう時は ライダースインザスカイ を歌って・・・  ひとり淋しさに 酔う

ふるさと離れて 野に山に
ゆくて定めぬ おれたちは
ゆうべの星みりゃ しみじみ思う
とおいむかしの ものがたり・・

あの娘は 良家のお嬢さん
オレは しがない 山ガラス
山を歩いて なぐさめる
笑ってくれるな お月さま・・




焼岳 2444m

新穂高温泉は、水晶岳、鷲羽岳、笠ヶ岳など これまで何度も登山基地として利用しているが
ここから見える焼岳も百名山ということで 次回の縦走登山の足慣らしで登ろうと 気軽にやって来た

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コースは 眺望を楽しみ トレーニングも兼ねるので 西穂高口から遠回りすることとした

蒲田川ぞいの 登山者用無料駐車場 いつもお世話になっています

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いつもは暗いうちに発つが 今日はもう焼岳が朝日に輝いている

新穂高ロープウェイから 笠ヶ岳の眺めが良い  天気は持ちそうだ

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槍も見える

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西穂山荘は 人でごった返していた 

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ここから焼岳を目指す人は ほとんどいない

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みんなが目指す 西穂高岳を左端に見て ひとり反対側に歩き出す

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目の前の 焼岳まで眺望を楽しみながら 稜線散歩・・ と言いたいところだったが・・・・

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案外アップダウンが多く 時間ばかりかかって なかなか近づかない  笠ヶ岳の景色は満点だが・・

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それでも 近づくに連れて 噴気孔が顔を出す

予想時間の倍近くかかって やっと頂上到達

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心配した 火山ガスの影響は無さそうだ

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頂上から 槍、穂高をバックに端麗な西穂高岳  ここまで苦労した縦走路

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上高地方面  帝国ホテルの赤屋根も見える

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気がついたら15:00 をまわっている  後ろ髪を引かれる思いで 槍、穂高に別れを告げる

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焼岳の標高を甘く見ていた 帰りはどんなに急いでも3時間以上かかる
林の中で日が暮れたら終わりだ 今日はランプを持っていない !!

幸い夕方になっても雲が出ず 最後まで陽の光で明るかった
焼岳の夕映えを見る余裕も無く 下まで駆け下りた

登った日 2004年8月12日
教 訓  山は早出早着



雨飾山 1963m

百名山を踏破する と決めた時 この山は まず早めに押さえておきたい山 と感じた
適当に遠い 急峻な独立峰である 雨、雪が多く 登山期間が短い 等々・・

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行った日 2006年9月6日 台風で不通だった小谷温泉への道が やっと回復したと聞いて 出かけた

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雨飾山登山口 の駐車場は この時期にしては かなり混んでいる さすが 百名山

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山が深いので 遭難も多く 注意や標識は 行き届いている

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この山に登るには まず下る 荒菅沢 (あらすげざわ) を越えなくてはならぬ 

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この沢は 雪渓があるだけに どの季節でも 難所

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特に 夏は 事故が多い  注意して 通過

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沢を越えて 2時間の直登 登ったところが 一息つける 笹平

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笹平から 目の前に 目指す 雨飾山が ドーンと立ちはだかる

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雨飾山の 本峰を登る途中 振り返れば さっきの 笹平

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頂上直下で 親切な道案内が 11/11 の完了 を示す

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なんてこともなく15分で頂上  眺望はイマイチだが この時期 雨が降らないだけでも 運がいいそうだ

天気が崩れそうも無いので 余裕で お花畑に目をやる
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やがて 行きがけの難所 荒菅沢をまた 渡る

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降りてきたら 雲も消え 晴れ  明日登る 妙高山の外輪がくっきり 気持ちも高まる

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ススキは もう秋の風情

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雨飾温泉の 露店風呂に浸かる  ここは 本当に何もない 森の中






石鎚山 1982m

四国の盟主的存在の石鎚山に登るのを 以前から楽しみにしていた

登った日 2007年8月26日

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土小屋の駐車場  西条市から西まわりR494黒森峠を越えて面河渓谷スカイライン経由で来たのでとんでもなく時間がかかった
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石鎚神社遥拝殿から登り始める
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しばらく歩くと 石鎚山本峰が顔を出す  ワクワクして足も軽い
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近づくと絶壁がそそり立つ 登れるかな~ と不安になる
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脇に回って行く様だ
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65mの二の鎖場 巻き道もあるが、石鎚に来て鎖を登らなかったら男がすたる
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68mの三の鎖場 これはほとんど垂直 高見盛みたいに気合を入れて・ 当然トライ 
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上から見るとかなりの高度感  オバさんたちには無理
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三の鎖を上り詰めたところが弥山の頂上 石鎚神社頂上社がある
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あれ むこうのほうが高いかな ?
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そう 天狗岳が最高峰ということで・・ やせた岩尾根でスリル満点
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鎖場の下りは巻き道を・・ 断崖に沿ったグレーチング階段は人工的ゆえ かえって恐い
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花は フウロ  多分 四国フウロか伊予フウロか・・
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帰りの 面河渓谷からの眺めも野性的でよい
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割と楽に登れて鎖場など盛り上がりもある 景色も良い

名山の名に恥じない素敵な山であった




剣 山 (つるぎさん) 1955m

鳥取の大山を制覇した翌日 瀬戸大橋を渡ってそのまま 四国をまっすぐ行けば 楽に 剣山へ到達するはずだ

と思った日 2007年8月25日

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まんのう町の峠を下る美霞洞温泉あたりから はるかに剣山(カナ?)が見えた
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吉野川を渡って登山口への道路 国道438号線に入る
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所々に対向車とすれ違いスペースがある程度の林道風の国道  なんじゃ これは !
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約40km 3時間かけてやっと登り口らしきところに着く
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ここまできたら 歩いて登って1.5時間、リフト使えば30分 
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リフトを降りたら少しの登りで 頂上下の両剣神社に着く
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頂上付近は 気持ちの良いなだらかな草原 苗場山 会津駒タイプで 深田久弥の好みだな~
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ずっと木道があって 最高点の一等三角点は立ち入り禁止
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頂上より 石鎚山方面  それにしてもこの山行き ずっと好天が続く
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隣の 次郎笈(じろうぎゅう) という山もすばらしい  時間があれば登りたかった
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花は 端境期か キレンゲショウマを見たかったが・・
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下り途中の大剣神社は 石灰岩の間にある  裏の御神水をありがたく頂戴した
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リフトまでの道程は大変だが 初心者でも楽しめる優しい山と感じた

頂上に宿泊設備も整っているので 厳寒期にゆっくり滞在したらすばらしいのでは・・

と思いながら 駆け足で下り 明日登る石鎚山方面へ車を急がせる




大峯山 1915m

修験道の霊山が連なる大峯山は 介護修行の身としては ここで 登らなくてはなるまい

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前日 伊吹山に行った帰り、伊賀甲賀の里を経て 奈良県天川村の登山口まで車を走らせた

登った日 2007年8月22日
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山奥のさらに奥の駐車場は 真の暗闇 昨夜は 廻りで もののけ どもが騒いでいた

駐車場のそばが登山口
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入ってすぐガイドにある 特徴的な橋を渡る
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1時間程度の登りで 大峯奥駈道  朝もやが 神の山 の雰囲気で気が引き締まる
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尾根道で六根清浄を唱えながら・・ 程なく 弥山(みせん)の頂上小屋20071014174902.jpg

頂上にある 弥山神社にお参り
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ここから 最高点の 八経ヶ岳は近い
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30分で八経ヶ岳 頂上  だれもいない
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頂上から和歌山方面  紀伊半島の 山また山が連なる
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頂上から三重方面  大台ヶ原山付近は天気が良さそうだ
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そうだ 今日のうちに大台ヶ原山に登ろう ! 大峯奥駈道を急いで下る
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これが 修験者の道か・・ 何か感じる
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え! なんであそこに甲斐駒ヶ岳があるの ? 山梨県にワープしたか ?
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突然 目の前に妖怪が・・!!  そうか これも修行か・・
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気持ちを引き締めたら 12時半には駐車場に到着した
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昼食を食べて 再び林道を走る
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大台ヶ原へのドライブウェイ途中から 大峯山系を望む

ベテラン登山者向きでもない家族向きでもない 不思議に心が洗われる山でした




大台ヶ原山 1695m

2007年8月22日 大峰山を踏破したその足で 一路 大台ヶ原山へ

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駐車場は 14:30で 観光バスなど 8割程度
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普通は 正木ヶ原 を回る一日コースだが 今回は 最高点の日出ヶ岳のみ
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整備された遊歩道を30分で頂上の展望台
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大台ヶ原で午後3時すぎでは この天気もしょうがないか・・ でもナカナカの眺望
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晴れたら ここから富士山が見えるそうだ
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誰もいない頂上には ギンヤンマ  近くには鹿の群れが・・
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誰もいないと思ったら・・ 彼は"山渓"の契約記者ということで 「山で会った人」
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苔に覆われた林床は さすが・・
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帰りのドライブウェイから "また来いよ" と山が言っているよう
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百名山を一日に2座踏破したその理由は・
 日本有数の雨が多い地帯なのに 今日は晴れている
 山頂近くまで車で行け 楽に登れる
 東京からまたここまで来るのは大変だ
 大峰山で精気をもらい まだ元気一杯


夕立が 来そうだ 今日は天川村の野天風呂にゆっくり浸かろう・・





大山(だいせん) 1729m

伯鰭(ホウキ)富士と呼ばれる秀麗な山容をした大山は、登山心をかきたてる 登った日 2007年8月24日
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車中泊した駐車場 冬はスキー場だけに駐車場、トイレ等は整っている
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登り始める しかし10分経ってトイレに戻ってきた
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六合目小屋までは 樹林の中 何となく登っていく
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ここで景色が広がる 隠岐島や島根半島、米子市、宍道湖が見えるそうだ
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実際はこんな眺め 米子市あたりはよく見えるが 晴れすぎて湿分が上がってきている
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頂上ふきんの崩壊地帯 ふもとの大山寺が土砂で埋まる深刻な問題が・・
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眺めを楽しんでいるうちに弥山(ミセン)頂上 こんなに天気が良い日は最近珍しいそうだ・・私は晴れ男
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最高地点は 剣が峰だが 崩壊が激しく立ち入り禁止 今回はおとなしく従う ここまで3時間弱
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ダイセンの名を冠した草木は多いが、目立ったのはダイセンキャラボクの潅木の間にあるフウロ、アザミ・・
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花と景色を堪能しながら大山寺まで下山 奥の大神山神社にお参りした
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大山がもっとも美しいのは西からの姿 米子道の溝口ICから近づくと突然顔を出し感動する
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南の蒜山(ヒルゼン)高原からだと全然違った山に見える
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蒜山高原をゆっくりドライブし、八束(ヤツカ)の湯および湯原温泉で汗を流した

十分 期待に応えた山でした また 登りたい・・


祖母山 1756m

熊本の波野高原あたりから見る祖母山(右)は、たおやかである 左の傾山と共にこれまで そう興味は無かった
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単独の車中泊 昨夜はもののけどもがうるさかった 少々下品な騒ぎ声は、"千と千尋の・"飽食の神々ではなかったか・
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この付近に神武天皇の祖母がいたということはたぶんそうだ 天孫降臨の地でもある
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とにかく登りだす 西沢渓谷の七つ釜滝にそっくりの沢があった 規模は大きいが名前はない
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五合目小屋は自然林のまっただ中 ガイドではここから1時間で国観峠と書いてあるがこれはウソ  
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急登が3時間続く やっと国観峠 目の前に頂上が見える 一息つく 
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周りを見ると 鹿の足跡か  巨大ミミズもいっぱいいる
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程なく 祖母山 頂上 だれもいない・・ハダカでしばし日光浴 2007年8月28日12時
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普賢岳、金峰山、阿蘇山、九住山、由布岳、鶴見岳、高崎山・・九州を横断する火山帯が一望できる 

 "由布岳 鶴見岳"  "久住山 大船山"  "阿蘇五嶽"
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これこそ大地の鼓動 手塚修虫の"火の鳥"の黎明編、神が大地を創り山ができ川が流れ森ができていく・・・ 

隣の 傾山も儀礼上 写さなくては・
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この山は 案内看板がおもしろいので シリーズで
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よけいなおせわです・
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そういうと やたら丁寧に・
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職労がなんだか なつかしい 昔は労組と山登りは相性が良かった
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若者か このポップな文字は
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こんなに細かく書く必要ある ?
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これは 少々おおざっぱ過ぎるような~
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わーなつかしい ボンカレー的焼付け看板 字体も・
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教科書ですね

花は 残念ながら・・このくらい  春のツツジは良いそうだが・
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帰る途中の近くの山 ドーム型の頂上がおもしろい 越敷山という
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難易度は初級の山と書いてあるが アプローチや設備、道の状況などから 中級の山と思える 眺望は一級だが、深田久弥がなぜ百名山に選んだのかイマイチ不明 ウェストンが登ったからか ?




両神山 1723m

百名山で近くにあって登ってない山、 紅葉狩りがてら行ってくるか・・登った日2005年10月28日
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駐車場は案外狭い 10台くらい
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へばりつくように建つ両神山荘から登り始める
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下の方は紅葉というより 木々の緑がさわやかだ
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2時間ほどの森林浴で 清滝小屋に着く この付近なかなか趣がある
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鎖場なんてのもあるが なくても楽に行ける
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高度が上がると紅葉となる ワーと驚く・・程ではないが
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両神神社の狛犬は 狼みたいでちょと恐い 狐かも?
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この辺から頂上が見える ここは 産休イヤ産体尾根 というのか・・
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程なく頂上 登り口から4時間 案外時間がかかった
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頂上からの眺め 高度感がやや不足だが、まあ天気も紅葉日和で満足
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アカヤシオの紅葉が素敵だったのでパチリ  この辺まではフツーの山登りだった
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気がつくと猿がいる ほー野生の猿もいるのか・・
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帰り道 なんと あの猿か? ついて来る  イヤ別に~あたしゃ ただ食べてるだけ・・
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なんか猫みたいだニャー おまえは・
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オトモダチになりたいんでしゅよ20071020192858.jpg
足でもお揉みしたしやしょうか・・ ホラ もう遅いから仲間のところに帰んな・・
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そういわれましても・・
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あたしゃ ただ傍で食ってるだけでごじゃんすよ
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モー 麓まで着いたじゃないか ドーするつもり? 暗くなったよ
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コラ! いつまでいるんじゃ~! アンタを連れてはいけんのじゃ!
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じゃ・せめてものお別れに記念撮影でも  悲しいナー・・
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こちらも寂しかった・・

あの親しさはきっと山のオバケが形を変えたのに違いない
そういえば、頂上でリリーから電話があったり、帰り 誰かが後をつけているような気配が・・

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なんとも不思議な山登りでした





甲斐駒ヶ岳  2967m

この山は 多分 1973年の夏 仙丈ヶ岳と一緒に登った覚えがある

石灰岩の摩利支天峰が朝日に輝いていた様は 今でも衝撃的に脳裏に焼きついている

その頃 広河原のバスもなく 駒ヶ岳神社から延々と黒戸尾根を登り 帰りは 仙丈ヶ岳から戸台まで これまた 延々と歩いた記憶がある 若いからできた


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これから 朝な夕なに 別宅から 気の済むまで眺めていられる
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白州の道の駅で おいしい水を汲むときも そばに控える
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別宅のベランダからだと ちょっと電線がわずらわしい70甲斐駒ヶ岳04

雲に隠れた 甲斐駒 も たまには イイ
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我が別宅には 甲斐駒ヶ岳用 観測窓 を設置した
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陽が沈む位置なので 夕焼けや月との対比も また楽しめそう70甲斐駒ヶ岳07

八ヶ岳観測用散歩コースからも 同時に甲斐駒が観測できる
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以前 登ったのは3人で  いずれ単独で再度登りなおす予定




八ヶ岳  2899m

九州から東京に出てきて はじめて九州以外の山に登ったのが これ  頂上に登ったのは 1971年 8月
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今は 別宅建設の打合せで 行くたび毎回眺めている 韮崎の広域農道から
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時に 諏訪湖あたりから 茅野市のバックに見るのも 趣き十分
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別宅からは直接見えないが 少し歩くと迫力の景色が
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夏の八ヶ岳も良いが やはり雪を頂いた八ヶ岳が 心を打つ69八ヶ岳05

手前の家屋も 雰囲気を添えて ヨイ
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別宅が出来たら この付近は 毎日の散歩コース    楽しみだ ・・・







白峰三山

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山梨県の勝沼 IC あたりから 甲府の町の向こうに見える 白峰三山

右から 北岳 3192m 間の岳 3189m 農鳥岳 3026m

南アルプスの盟主にふさわしい 堂々とした風体である

北岳と間の岳は 富士山についで 国内第2位と第4位の高さ である

この3mの間に割り込んでいるのが 第3位の 北アルプス奥穂高岳  3190m

もっとも 奥穂高岳は 狭い頂上に コンクリートで固めた 5mのケルンを 建て

こちらが北岳より高い と言い張っている  ちょっと さもしい・・じゃないかい?

間の岳なんか 頂上はダラーンとした石の広場だよ 金峰の五畳岩みたいな

展望台をおけば かんたんに10mくらい高くすることは出来るし まあ

そんな 目立ちたがり屋じゃないからね ・・ よゆー でんな









栄誉

冒険家の三浦雄一郎氏が 75歳でエベレストに登頂した すばらしいことと賞賛したい

彼は最高齢でのエベレスト登頂を狙っていたが 惜しいことに

3日前に76歳のネパール人が 登頂を果たしていた  これについては

せっかくの記録達成を直前で横取りして ! など 言うつもりは毛頭 ない 彼にも "おめでとう" といいたい

ネパール人の彼は おそらくシェルパだったのではなかろうか 

シェルパにとっては エベレスト登頂なんてそれほどのことでもなかった のではないか

女性初登頂とかその国での初登頂とか 栄誉となっているが いずれもシェルパの助けを借りている

世界混成登山隊では 日本の上村正巳さんがサポート役をやっていたが 

最終的に登頂する人よりも シェルパとかサポート役が そのまま登頂したほうが ずっと 簡単にいくような気がした

大きな登山は チーム仕事なので 最後の登頂者だけに栄誉がいくというのは 納得がいかない

エベレスト初登頂の ヒラリーは シェルパのテムジンにも 栄誉を与えている


私の百名山挑戦は すべて単独行をめざしている これは栄誉をひとりじめしよう ということではない

疲れて休みたい時に自由に休める より慎重になり 状況によりすぐに撤退できる 

これが 最大の理由である

さて 来週は 屋久島 宮之浦岳 に挑戦   ガンバロー












宮之浦岳 1935 m

2008年7月7日 西日本で唯一の 百名山未踏峰 宮之浦岳を目指す  天気ヨシ ! 体調ヨシ !

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淀川登山口までは軽のレンタカー(5000円)にて 宮之浦より約50km 1時間   朝5:00 に到着

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30分ほどウォーミングアップで一山超えたところが 淀川小屋

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道はそれほど険しくはない  屋久島名物の杉がぞくぞく現れる  この程度でも 特に名前がついてない

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やがて 特徴ある石がある 高盤岳が望める

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この石は ゲンコツ岩 と呼ばれるそうだが いろんな石があって飽きない 石特集は別掲

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そろそろ やや疲れてきた頃 小花之江河 いかにも日本庭園の湿原

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つづいて 規模が大きい 花之江河  大休憩で朝食

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このころになると かなり高度も上がり 隣によりそう 種子島 の形も はっきり

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いくつ山を越えたか・・ いいかげん飽きた頃 前方に 目指す 宮之浦岳が現れる

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水は豊富 あまり透明すぎて 写真に写らない

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6時間半かけて AM11:30 ようやく頂上  この時間で雲がないのは珍しい とのこと  

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永田岳と硫黄島 をバックに 頂上で愛を叫ぶ  この美しい島の森と水と 全ての自然に愛を・・~ !!

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開聞岳は すぐそばに 大隈半島や霧島連峰も  それにしても周りには 島がいっぱい 

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種子島の ロケット発射台も はっきり望める

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帰りは また 6時間近くかけて 同じ道を戻る  登山口へ着いたら 車2台だけ

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シーズン最初の登山で 脚にはこたえたが 天気も良く途中の景色もなかなか味がある素敵な山でした

屋久島での感動は とても 1度では紹介しきれないので しばらく続きますよ -












屋久島 石劇場

前回の宮之浦岳登山で紹介した 高盤岳の ゲンコツ石  
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杉が終わった 投石平(なげしだいら) あたりから いろんな石役者が登場する
57屋久島の石02
これは 玉子石 と呼ばれているメジャーな役者 そのあとは 独断と偏見で 私が名前を付ける  
57屋久島の石03

イワンのばかと鯛と追う亀
57屋久島の石04
ハローウィンの熊ちゃん
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ワレメ岩に苦しむレーニン
57屋久島の石06
サル山
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甲冑のドンキホーテ と あきれる王
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ベレー帽のトマト と 元野菜たち
57屋久島の石09
大黒様のわすれもの
57屋久島の石10
小象のお遊び
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揺れる~想い~♪ 重い~ ?
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スッポンに噛まれて逃げ出す浦島太郎
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力尽きた爺さん
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顔ナシその後
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高尾山カラス天狗の末裔
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おばあさんたちの楽園
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おひけぇなすって くりお岳 でござんす
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ここは 石だけ見ていても ずっと飽きない






塩見岳 3057m

塩見岳は南アルプスのど真ん中 縦走ならいざ知らず単独で登るにも 2泊3日はかかる 

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行った日 2008年7月29日~31日 まずは車で中央高速を松川ICまで さらに大鹿村から鳥倉林道へ

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駐車場から 登山口まで さらに林道を約40分歩く 登山口に着いたらちょうどバスが着いた AM8:30

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いきなり 三伏峠小屋に着いたが ここまでの登り5時間は厳しかったー !

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あえぎあえぎ登る 途中から 鳥帽子岳 が見える あそこでも相当高いねー

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途中のお花畑 つい咲き始めたばかり という感じ

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三伏峠小屋に 13:30 に着いたので 途中で見た鳥帽子岳へ登ることにした ここから一時間弱で登れる 

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幸い 夕方なのに雲もかからず 甲斐駒 北岳 間の岳が良く見える そして 明日登る 塩見岳も

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初めて 目前に見る 塩見岳 さすが 百名山の風格

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良く見ると 西側がパックリ切れ落ちている あんなところはたして 登れるのかしらん 

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反対側は 荒川三山へ続く 縦走路  小河内岳の避難小屋が ポッチりかわいく 見える

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昔に比べて 最近の山小屋は快適になったねー 一泊二食で 8000円 は高いけど ・

81塩見岳1-12


 
まぁ とにかく 今日は疲れた 明日だ 明日だ


塩見岳へ

私が来る前の日は 大雨と雷がひどかったそうだが 今日はこの天気 晴れ男の面目躍如

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北アルプス 乗鞍岳 後立山連峰 もすべて 快晴

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当然 近くの 中央アルプスも くっきり ・・ 木曾駒ヶ岳 宝剣岳 空木岳

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本谷山に登る途中 少しだけ 富士山が見える しかし この日見えたのはこの時だけ

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尾根歩きと 気持ちの良い樹林の中を 三時間半 塩見小屋に到着する まだ11時 

今日のうちに塩見岳へ登ってみよう 往復三時間  明日の天気はどうなるか分からないし ・・ 

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すぐに天狗岩への急登 両手を使うようになる 足場も悪い

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ここが 昨日見た 西面の岩場か 一歩一歩慎重に登るしかない

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岩にしがみついている目の前に高山植物 応援してくれてるの ?  

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下を見ると恐いので ひたすら上ばかり見て登る だんだん空が大きくなってきた 

頂上直下は いつもワクワクする この時が一番好きだ


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7月30日 12:30 ついに 3052m塩見岳頂上に 到達

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頂上は狭いので すぐ次の人に交代

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頂上より北望  甲斐駒ヶ岳 北岳 間の岳 農鳥岳  それと間の岳から続く稜線

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比較的広い西峰で 休憩 食事  本当なら 富士山がすぐそこに見えるはずだが ・

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すぐに 雲が上がってきた 遠くで雷鳴も聞こえる  そそくさと下山にかかる

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塩見小屋では トイレ汚物はすべて袋に入れてヘリで降ろすそうだ これは納得 !

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夕方(といっても午後3時頃) 雲が消えてきたので 小屋の裏山で 日光浴 兼 山岳浴

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夕食の4時半まで 気の済むまで 山を眺めていました





塩見岳から

塩見小屋の夜明け 農鳥岳の上に三日月が ぽっかり

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すでに陽は登っている

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山蔭の暗やみから サーチライトのような 光線と影 コントラストを楽しむ

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昨夜のうちから 晴れたらもう一度 塩見岳に登りなおそう と思っていた

その理由は 

この景色 ・・ 雲海に浮か富士山 ・・ を 見るため 


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もちろん他の山も  仙丈ヶ岳 甲斐駒ヶ岳 北岳 間の岳 農鳥岳 ・・ あの日登った山

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来年登る予定の荒川三山も  悪沢岳 明石岳 聖岳 兎岳 ・・

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これは 奥多摩 雲取山 秩父連山 方面

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キリマンジャロ似の 恵那山 も 雲の上

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でも やはり イチは 富士山 

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  あたまを 雲の上に出し
  四方の山を 見下ろして
  かみなりさまを 下に聞く
  富士は 日本一の山

  青空たかく そびえたち
  からだに 雪の着物きて
  かすみの裾を 遠くひく
  富士は 日本一の山





恵那山 2191 m

恵那山(えなさん)は 近くを通るたびに これまで登ろう登ろうと思いながらも ・・

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中央高速の恵那山トンネルを抜けて 神坂SAからのながめ

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同じところから 春3月

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これは 4月の初めころか

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名古屋方面から だんだん近づく 恵那山は すばらしい  中津川あたりから

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先月 南アルプスの塩見岳から望む 雲上の恵那山  これを見て 次はこれだ!と決めた

登った日 2008年8月26日 ガイドブックにはない 広河原登山口から登る

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駐車場から 林道を20分ほど歩くと 登山口に到着  AM11:00 ここからほぼ一本調子の登り

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雨が心配だが ・・ 頂上付近を見ても 曇ってはいない様だ

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樹林の中をたんたんと登っていく

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2時間ほど汗をかくと 樹林の背が低くなり笹原となる

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眺めも好くなり 伊那谷の飯田市が見渡せる 南アルプスは2500m以上が雲の中

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登山口から約3時間で頂上に到達 PM2:00 ここは眺めはない そして誰もいない

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お社があり展望台もある 一応 証拠写真を撮る

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8月も もうすぐ終わり  下りてきても ここは すでに 秋の風情

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下からいつも眺めていた時は豪快な恵那山のイメージであったが 登ってみたら 繊細

木曾街道によく似合う ニッポンの山 でした







恵那山の自然

恵那山で 素敵だったのは ・・ 森

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ここは なんとなく 夜叉神峠(やしゃじんとうげ) の雰囲気

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人工の植林された森も すばらしい 

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これは 世間ではたぶん 雑草 と呼ばれるものでしょう

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低いところでは 広葉樹林  これも 松之山温泉に劣らず 美人林

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しかし あまり見とれていると 足元がすべる  それに 暗くなってきた

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河原で汗を流し ・

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余韻を楽しみながら 林道をあるく ・

♪ 山よ さよなら ごきげんよろしゅ

  また来る時には 笑っておくれ ♪








御嶽 (おんたけ) 3067 m

6年前登った乗鞍岳から望む 御嶽山  へー 御嶽山は乗鞍より高いんだ・・ と思った

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田の原駐車場へ前日到着し 車中泊  昨夜は満天の星空 これだけでも来た甲斐があった

98御嶽山0298御嶽山04  ここの駐車場には自動ドアつきの立派なトイレが

天気の具合が心配だが とにかく 登り始めるか

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講や修行登山など登山者が多いので 道は整備されている

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前を見ると 2500m以上はガスの中 昨日の恵那山2191mだったら 問題なかったのに

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登るにつれてガスの中  ここから 富士山が良く見えるはずだったんだ ・・

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ま 途中途中に やしろ も沢山あるので 知らず知らずのうちに高度を稼ぐ

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ときどき サッとガスが晴れて 王滝小屋や頂上小屋が見わたせる

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王滝山を過ぎると お鉢巡り 火山ガスの臭いとガスが一緒になって 地獄模様

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ここは 恐山 か ・・

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ガスの中から 突然 頂上小屋 が顔を出す

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2008年8月27日午後12時30分 頂上到達  ガスの晴れ間を期待したが ほんの一瞬のみ

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頂上はおやしろが占拠している 友人の病気回復を祈願して そそくさに下山

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登り始めた 田の原 が見えているが なかなか近づかない

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何年か前 御岳が噴火して地震が起きた時の 大規模地すべり跡が見える

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田の原 付近は小規模ながら 湿原らしいものがある

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展望台から 開田高原 方面

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帰りがけ 中央アルプスの 木曾駒ヶ岳あたり か

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天気はそれほど良くなかったが すぐ近くでは集中豪雨との情報

この時期に 雨具を使わず 山に登れただけでも よし! とせねば ・・










人工物

恵那山や御嶽山では 自然もすばらしかったが 人工物もいろいろあったので 紹介する

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文字が消えている立て札には たぶん ・ 峰越し林道を経て馬籠宿へ至る  ・・

御岳の看板も なかなかユニーク


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フツーのうけ狙いの看板も ・  漢字の勉強的な看板も ・

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御岳の特徴は なんといっても おやしろ 中には 童子像が ・

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頂上付近は 最新の火山ガス測定装置が ・ ピコピコ鳴っていた所をみるとかなり濃度はあったかも

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99人工物16 恵那山から御岳へ移動中 妻籠宿の看板がほんのり

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ここは 木曾街道(R19)と伊那谷(R153)をむすぶ 権兵衛トンネル

ずいぶん便利になりました








いつかある日

退職してはや7年 別荘も建てた 音楽もやっている 旅行や山にも行っている

好き勝手に一生懸命 生きている 

山に登っている時 ふと思う ・・ もう 今 死んでも 思い残すことは ないな ・・


03いつかある日01

♪ いつかある日 山で死んだら

  ふるい山のともよ 伝えてくれ


03いつかある日02

♪ 母親には 安らかだったと

  男らしく死んだと 父親には


03いつかある日03

♪ 伝えてくれ いとしい妻に

  俺が帰らなくても 生きてゆけと


03いつかある日04

♪ ともよ山に 小さなケルンを

  積んで墓にしてくれ ピッケル立てて


03いつかある日05

"単独行" の加藤文太郎は 北鎌尾根で消息を絶った

冒険家の上村直己は 厳冬のマッキンレーで消息を絶った


03いつかある日06

私がいつか 山で消息を絶っても ヤボな捜索はしないで ・・

もし 何年か経って リュックやトレードマークの眼鏡バイザーが見つかったら

そっと ケルンに添えて 墓にして欲しい


03いつかある日07

いつも 山を見ていられる

なんと すばらしい 墓標ではないか









下山中

無事に登頂を果たし 充実感いっぱいで 下山中は 

滑ったり 転倒したり 捻挫したり  

危険がいっぱい

とくに 疲れが溜まってくる 後半は 
 

02ヒゲダンス01 02ヒゲダンス02

こんな時 手を使って 集中 !!

両手を広げて バランスをとる

これって ・・・

ヒゲダンス






薬師岳へ

8月の後半はずっと雨が続いていたが 今週は絶対晴れると全天気予報のお墨付きを得たので 勇んで出発

18薬師への道01

上高地への 釜トンネルを横目に 目的地は 北アルプス 薬師岳

18薬師への道02

安房トンネルを超え 平湯温泉もあっと言う間に通過  奥飛騨 道の駅で一休み

18薬師への道03

ここから山道 悪名高き 有峰林道方面に入る

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林道までが また遠い 道は良いが 峠道を上へ上へ

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相当高くまで上がったらしい 笠ヶ岳に夕日が当る

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アップダウンを何回か繰り返し これが最後の峠か 飛越(とびこし)トンネル

18薬師への道07

やっと 有峰林道の入り口 料金1800円を払う もう少し遅かったら通行止めだった

18薬師への道08

日が沈むと暗くなるのは早い 黒々とした山の端は好きな景色だが 今は目的地にいつ着くか気が焦る

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有峰湖畔を かなり走ったが 周りは漆黒の闇 月が怪しく光るだけ

18薬師への道10

真っ暗だが なんとか登山口近くに 着いたみたいだ 

とにかく 今日は 車中泊  明日また考えよう





薬師岳 2926m

百名山踏破で 北アルプス唯一の未踏峰 薬師岳へ   登った日 2008年9月9、10日

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この写真は 一昨年 黒部五郎岳方面から望んだもの 登ろうと思って 2年経っての挑戦 

19薬師岳02 19薬師岳03

昨夜は全くの闇で分からなかったが 立派な駐車場だった   登山口も目の前

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最初 しばらくは林の中の急登  ときどき特徴のある山が見えるのは 剣岳か

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しばらくすると 眺望が開け 登りの苦しみも癒される 

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立山 剣岳 弥陀ヶ原 が くっきり

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反対側は 登ってきた有峰湖の向こうに 雲上の白山

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太郎平小屋も近い                 小屋の前で一休み まだAM10時

19薬師岳11 19薬師岳12

さて 小屋から目前の薬師岳に向かう    しばらくして振り返る 太郎平小屋と白山連峰

19薬師岳13

途中の 薬師平 お花畑に槍ヶ岳が まるで絵に描いたみたい

19薬師岳14

太郎平小屋からすぐ近くに見えていたが なかなか遠い やっと本峰の登りにかかる

19薬師岳15

かなり登ったところに 今日の宿 薬師山荘  一部荷物を置いて 頂上へアタック

19薬師岳16

身も軽く 頂上が近いので心も軽い  空はどこまでも 青い

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雲海の上に出てきて 天国へ来た 感じ  急に周りの山が見渡せるようになってきた

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槍穂高 水晶岳 雲の平 ・・ もうここから 北アルプス全てがはっきり 見渡せる !

19薬師岳19 19薬師岳20

12時ちょうど 頂上 到達   こんなに天気が良いのは一年でも2 3日あるかどうか との話 

19薬師岳21

頂上に 3時間も留まって ゆっくり山の眺めを満喫

19薬師岳22 19薬師岳23

さらに 山荘に帰ってからも 夕食まで 夕日にかがやく槍ヶ岳をたっぷり

19薬師岳24

明日 もう一度 登って 御来光を拝もう





薬師岳から

一生でめぐり合えるかどうか分からないほどの好い天気だそうで

薬師岳頂上には 2日間で5時間ほど滞留した

頂上からのながめ を たっぷり ご覧下さい


21薬師からの眺め01暑くもなく寒くもなく さわやかな微風が吹く 頂上 薬師如来堂

21薬師からの眺め02ちょっと降りたところから見る 薬師山荘と太郎平小屋

21薬師からの眺め03薬師本体の山も カールがきれい

21薬師からの眺め04雲の下は富山市 富山湾 ときどき集落が見えます 

21薬師からの眺め05なんといっても 槍穂高 鷲羽岳 水晶岳 雲の平

21薬師からの眺め06水晶岳から 野口五郎岳 烏帽子岳に続く尾根も

21薬師からの眺め07手前は 赤牛岳に続く尾根

21薬師からの眺め14それにしても 正面の赤牛岳の眺めはす ばらしいですね

21薬師からの眺め08朝の御来光はちょっと遅れたので途中から

21薬師からの眺め09槍穂高は逆光なんでシルエットになります

21薬師からの眺め10有峰湖や能登半島方面が見えます

21薬師からの眺め11黒部五郎岳は こちらからだと振袖で顔を隠している感じだが その向こうに笠ヶ岳 さらに乗鞍と御岳が
四座揃い踏み


21薬師からの眺め12肉眼ではハッキリ見えましたが 蝶ヶ岳のむこうに富士山が ・・ 感激 !

21薬師からの眺め13あずまや山を従えた 浅間山も煙と共に見えます

21薬師からの眺め16後立山方面もすべて見えます やはり代表は 剣岳

21薬師からの眺め1719薬師岳1821薬師からの眺め1921薬師からの眺め2121薬師からの眺め22陽が傾いて 刻々と 変わるこの景色 槍穂高は ずっと見てても飽きません  

21薬師からの眺め20


山に登って 本当に良かった  と思う

薬師岳の花

薬師岳では あまりにも天気が良かったため 花にはあまり気がつかなかった

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それでも 太郎平あたりは高山植物の宝庫らしい 9月はやや端境期でもあるが

20薬師の花02

2500m以上は岩山で ハイマツ以外 あまり 見当たらない

20薬師の花03

しかし 薬師平あたりは 水が豊富みたいで 一面のお花畑 花の時期はヨイと思う

20薬師の花0520薬師の花0620薬師の花04

北ノ俣岳から黒部五郎岳へ続く ダイヤモンドコース の稜線に ここの お花畑が ぴったし

道の脇にも いろいろ あることはある


20薬師の花07 20薬師の花08
17白山の花09 20薬師の花10

山をバックに 花があると なお素敵

20薬師の花11
20薬師の花12
20薬師の花13


9月の 山は 静か です


白山 2702m

北アルプスに登って西方を望むと  乗鞍岳 御岳山 と並んで いつも目立つのは 白山

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薬師岳から下りて来たが まだまだ午前中 天気も良い 予定通り 車で白山へ向かう
 
しかし 途中の思わぬ難路で スーパー林道越えは間に合わず 飛騨白川の平瀬温泉で一泊


16白山02 16白山03

翌日 こちら側の登山口から登ることに急遽変更

16白山04 16白山05

登るにつれて 昨日登った薬師岳 槍穂高連峰 乗鞍岳 御岳山 が朝日の逆光の中に浮かぶ

16白山06

2時間ほど登った 避難小屋から 目的の頂上が見渡せる まだまだ遠い

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左が一番高い 御前峰(ごぜんがみね)  右は 剣ヶ峰

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途中の大倉山を登りきると 御前峰も近い 弥陀ヶ原のハイマツ帯が広がる

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ほどなく まるで宮殿のように瀟洒な山小屋 白山室堂へ着く 

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目の前の白山をバックに 白山神社 (しらひめ神社)

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白山の いわれ が詳しく説明されている   お参りして頂上アタック

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40分ほどで頂上到達  2008年9月11日 12時30分

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頂上は 火口跡の翠ヶ池と 3つの峰 御前峰 剣ヶ峰 大汝峰 から成る

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例によって 頂上でユックリ こんなに天気も眺めも良いのに あわただしく写真を撮って下りていく人もいる

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向かいの 剣ヶ峰は ほとんど登る人はいないみたいだが 眺めるのはヨイ

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今夜の泊まりの白山室堂は 県立だけに 広大なビジターセンターと600人収容の宿泊施設を備える

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トイレも食事も 山小屋というより 青年の家 か ナントカ研修センター の雰囲気

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シーズンオフのゆったりとした山小屋で やることは 夕日を眺めることぐらい  ♪ いつか あーるひ~ ・・

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次の日 朝 御岳を眺めながら 下山

まだ早い  ひょっとしたら

今日中に もうひとつ 山に登れるかも ・・










荒島岳 1523m 

白山を降りたその日 移動中の 九頭竜湖付近から望む 荒島岳(あらしまだけ) ここは深田久弥の地元

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白山室堂から眺めた 荒島岳 付近 ここから見ると フツーの山に見えるが・ 標高も低そうだし

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車で近づいてくると やはり堂々とした百名山らしい山

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登山口に到着したのが 12時ちょうど  今から登るか さて思案のしどころ

ガイドには 難易度は初級 登り3時間25分 下り3時間 とある 
今日の日の入りは6時ころだから ぎりぎり暗くなる前には帰れるが
今日は朝から 白山の下り3時間をすでに歩いている そして運転を2時間
以前 奥多摩で日が暮れて真っ暗になり山道を動けなかった苦い経験を思い出した
しかし山に入って三日目 足腰の調子は絶好調 休憩を切り詰めればガイドの予定時間より早いかも
天気もそろそろ下り坂だし 石川県の果てまでまた来るのは大変だし


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結局 登山決行 あたふたと準備して出発したのは 12時半  いつもなら頂上に居る時刻

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かなりハイペースで登っている途中 白山はかすんで見えず

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今頃から ? と 途中で会う下りてくる人もびっくり  シャクナゲ平に着いたが 所要時間はガイドブック通り

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途中 クサリ場的急登を何ヶ所か  もうそろそろ と思ったら まだまだ高いところに頂上が  アセる !

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それでも なんとか 頂上到達  2008年9月12日 15時40分

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晴れてはいるが眺めはこの時間ではムリ 心の余裕もない 15分の滞在で下山開始

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17時をすぎると山道は暗くなる 疲れているが極力テンポアップ 

ただ こんな時に 事故起こしたら絶対助からないので ヒゲダンスで慎重をきす


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戦いに敗れた落ち武者 ていうか 敗残兵の気分  後悔?  まぁ- いつものこと・・

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足元がヨイところは フラフラしながらも 競歩スタイルで急ぐ

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暗くなると まわりで もののけどもが ギャーギャー さわぐ

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ついに 真っ暗  しかし懐中電灯の準備は万全

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ねむの木 も オネンネ  ♪ ねむの~木の葉の下で~ 今はただ眠りたい~ ・・ 

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こういった余裕のない山登りは 私の望むところではなかったのだが ・・

単独百名山 75座目






白山の花

白山 荒島岳で見かけた花 です

白山には ハクサンフウロ ゴゼンタチバナ など白山の名を冠する多くの高山植物があります


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端境期の今でも 花は多い 花の好きな人は白山室堂に滞留すれば こころゆくまで楽しめます

石川県の県花でもある クロユリ を見かけたら 織井シゲコの歌を歌おうと思っていましたが

もう終わったらしい  ♪ くーろゆりーはー 恋のはな ~ ・・



白山の もののけ

屋久島以来 しばらくご無沙汰だった もののけども に久しぶりに あった

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やはり昔から人々の信仰を集めるところには 山の神々に仕える様々な もののけ が多い

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ブナ林も 雰囲気が違う

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なにやら 住んでいるような

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白ムク爺さん みたい なのが じっと見ている

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行く手をさえぎる 巨大な 犀(サイ)?

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顔は 昔イノシシ だったか

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側にいるのは 兄弟らしい

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遠くの林から にゅーっと 巨大な恐竜みたいなのが   親か ?

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山の頂上近くに 黒い点が見える じつは これを拡大すると 未確認飛行物体 に見える

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この道は そのまま進むと だんだん急になって 崖下へ転落する  もののけどものいたずら と思う

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これもいたずら だが 笑ってしまう  文字も崩壊している

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暗くなってくると もう周囲一面 " もののけのざわめき " という感じ

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こちらから見渡しても良く見えない 影絵みたいにピタっと固まっている

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時々 脚にしがみつかれたという感じで両足が急に止まる 何も見えないが あいつら やりほうだい だな

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ま こちらから 望んで 飛び入ってしまったのだから しょうがない けどね ・・




瑞蠣山 2230m

瑞蠣山(みずがきやま) 蠣の字は違うが 変換で出てこない

登った日 2003年10月の末  登山口で車中泊したが、その日はとんでもなく寒かった


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瑞垣山荘から登り始めると 途中 八ヶ岳方面の眺めがよい
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富士見平から金峰山への道を分け いったん下る 

ここからの見上げるような岩峰 はたして登れるのかな?
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急登を必死でこなしている後ろには 絵のモデルにぴったしの 富士山
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岩のすきまをかいくぐるように登っていたら 割と楽に頂上へ到達
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狭い頂上からの南東望は 南アルプス連峰   荒川三山 北岳 甲斐駒 仙丈
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南西望は 甲斐駒の右に   中央アルプス 遠くに 北アルプス  
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先ほど下から見上げた岩塔群 頂上もそのひとつだが
91瑞垣山11 91瑞垣山12

岩の上に這いつくばっての昼食 富士山も一緒に・・
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落ち着かないので 早々に下山開始
91瑞垣山14 頂上直下は こんな感じ

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この時期 瑞垣山の魅力は なんといっても 紅葉

ミズナラとカラマツが まさに錦織   みごとでした






火打山 2462m

火打山(ひうちやま)  登った日 2006年9月4日 

9月に入ると 山はシーズンオフ  しかし無職の私にとって ここが狙い目


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下界は雨だったが 登山口の笹ヶ峰では晴れ ここは明野町と同様 晴れの特異地域みたい

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2時間も登れば視界が開ける おや?目的の火打山の向こうに登山意欲をそそる活火山が!

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登山禁止なので あの山(焼山:やけやま)は ガイドに乗ってない 

しかし 山小屋で出会った人の中には こっそり登る予定の人がかなりいた


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登り始めて3時間 富士見平から富士山は見えなかったが 槍ヶ岳 爺ヶ岳 鹿島槍 はよく見えた

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やがて ヒュッテがある 高谷池湿原(こうやいけしつげん) へ着く

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おー ここはなんと素晴らしいところだろう! おもわず感嘆

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今は お花畑の盛りと紅葉との境の時期だが イワシャジンも咲いている

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水面に映る火打山と共に・・  いつまでもここに居たい 

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しかし いちおー 目の前の百名山に登らねばならぬ そのために来たんだからね

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1時間の楽な登りで頂上 広い頂上には誰も居ない

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頂上直下のトリカブト群落 向こうの山は 戸隠 飯綱連山か

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帰り さっきの 天上の楽園の場所で 大休憩

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今日は ここの高谷池ヒュッテに泊まる いつまで居てもいい・・ まさに至福の時間

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紅葉のころはもっとすばらしい と山小屋の主人の話だが 今でもすばらしい ・・

町営の山小屋は設備も良く 登山道もしっかりしていて 

本当に みんなに

お奨めの山

でした











妙高山 2454m

妙高山(みょうこうさん) 登った日 2006年9月5日

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妙高山は東側の野尻湖あたりからは 秀麗な山容を見せる 

しかし 百名山トライヤーは 通常 火打山 と一緒に登るので 

残念ながら 妙高山のいい写真は 今回はあまりない


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昨日の 高谷池ヒュッテから外輪の茶臼山を越えたところで 日の出の時間 今日は楽な行程

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ほどなく 黒沢池ヒュッテの特徴的なドーム屋根が

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突然 飛び出して来たのは オコジョか? 逃げないね・

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妙高カルデラを囲む大倉乗越を過ぎると 前にドーンと 妙高本体が

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しがみつく様に登る 後ろには 昨日登った 火打山が 穏やかに続く

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なんとか頂上 双耳峰の広い頂上で しばし遊ぶ

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しかし あっという間に 雨が降り出した

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93妙高山12  93妙高山11

早々に 妙高本体の山を下山  途中の黒沢湿原を散策しながら  雨もなかなかいいもんだね~

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笹ヶ峰登山口に下りてきたら 嘘のように晴れ さすが特異地域

妙高外輪山をバックに

もう ここは秋の気配













皇海山 2144m

皇海山(すかいさん) 地元の人か百名山トライヤーでなければ読めない 登った日 2005年9月3日

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この山は 栃木の足尾銅山から登ると一泊二日を要する 

群馬の利根村からだと 悪路で名高い25kmもの栗原川林道を 車で走破しなくてはならぬ


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前夜 四駆のCRVで 2時間半かけて なんとか登山口の皇海橋へ着く

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暗い谷間から登り始めて2時間の急登 峰沿いの鞍部に着く

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ここから 景色を楽しみながら・・ 子持山が目の前に 富士山も見える

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ほどなく頂上 樹木が生長しすぎて眺望を阻害している

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頂上から西望 真ん中の ヒウチ岳 が存在感を主張 

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北望で目立つのは 日光白根山

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南望では 太郎山と女峰山

実はすぐ隣に 鋸山という岩峰がある

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眺望をのぞむ我々としては ここに登らない手はない

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岩壁もなんのその 一時間弱で 鋸山頂上に到達

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やったー ここの方が眺めがいい  日光白根山 太郎山 女峰山 男体山

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当然 皇海山も  この山は 登っても眺めてもフツーの山でしたね

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深田久弥はなぜこの山を百名山に選んだのだろう?

苦労してたどりついてみたら(その頃)ぱっと眺望が開けたから?

そんな山は この山みたいに いっぱいあるのにね 

聞くところによれば ・・

前山の庚申山は 里見八犬伝の舞台になった様に

庚申講などで 昔からにぎあっていたという

その辺の歴史的雰囲気からか ・・





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