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G3は今日も元気

典型的な団塊オジさんの自己満足的日記・・早期退職して悠々自適なのだ・・内容は・音楽雑論、マンドリン、二胡、百名山行、花と菜園、旅あるき、原子力と放射線、別荘暮らし、熊本で介護、猫の石松など・<府中市在住> リンクフリー

鳳凰三山へ

百名山踏破で 現在残っているのは 鳥海山 朝日岳 飯豊山 平ヶ岳 鳳凰三山 筑波山  合計6座

今年の計画は 7月中に 鳥海 朝日 飯豊 平ヶ岳を登り 8月にたかねに滞在する時 鳳凰三山を

最後の 筑波山は 百名山達成 記念登山 となるので この秋にでも 登ろう と 考えていた

ところが 7月1日から ずーーっと 山形 福島地方は 雨  二週間 待って しびれを 切らし  とうとう

比較的 天気が 安定している 鳳凰三山に 先に登ろう ! ということに



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連泊用の オスプレイの リュックを 新調し 今回は 要らない 車中泊の 用具も 詰め込んで たかね へ

いつもの ビール工場と 競馬場を 過ぎると 対向の 上り車線は 大渋滞  そうか 今日は 三連休の 最終日

奥多摩の 大岳山が くっきり 見えるので まぁ天気は 良い方だろう  高尾 陣馬の 山々も



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定点の 扇山 百道山の 雲の 具合も すっきり とは していないね

日本全国 不安定な 気象配置だから しょうがないか

珍しく 談合坂SAで 塩ネギラーメンを 食べたが うまかった



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甲府盆地に 入って まじかに 鳳凰三山を 眺めてみる

スッキリと 安定は していないが 雷は 発生して なさそう で ホッ

予定通り 明日 登山決行 !!



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心の準備

普通なら 今日のうちに 登山口まで 車で行き 車中泊して 早朝 登山に 出発する のだが

今回は 登山口に近い たかね の 別宅に 泊る 

これまで造った ビオトープや 野菜の生育状況の チェック

夕方になると 山の天気も 落ち着く 

今回は 準備の 低山登山を してないので 体力的には 不安だが

満を持して 得た この挑戦の 機会  

慎重に ・ 安全に ・ 積極的に ・ ガンバロー !!



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青木鉱泉へ

たかねの 別宅では 張り切って 朝四時に 起床  しかし いろいろ準備していたら 出発は 5時30分

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途中で これから 登る 稜線を 眺める  ガスっぽいが 雨は 降ってそうにない

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特に関係ないが 途中の 日野春の駅  ジブリの 風立ちぬ が 公開されたが 堀辰夫 ゆかりの地

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国道20号線から 林道とっつきまで やや 分かりにくい 道だが ナビの 威力  すんなりと ・

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そういえば こないだ 北杜市内を クマが うろついていたそう  今の時期 山の中は まあ 安心

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林道は 狭いが 所々舗装で 快適  10kmも 走ったころ 御座石鉱泉の 分岐   そろそろ 終点

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やがて 登山口の 青木鉱泉に 到着  鉱泉の建物は なかなか 雰囲気が ある

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夏季は ここから 韮崎まで バスが 一日4便ほど あるが 今は 登る人も 少なく 静かー

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駐車場で 準備体操 朝食 登山届   結局 歩き スタートは 7:00

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駐車料金は 2日で 1500円 ナリ

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ドンドコ沢 前半

ドンドコ沢コースは 隣の 御座石鉱泉からの コースに 比べ 出発点の標高が 150m位低い そして 距離も短い

と言うことは 相当 キツイ登りが 予想される  地図で見ても 平均斜度 45°くらいは ありそう

それなのに なぜ こちらを 選んだか と言うと 

沢沿いで 飲み水が 豊富  樹林の中で 日差しが 遮られる  滝が 見られて 気分転換になる  

その他 何と言っても 最大の理由は 尾根道でないので 雷を 避けやすい ということ



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しかし ホント キツイねー・・ 振り返ると 転げ落ちそう  

当初 20分 登って 5分 休み のつもり だったが

どうしても 息が 上がる 

あとの方では 5分 登って 10分 休み

でも 滝の音が 聞こえてきた 

フラフラだが なんとか 前には 進んでいる

滝に 着いたら  ファイトー いっぱーつ !



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登山道から 滝が 見える所は いいが わざわざ 遠回りして 滝を 見に行く 気には ならない

南精進ノ滝は じっくり見たが 次の 鳳凰の滝は 音だけ 聞いて 素通り

この先 まだ 滝はいっぱい あるし   それにしても キツイー・・!!

遅れて 登ってきた人 (若者たち) に 次々に 追い抜かれる

ま いーや  マイペース マイペース



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白糸の滝では ガスがかかり 幻想的な 雰囲気  

胸が パクパクして 死にそうな 気分なので

ひょっとして このまま 天国へ 行ってしまうのか

えー まだ やり残したことも いっぱいあるのに ・・

ここで 死んでは いられない

とにかく 気持ちと 体力を 振り絞って  ガンバロー



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地蔵岳へ

愛想のよい 山小屋の お姉さんに 見送られて 朝6:30 小屋を 出発

昨晩は ずっと 雨が降っていたので 心配していたが なんとか 晴れている

富士山や 八ヶ岳が見えないのは 残念だが 雨具なしで 歩けるのは よしと 思わなければ

30分で 到達するという あの オベリスクの 地蔵岳へ  さあ ゴー !



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登り始めて すぐ 森林限界を 超え 花崗岩の 急な 砂地に なる

脚が ズルズルと 埋まり  ♪ 三歩 進んで 二歩 下がる ・・

オベリスクは すぐそこに 見えるが なかなか 近づかない

他に 見えるのは 今回の 目的地  鳳凰三山の 最高峰 観音岳 

これも 全然 変化しない



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地蔵岳山頂 らしきところに 着いたのは 山小屋出て 一時間後

最初から 予定の 二倍も かかるようだと これから先 思いやられるが

ま 昨日も そうだったし マイペース マイペース

オベリスクには ロープもあり 割と 簡単に 登れそうな 感じだが 今回は パス

すぐそこに 見える 観音岳の 頂上に 早く 立たなければ なんとなく 落ち着かない

写真を 取って 早々に 出発



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雲上漫歩

さて 地蔵岳から いよいよ 目的の 観音岳に 出発

天気が 良ければ この道は 雲上散歩

今日は 雲が まとわりついているので それほど 快適でもない

でも ギラギラ 直射日光に 炙られる より マシか

早く いかないと 観音岳も 雲に 隠れそう



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ほどなく 賽の河原   お地蔵様に 丁寧に 願掛け

  雷が 来ませんよう

  道に 迷いませんよう

  クマに 遭遇しませんよう

  捻挫骨折を しませんよう

  無事に 下山できますよう ・・



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晴れれば 左に 富士山 八ヶ岳 右に 南アルプス全山 が 見渡せる はず だが

雲が 舞って 以下の通り 山河水明 水墨画の世界

しかし 私には 雲一つない景色が すでに 頭の中に 焼き付いているので そう 失望感は ない

目の前の 白鳳三山 ( 北岳 間ノ岳 農鳥岳 ) も 稜線から 頂上まで はっきり 分かる

もちろん 甲斐駒ヶ岳 千杖岳 塩見岳 荒川岳 明石岳 聖岳 光岳 も

みんな 登ったんだからね ・・



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特徴的な オベリスクは ずっと 目につく 

今回は だんだん 遠ざかって いくので 歩いている (=コースを消化できている) という実感が わく

できれば 二泊位を 予定して 逆コースの 夜叉神峠から 三山を 縦走する 方が 楽しいのでは ?

薬師岳 観音岳を 登頂後 雲上漫歩  そして 最後の オベリスク がだんだん 近づいてくる 

盛り上がりが 感じられて 最高 と思う



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アカヌケ沢の頭 あたりは 天気が良くて 体力に余裕があれば 最高のところ

展望も素晴らしく 自然の造形の 青松白砂の 日本庭園を 歩くみたいで ・

花は リンドウに 似た ホウオウシャジンが 有名だが 目立っていたのは シャクナゲ



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雲上さろきんぐ

地蔵岳から 観音岳まで ほぼ 一時間の 所要タイム と あるが 

一時間たって まだ 半分も 来ていない

このペースだと 下山途中 日が暮れる かもしれない  


いちおう その 想定は している

懐中電灯は 予備電池も含めて 準備している 
捻挫骨折などなければ なんとか 2 3合目までは 下れる
下の方の 登山道は 割と良好な道なので 明かりがあれば 進めるだろう 
迷ったり 怪我して 動けなくなった場合は 簡易シュラフや アルミ袋で 緊急ビバークできる 
食料は 十分ある 場所によっては Docomo携帯が 通じる GPS機能も あるし


備えがあれば 少しは 落ち着く 

単独行では 何と言っても あせって 混乱し 怪我するのが 一番 危険

山口の 5人殺人容疑者でも 何も持たず 5日間も 山の中を 逃げ回っていた ではないか 

うまく 行動すれば 事故は 防げる 見本 ???

と いうことで

相変わらず マイペース マイペース ・・



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観音岳 2840m

マイペース とは 言いながら 脚を 動かせば コースは 稼げる  ここが 山の 好い所

天気も 青空が 広がってきたように 思える  晴れると 気分爽快 脚も 軽くなる

白砂の鞍部を 過ぎると いよいよ 観音岳の 最後の 登りに かかる

歩くたびに 目前の 観音岳頂上が ぐんぐん 近づく

今は マイペース 以上の 驚異の ペース??



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このペースで 登れば もうすぐ 頂上に 立てるはずだ しかし

山登りで 一番 ワクワクする この瞬間が すぐに 終わってしまうのは もったいない !

頂上の手前 15m 位の 所に 眺望良好の 個所を 見つけたので ここで しばらく 滞留

青空と 頂上を バックに 記念撮影  今 気分は 最高 !



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2013年7月17日 10時40分 鳳凰三山最高峰 観音岳頂上に到達  単独百名山制覇 95座目

風もなく 上空は 青空  気分は 爽快   

展望は イマイチだけれど 周りの山は これまで 十分堪能しているからね・

同じ 単独行の 若者と 一緒になって 少々 ワル乗りして 記念撮影
  


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頂上で 浮かれていたら 急に ガスってきた 

青空が 無くなると とたんに 不安に なってくる

向こうに 見える 鳳凰三山の 三つ目 薬師岳まで 早く 行って

あせって 山を 下り始めよう !

走るように 約15分  いちおう 薬師岳 頂上



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薬師岳から

だだっ広い 薬師岳の 頂上  もし ホワイトアウト してたら 方向を 失うような ところ

幸い 晴れているので 近くの 薬師岳小屋も 見えるし 下り口(中道)の 案内も 見える

それよりも それよりも ・  

この雲の 雰囲気 なんとなく 白く まぶしく ムッとする 

身体が 静電気を 浴びたような かったるい 感じ  絶対 雷が 近い !!  

あぶない ! 一刻も 早く この場所を 去らなければ ・



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中道を 駆け降りる 

振り返ると 最後の 青空が 消えていく

しかし ここは まだ 岩稜 

雷の 危険から 逃れるには 低い 灌木地帯に 早く 潜り込まなければ

林の中に 入って ひとまず ホッ 

だが その時 木の根の上を 滑り しりもちを ついてしまった

もし ここで 捻挫でも したら 万事休す 

あらためて 落ち着け ! 慎重に ! 冷静に !



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落ち着け と 自分に 言い聞かせたら どっと 汗が 出てきた

そうだ ! あわてることはない  昨日から マイペース マイペース なのだ

初めての 案内板  " 薬師岳頂上まで (登り) 一時間半 " と ある 

私は 一時間半かけて 頂上から 下ってきた ・!

かなり あせって 下ってきた と 思ったが

完全な マイペース みたい



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下り始めて 四時間 くらい 

木の間から 地蔵岳の オベリスク が 見えた  

なんだか あまり 下ってない ねー

案内板に よれば ここから 頂上に 登っても 三時間の 表示  と いうことは

マイペース 度合い から 判断して あと 下りは 三時間半くらい 続く ・・?



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一瞬 明るくなって 日が射したが そのあと しとしとと 雨が 降り始めた 

幸い 雷の音は うんと 遠くで わずかに 聞こえる 程度

しかし 15時を 過ぎて 少し 薄暗く なってきた

なんといっても さすがに 脚が 疲れてきた

踏ん張りが きかないので 木の根や 濡れた土で よく 滑る

倒れないよう 全身で 支えるので さらに 疲れ が 増幅する



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脚が 棒のようになって 全身が 疲労困憊 

こんな 状態で

同じような 急降下の 景色が 一時間も 二時間も 延々と 続く

  ホントに よくこんなに 下りが 続くかね~・・ッタク!

  オレは こんなに 登った 覚えはないゾー  こりゃ 地獄の底まで 降りているのでは ・

  こんな時は よく後ろから オバケの リリ子が ついて きたな・・

  だるまさんがころんだ と パッと 後ろを 振り向くと サッと 木の陰に 隠れたりして ・

  新人の アイ子ちゃんみたいな カワイオバケが 出てくれば 本当に 楽しいのに ・

頭の中は 妄想だらけ  身体は 夢遊病者みたいに ヨタヨタ ・

それでも 脚は 止めない  

今 止まったら もう 二度と 動けない ような 気がするから ・・・



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やっと 急降下の 登山道が 終わり 沢沿いの 平らな所へ 出た  しかし !

ここは 林道  出発した 登山口まで まだ ここから 40分の 歩き !!   

一瞬 崩れ落ちる

しかし 嘆いても しょうがない 逆に考えれば あと40分歩けば 登山口まで 確実に 戻れる

雷もない  暗くなっても 迷わず歩けそう  捻挫骨折も 可能性は低い

勝利の味を かみしめる 最後の ビクトリーロード と 考えよう

しかし それにしても 満身創痍の たどたどしい 足どり ・

この姿 誰かに見られたら ホントに はずかしい ・

 

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休養

昨日は 鳳凰小屋を 6:30 に出発し 地蔵岳 観音岳 薬師岳 を 踏破 

11:00 から 下り初め 19:00 近くに やっと 出発した 登山口へ 戻ってきた

下りの 標準時間は 五時間半だから 相当の マイペース 言わば バテバテ の 行程 であった

そのあと 真っ暗な 中を 車で たかねまで 帰り 何か食べて 風呂にも入った と思うが よく 覚えていない


とにかく 今日は 一日 休養  全身の 筋肉が カッカと 火照っている 

階段は 何とか 登れるが 下りは 手すりを つかまないと 降りれない

ソファに 寝ころんで 大変だった 山々を 望みながら 回想する

いつも 何気なく 眺める山も ひとつひとつの 場所が 鮮明に あの時を 想い出させる

オベリスク下の白砂 アカヌケの頭 観音岳頂上そばのお気に入りポイント 薬師からの下りの尾根道 ・・



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思えば 一歩間違えば 遭難する 苦しい 登山 だったなー・ 

しかし 終わってみて 「 もう二度と山に登らない! 」 と言わない のが この私がバカ の 証明

明日になれば 苦しい 辛いことは すべて忘れ 楽しいことばかりが 頭に 残っている

また すぐ 次の山に 登りたくなる  もし 遭難して 死んだら もう 山には 登れない が ・

すなわち それは  バカは 死ななきゃ 治らない  と いうこと



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手元に あるのは 唯一の おみやげ 鳳凰小屋の 管理人の お婆ちゃん (100歳) が 作った 毛糸の キャップ

健康で長生き の お守り として 大人気 だそう

今年の 富士山は 世界遺産に 指定されて 大賑わい という  あそこも バカばっかし ・ か

日吉ミミの歌  ♪ し-た から 読-んで も  よーの なか バカ なのよ~ ・・



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                     < 鳳凰三山 の 連載記事は ひとまず 終わり >