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G3は今日も元気

典型的な団塊オジさんの自己満足的日記・・早期退職して悠々自適なのだ・・内容は・音楽雑論、マンドリン、二胡、百名山行、花と菜園、旅あるき、原子力と放射線、別荘暮らし、熊本で介護、猫の石松など・<府中市在住> リンクフリー

玉山へ出発

大変 長らく お待たせ しました  やっと 台湾 玉山登山 に 出発 でーす


想えば この日に 至る 苦労 は 大変 だった

申し込み は 今年 の 3 月ごろ  

現地集合 現地解散 登山申請 及び ガイド付き 外国人 専門 という ツアー企画 を ネットで 発見  

玉山登山 は 政府の 許可が 要り 頂上に 至る 定員も 一日 90人 と 決まっている  

申請者が オーバー したら 登山日の 1 ヶ月前に 抽選 というとに なる

ただ 外国人に 関しては 特別枠が あって 抽選に 受かりやすい ということは あるそう 

雨が 降ったら 明日に 延期 なんて 出来ない せっかく 日本から 来ても 中止  

それでも ツァー料金 は 返却 なし  再び 登るには また 最初から 申請の やり直し   

まさに 不平等 契約

従って 登山希望日 は 台湾で 最も 天気が 安定している 10月 第三週の 土日に :決定   


申し込み後 しばらく お待ちください という  Mail 返事の あと いろいろ 質問した が 返答なし

しばらくして " 登山ツァーが 開催されることが 決定しました " と Mail が あったが 

なんと その後 旅行会社 の HomePage が 無くなって しまった 

心配になって 6月 演奏会で 台湾を 訪れた時 台北の 会社に 行ってみたが 看板だけで 誰も居ない

せっかく 航空券や ホテルなど オプションを 依頼しよう と 思ったのに

9 月に なって やっと 予定通り 開催 の 案内 10日前 になって 詳細スケジュール が 届く


と いうわけで やっと 今日 2014年10月17日 朝 7 時 集合場所 に やって 来た

ツァー参加者 は 全員 日本人 9人 

富山の グループ 5 人 名古屋の 夫婦 単独の 若い? 女性 それと 私

スタッフ は 通訳 兼 ガイド の 馬さん  登山ガイド の 張さん

バスに 乗って とにかく しゅっぱ~つ

通る 道 は つい 4 ヶ月前 に 通った 道


 東甫への道


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気分は高まる

水里にある 玉山 国家公園管理処

玉山の登山情報 が いっぱい

展示資料には なかったが 日本統治時代 標高が 3952 m も あったので 新高山 ( にいたかやま)  と呼ばれていた

そして ちょうど ハワイと 同じ緯度 に位置する ため " ニイタカヤマ ノボレ " は 真珠湾攻撃の 暗号として 使われた

他にも 布農族の風習などの映像が ・  ゆっくり 見ていたかったが そうもいかず ・


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集集線 の 踏切 近くの レストラン スーパー で 昼飯 と お買い物

こんな 暑い日 には 食事の前に とりあえず ビール と いうのが 日本の 常識 だが

台湾の人は そういう 風習は ない みたい  馬さんも 張さんも イヤーな 顔

我々 としては 初対面 の 仲間  

この 三日間 どうぞ よろしーく  全員 登頂を 目指して ガンバロー !


台湾 では 飲みたい時に なかなか飲めない ということが 分かっている 私は 

当然 お店で お酒を ゲット

さすが 台湾 ドラゴンフルーツ や パッションフルーツ が  今 いっぱい



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さて 水里を 過ぎると 沙里仙渓谷 の 林道 いや 酷道 に 入る  

道は 舗装で いい道 なんだ けどね ・


 沙里仙渓谷道

 沙里仙渓谷は長い

 沙里仙渓谷を下る


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東甫だ

なつかしい という程のこともない つい 四ヶ月前に来た 東甫のまち

あの時 なついていた ワンちゃん  私を 覚えてる かな ?   

あの時 即興演奏 で 盛り上がった 東光大飯店の 女将さん とも 再会



 東甫のまち

 一期一会


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ウォーミングアップ

今日の 泊まり 東甫温泉の 帝綸ホテルに 着いたのが 午後 2 時半  

さて これから どうする

スケジュール表に 寄れば 彩虹滝 へ 散策 と ある  


早速 歩き始める が 結構な 急坂   

ハハー これは 明日の 玉山歩き の リハーサル か

ガイドが みんなの 脚力を 確認してる んだな  

どうりで 昼飯時 ビール飲んだ 時に イヤな顔 を していた はずだ


しかし ガイドの 心配も 無用  

ほとんど60 70代 なのに みんな 元気で 歩き出す

一番の 遅れ は 一番 若い 通訳 の 馬ちゃん



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一時間ぐらい 歩いて ( = 登って) 高尾山くらい 登った 気分

10月の 昼間の 気温 は 25℃  日本で 言えば 真夏の 登山


これは 食べれるんだよ コーヒーの木 は この辺 多いよ  等 

植物 の ガイド も してくれる

ブーゲンビリア が きれい だね



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かなり 登った所に お茶屋さんが    

台湾茶でなく 愛玉 という イチジクみたいな 果物が 名物 らしい

実を 冷たく 甘い ゼリー に したのを 頂いた が

食感 としては イクラ 

特に コメント なし
  


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かなり 登った 所に 東甫温泉の 泉源 が ある

源泉温度 43℃ か   脱衣場 も あるし 

あの 帝綸ホテル の ぬるーい プールみたいな風呂 よりも

ここに 入った 方が いーんでは ないかい 

OKが 出たら 私なんか すぐ 服を 脱いで 入った のに ・



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彩虹滝は

台湾 でも 山の中に たくさん 花が 咲いている  ただ

日本で 見られる お花畑 の 風情 は ない ようだ



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滝 を 目指し さらに 谷を 遡る

吊り橋 あたり は かなり の 高度

馬ちゃん 張くん に  私の 自撮り が 大うけ



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やっと せせらぎ の 音 が 聞こえ 始めた 頃 

行く手に 滝の 姿 が チラ と

しかし そこまで が なかなか 遠い


数多く の パイプが 通っている のは

おそらく この付近 が 東甫 の 上水 水源 と なってる から か ・



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展望所から ながめる 滝は 結構 大きくて 何段にも 分けて 落ちている

冷たい 空気 も 一緒に 落ちてくる  涼しくて 気持ち いい


全部 一度 には カメラ に 収まらない

自撮り で 私 と 一緒 には 収まる けど



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彩虹滝 という 名前の 通り

日が 当たる と 虹 が 見える

これは 素晴らしい !



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みなさん 滝には 大満足 で

ガイド の 張くん も  " 明日の 歩き で そう 手がかかる 人も いないようだ " と いうことが 分かって

よかった ね


いーい気分 で 夕食   当然 我々 は ビール  

周り の 従業員の オバさんたち は

" ま 日本人って どーして こんなに よく お酒を 飲むんでしょうね ・ "  

と 言ってる ような あきれ顔



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ガイドの 張くん より  

明日の 泊まり は 標高 3500 m の 排雲山荘  ここでは ビール 飲まない方が 良い 

との お達し













布農ダンス

夕食後 布農族 の ショー が ある という

前回 来た時 の ような 素晴らしい 音楽が また 聞ける かな ・ と 期待 して


 八声和音

 涙を越えて

 すばらしい


ロビー に 来て みると ここの 宿泊客 だけ では ないよう  

東甫の町 の人も 含めて たくさん 集まって いる ような 

指導している 人 は 哺里合唱団の 団長 陳さん に 似てるね



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民族服 の 女の子たち は 若くて かわいい

5 年前 哺里中学校 で 歓迎の踊り を 見せてくれた 彼女たち も 今は これくらい ?


 哺里国民中学校で

♪  クーニャン 可愛いや 支那の夜 ・ ・  でなく 東甫の夜


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今日の ショーは 布農族の 踊りを 見せる というより みんなで 楽しく 騒ぎましょー 

すなわち 日本で言えば 盆踊り  あの 八声和音 で 踊れるかな ? とも 思ったが

踊りの 曲は  アップテンポの 8 ビートの リズム 音階 も 特に 民族色がない 単純メジャー

" 輪になって 踊ろう " に ぴったり
 


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すぐに 近くの オジさん オバさん たちが 一緒に 踊り 始めた  が みんな 上手すぎる !

動き が スムーズ で 拍手する ところ など ぴったり  これは サクラ ていうか 多分 常連 だね ~

でも 座っている人も ( 地元の人 か 宿泊者 か )  ジャスト タイミング の 合いの手  みんな ノリに ノッてる  

傍観者の 私も つい 腰が 動いてくる   パラパラ ダンス くらいで 参加 できそうだ



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むかし キャンプファイヤー で 歌って 踊った マイムマイム の 気分

老い も 若き も 一緒に なって 楽しく 踊れる曲が ある というの は うらやましい


我が国 にも 古来から 豊作の 踊り 盆踊り 地方特有の 踊り が ある

また 最近の ディスコ ダンス AKBなどの 振付け ダンス など  

年配の方 には ソーシャル ダンス や フラ ダンス

ただ いずれも 見せる ダンス  庶民が 楽しい 心 を 発散させる ダンス では ない  


こういうものは 無理に 作り出すようなもの では ない と 思われるが 

例えば 沖縄の エイサー とか 大阪の 河内音頭 など 伝統的な ものを 基本 に して

若者も ノレる ように アイドルを 応援する ヲタダンス や よさこい踊り など を 組み合わせた みたいな 

みんなで ノーテンキに 楽しさを 発散させる 国民的ダンス は 出来ない ものか ・



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 街角ZORVA

オリンピック で 金メダル とったら    サッカー の 試合に 勝ったら   

渋谷 の 交差点で  戎橋 の 橋の上で  みんなで 輪になって 踊ろう !


DJ ポリスは " 交通の邪魔しないで ! " なんて ヤボな ことは 言わないよ ね

ちゃんと 整然と 楽しく 踊ってる んだから ・

" ハイ では 次の曲 を ・  "  そう そう それでこそ DJ















塔々加へ

東甫のホテルは 見かけは 豪華 だが 絶対に ☆ は付きそうも ない すなわち ゼロ☆ホテル が 私の 感想  

しょーがないか


今日は いよいよ 玉山へ 歩き出す 日   

服装を 整え リュックの 荷物を 何度も 確認する

しかし ここから 登山口 までは さらに バスで 一時間 以上 かかる そう



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ホテル前では 朝市が 開かれている

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出発前に リュックを背負って 記念撮影   

さぁー やっと この日が やって来た ・



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バスの 中で 登山ガイドの 張さんから あらためて 登山における 注意  

通訳 の 馬ちゃん 真知子巻き で カワユイ ね



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みなさん バスでは リラックス  

みなさんが 構えないよう 私の 自撮り も 板に ついて きた でしょ !



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四ヶ月前 来た時 全然 見えなかった 玉山 も 今日は 東甫から でも 良く 見える

説明 も ないので みんな 分からない みたい  

私だけ ひとり 感激 !



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ジグザグの 峠越え の道に 入ると 自転車の ツーリング レース を やっている  

千人以上 参加者 が いる みたい

交通整理 など 全然 やってない ので 車は 残り の 一車線を 強引に 走る  

対向車 も 多く ちょっと 怖い



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道は いよいよ 高みを 増して いく  


雨が 降ったら 土砂崩れ が 多発 しそう

帰り道が 不通に なったら 別ルートを 帰る と いうことで 荷物 は 全部 バスに 積み込ん で ある


遠くに 見える のは 台湾 第二の 高峰 雪山 か ?



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玉山が見える

東甫 を 出発 して バス は まるで 雲の上まで 行くのか と 思う 程 登り に 登る

標高は 2500 m を とっく に 過ぎている と 思うが 真夏の 暑さ と 木々の 景色 から 全然 高度感 は ない


私 は 気分が 悪くなる 防止 に 必死 に 玉山 の 写真を 撮り 続ける

近づく に つれ " あぁ 明日は あの頂 に 立つ のだ ! " と 心 も ときめく
 


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やっと 登山口

バスは やっと 塔々加 の 鞍部に 到着  ここは 玉山から 続く 台湾の 背骨 みたいな 山脈

ここを 越える と 阿里山 方面 そして 嘉義の町 の方に 通じている

玉山の 玄関口 として 広い 駐車場が ある 

サイクル ロードレース も ここが ゴールのようだ



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ここから 阿里山 が 良く 見える  

私は 行ったことが ない ので " あ こんな とこか " と いう 感じ  

雲海 が 有名なよう だが これから もっと 素晴らしい 雲海 が 玉山 で 見える そう



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さ ー リュック を 降ろして 最終 準備

スタッフ に ポーター の 葡萄さん が 加わる  万一の 事態 にも 心強い


私は 皆さん の 元気な 顔 を 撮る

全員 登頂 を 目指して ガンバロー !



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しゅっぱーつ ! と 勇んで 歩き始めた が

10 分 ほど 歩いて すぐ 休憩  

玉山 国家管理事務所 にて パスポートチェック

そして 登山 ビジターセンター で 入山料 など 手続き



ここから さらに タクシーに乗って 正真正銘の 玉山登山口へ

歩けば 30 分ほど ということ だが 今日 は 8 時間 の 歩き と 行程 が 長い  少しでも 楽する
  


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やっと やっと 夢にまで 見た 玉山 の 登山口へ やって 来た

今 2014年 10月19日 午前10時 だから 台湾に 来て まだ 三日しか 経ってない が

ブログ読者 の方 から 「 この記事 去年の秋に始まって いつまで 引っ張るんだー ! 」  

と クレーム が 来そう


申しわけ ありません  

大変 お待たせ しました  

準備運動 後 これから 

本格的 山歩き が スタート します



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登山 スタート

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これからの 歩き 行程 は 標高 2600 m の 塔塔加 登山口から 標高 3400 m の 排雲山荘 まで

距離 は 8.5 km だが 高低差 は 800 m くらい

ふだんの 百名山に 比べれば ほとんど なだらか トレッキング

ただ 日本の 夏山並み に 暑い の と 富士山 8 合目 レベル の 高さ

油断 は 禁物  慎重に 歩き 始める



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ツアーコンダクタ の 馬ちゃん 登山リーダ の 張クン ポーター の 葡萄くん  の ガイド陣 の もと ・

いざ ! 今夜の 泊まり 排雲山荘 に 向け しゅっぱーつ !

思えば この しゅっぱーつ と 言う 言葉  これまで 何回 言った ことか

やっと 本当に しゅっぱつ しま~す



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山道の 前を 向くと 玉山から続く 山稜 の 側面を たどって行く よう

振り返る と さっき いた 玉山登山口 が あっという間 に かなり 目の下 に

まだ 草花 を 愛でる 余裕 は ある

木の橋 が 多く 設けられて いる   番号が 付いている が 

これが 82 番 に なったら 排雲山荘に 到着する という



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歩き 始めて 最初の 休憩  幸い 私も含め 全員の 体調に 問題 は ない

私は 歩きながら 写真を 撮りたい ので 隊列の 後の方 を 歩く ( 最後方 は ポータ の 葡萄さん )

撮る時 隊列の 間隔を 極力 乱さない ように ・  撮ったら 小走りに 追いつく

それが 苦にならない くらい 楽な トレッキング



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天気 は 全く 安定している  雨の 気配は ないが 

これでも 昼を 過ぎる と 雲が 出てくる  と リーダー の 話

遠く に 見える 尖峰の 特徴ある 山 は 向陽山 3603 m か ・

ヤッホー ヤッホー と 歌でも 出そう



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歩く に つれて 正面の ギザギザ峰 (小南山 ) が 迫ってくる

岩場の 道を ヒョイと 過ぎると ひときわ 高い 峰 が

ジグザグ 登山道 が 頂上に 繋がっている

あれは ・  絶対



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休憩

塔塔加 登山口 から 一時間半 くらい  

孟禄亭 という 簡単な あずま屋 が ある所で 休憩

給水 と トイレ だが 私には 必要なし



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台湾小鷺 という 地元 独特の 鳥 が エサを ねだり に 近づいて くる

ガイド掲示板 の 受け売り だが

この鳥 日本で 言えば 保護鳥

森 が ちゃんと している 所 しか 生息 しない 

森林破壊 の 指標 と なってる ようだ



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小鳥 より

もっと カワユイ 馬ちゃん も

パチリ !



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淡々と

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孟禄亭休憩所 を 過ぎても まだまだ 排雲山荘 までは はるか かなた

30 分 歩いて 10 分 休憩 を 延々 と 繰り 返す

私は 飽きず に 写真 を 撮り 続ける ・



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西峰観景台

12時半頃 やっと ( いや! 順調に ) 大休憩 の 西峰観景台 に 到着

昼食の お弁当を 配って くれる   

やかん で 沸かした 熱々の ミルクコーヒー も


登山者で 一杯なので よっかかる所 が ない 

仕方なく 真ん中の 床に あぐらを かいて 座って いた が ・

若い 周り の 登 山者 が 壁際 の ベンチを ゆずって くれた  街 でも そうだが

台湾では 若者に 比べて 年寄り が まだ 少ない MRT などでも 率先して 譲ってくれる

日本では 年寄り ばかりで こうは いかない  老人博愛主義  気持ち いいね



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名前の 通り 玉山西峰 の 岩峰の 眺め が 素晴らしい

右の方 に 玉山本峰 が 見える が やや 主役感 は 薄い


とにかく 目的の 玉山が 目の前 に ある 

山 を バックに 記念撮影



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美味しい ミルクコーヒー と 

カワユイ 馬ちゃん も  

一緒 に



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山荘へ

さー 西峰観景台 で お腹も 満たした し たっぷり 休憩 も 取った ので 

向こうの ( 見えないが ) あの 手前の山の ふもとの 排雲山荘 まで   加油 ! !  加油 ! !

とは いっても まだ 行程は 半分  あらためて 気を 引き締めて



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スタート して すぐ 十三曲がり と 呼ばれる 急坂 に かかる 

コース全体が なだらかなので ここは 急坂に見える が 山登り と しては 普通の 坂

各人の 体力の差が 表れ始める が 皆さん 努力して 隊列を 乱さない よう 頑張ってる

私 は あいかわらず  余裕 ~ ・



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台湾の 国土 は 日本と 同様 環太平洋 に 位置する  すなわち 

太平洋の プレートが 潜り込む ところで  山の上 の 褶曲する 地層 も 昔 は 海底  

当然 火山 温泉 地震 も 多い
 


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私に 余裕がある 原因

この夏 に 飯豊山 平ヶ岳 を 登り 過酷な トレーニング が 出来たこと  その後の 休養も 十分

今回  一泊二日の 小屋泊まり 登山 だが 単独登山 と 異なり ガイド や ポーター も 居る ので

ルートファインディング や ペース配分 の 苦労 が ない  食料 や 調理道具 も 担ぐ 必要 が ない

いつもは 20 kg 程度 の リュックも 今回 重い のは 水1 ℓ くらい



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かなり 登って きて もう 標高は 3200 m を 越えている ようだ

台湾 では 森林限界 は 3700 m くらい だそう

幸い 高山病 の 気配 は ない

楽しい 山歩き



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ふと 前を 見ると すぐそこ に 排雲山荘 が   ヤッタ ー ・ !

しかし とたん に 前を 歩いてた 先輩 が ダウン

少し 休めば 治る ということで 元気な人 は 先に 行ってて ー

82 番目 の 木橋 を 渡って ついに

排雲山荘 に とう ちゃ ー く  !



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雲海

2014 年 10 月19 日 16 時 30 分 

塔塔加 から はるばる 8 時間 の トレッキング  

標高 3400 m の 排雲山荘 に 到着


リーダー の 張さん から 小屋 使用に あたっての 注意  明日の 予定 など

初めて 泊まる 外国の 山小屋  

どんなところ か  やや 心配 だった が

食事 寝処 トイレ 水状況 など ほぼ 日本の 普通の 山小屋と 遜色ない  

まず は ホッ



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寝所 を 確定した 後 夕食まで まだ 2 時間 も あるので テラス で ひなたぼこ

気温は10℃ くらい だが 風 も なく 日差し を 浴びる と 暑い くらい

玉山主峰 から 南に 延びる 山稜 に 夕陽 が 当たって 美しい



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張さん から  「 皆さーん 運が いいことに 今日は 雲海と 日の入り が 特にき れいに 見えます 」 との 情報

そーか 初めて 来て めったにない 好天気 だと したら うれしい ね  

これは 見なくては なるまい


カメラ 持って テラス の 隅 に 陣取る  

他の 皆さんは そう 関心は なさそう  チョイ 写真 だけ

私 は 最後 まで ・



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日没

ひとり 排雲山荘の テラスで 雲海 を 撮っていたら 近くの 丘の上から 人声 が

木 に 邪魔されない 見晴らし場 に みんな 集まって 日の入り を 撮って いる ようだ


しからば 私も 移動して 岩 の 上 へ  

スリッパ で ちょっと 不安定 だが 防寒着 も 準備 して



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カメラの 撮影モードを オート から マニュアル に 戻し いろいろ 設定して みる が

結局 オート で 撮った のが 一番 きれいに 撮れた みたい ・


台湾海峡 を 通して 大陸へ 沈む 太陽 は 

いかにも 南国 風 ・

出てくる 歌 は ヨハンシュトラウス " 南国の薔薇 "  と いきたい ところ だが

なぜか なつかしの メロディ  近江俊郎 の " 南のバラ "


そ れ で は ~  プ レ ー ゴ ~ ・ ・


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  南 の バラ  そよ風 に  ほほ 笑む  君 の 姿

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  胸 に 抱 き  くちづける  花 よ  バラ の 花

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  うるわし の  月 の 宵  とも に  盃 あげ  

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  君 よ 歌え  恋 の 歌 を  なやまし この 胸  燃え立つ 恋

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  南 の 国  台 湾 の  君 は  やさし の 薔 薇

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高山病

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防寒着 の おかげで こころゆく まで 排雲山荘の 日の入り を 楽しめた

携帯の 電波も 届く ようなので この景色を 日本の友人 に 送ろう と 思ったが

「 メールの 海外契約 が なされておりません 」  え ? 前回 台湾に 来た時は 送れた のに

知らない うち に ドコモ の 携帯に 関する サービス  どんどん 低下している 感じ

いまだ ガラケー だから しょーがない か



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気が付くと 夕食 の 締切り 間近か  あわてて 食堂へ 

山小屋 と しては 立派な 食事



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私が この 玉山登山 で 一番 心配している のは 高山病

これまで 富士山 3776 m に 登った時 お鉢回り で 頭痛 と 吐き気 が した ことを 覚えている

あの 時 は 30 才 の バリバリ 元気 だった ころ

ここの 山荘 は 3400 m だが 明日の 玉山 頂上 は 3952 m 

私 に とって  初めて 経験する 高さ


今日は 朝から 食事 ごとに 血中に 酸素を 取り入れる 錠剤 を 飲んで いる

また 明日 頂上あたり で 苦しく なった 時 の ために 酸素スプレー も 携行 している

はたして ・


夜 寝る 前に 全員の 血中酸素濃度 を 測定  

数値 は 伝えられ なかった が 私 は かなり 悪い らしい

私 は いつも 登りだす と すぐ 息が 上がる ので 酸素収集能力 は 低い と 自覚 は している が 



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明日は 2 時 起床 3 時 出発  

と いうことで 7 時 過ぎ には 就寝

いつも だったら 風呂に 入ったり パソコン やったり 

一番 頭 が ハッキリしている 時間帯


寝 れる か な ~ ・ ?












玉山 3952 m

いよいよ 明朝 は 玉山 頂上を アタックする

山荘から 頂上まで 登る 標高差は 550 m 程度

天気も 良さそう だし よほどの 事故でも ない 限り 登頂は可能 と 思われるが

なんといっても 富士山より 200 m も 高い 山  何が 起こるか 分からない

慎重にも 慎重を 重ねて ・



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いろいろ 思い ながら 横に なるが 

さっき 夕食 食べて 風呂にも 入らず 酒も 飲まず

7 時ごろ 寝ても そう 眠れる ものでは ない

昼間 8 時間も 歩いたのに 楽過ぎた のかな 

眠れなくても とにかく 横に なって いよう



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11 時 過ぎて 少し ウトウト して きた が 今度は 暑くて 寝られない

外の 気温 は 3 ℃ くらい だが 室内 は10 ℃ くらい かな 

小屋配置の 立派な 寝袋 に 持参の 夏用 シュラフ を インナー に 加えている ので 足も 外に 出せない


ジタバタ している うちに  周りで  もう 起きて ガサゴソ やっている ヤツ が いる

ったく ! 2 時 起床 3 時 出発 の 予定 なのに まだ 1 時 だよー

結局 1時半ごろ 皆 起きて ワイワイ ガヤガヤ 

その時 横に なっていたのは 私だけ



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真っ暗な 中で 皆 ヘッドランプ で ガサゴソ 準備中  

私は 寝る 前に 準備万端 だった から ボーっ と 座って ウトウト 待つ

結局 ほとんど 寝てない 状態 で  これから 未曾有 の 酸素状態 の 頂上を 目指す のか


満点の 星空 の もと  とにかく しゅっぱーつ !  

歩き 始めたら 脚 は なんとか 軽そう だ



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ヘッドランプ で 見える のは 前の 人の 足 そして ゴロゴロ石 の 道

森林限界 を すぐに 抜け 岩稜 に 取り つく

所々 鎖 や ホールド も ある 急な 壁 を 時々 手を 使って 登る

かなり 危険な 所 みたい だが なにぶん 暗いので ・



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必死 で 一時間 ぐらい 登った かな  

山の 端 が 明るく なって きた  

上弦の月 が 見える



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おや ! あの山 の 端 に 大勢の 人が 居る  

たぶん あそこ が 頂上


あと 20 m   心臓が ドキドキ して きたが

これは 酸素が 薄い のが 原因 では なさそう



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さっき 見えた 人が 目の前に いる ! そして

もう 登るべき 坂 が ない !

ヤッタ ー ! 

2014 年 10 月 20 日 5 時 20 分  玉山頂上 到達



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登頂 の 喜び を 爆発させる のは 後 にして まず は 東の 水平線を 眺める

すでに はるか 雲の 彼方 から 後光 が 見える

静か に 日の出 を 待 つ  神聖 な ひ と と き



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雲 が 揺れた のか サーチライト の 点灯 みたいに あっという 間 に 日の出 と なった

出たら まぶしくて うまく 写真が 撮れない ( ここの写真は 同行の 先輩のもの )

台湾の 人は バンザーイ ! とは 言わない ようだ  パートナー と 各々 握手



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撮影技術 の 未熟さ を 嘆き ながら   しからば 

被写体 の 種類 と タイミング で 勝負 ・

 これは 台湾で 今日 一番 早い 日の光 の はず

 ミルク コーヒー を バック に 玉山頂上



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日 が 出たら みんな 撮影 タイム

順番 に

ヤッタ ねー



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頂上にて

ここに 居る人は 全員 昨日 排雲山荘 に 泊まった 人  これ以上 混まない のは いいね

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証拠 写真 は みんな の カメラ で

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次 に 一人 ずつ

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あと いろいろ

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空 に 浮かぶ 馬 ちゃん

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私 たち も 真似 し て

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日の出 直後 玉山 の 影 が

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玉山 より 南望  水平線 の ボチボチ は フィリピン の 島々 か

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下山開始

頂上を きわめた 喜び を 満喫して いる が あまり ここで ゆっくり しては いられない

三浦雄一郎 は エベレスト頂上 に 30 分 も 居た ので 高山病で 危なく 死にそう に なった


一刻 も 早く 下り ねば 

昨日 寝てない し これから まだ 昨日分 以上の 行程を 歩かねば ならぬ ・


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頂上から の 景色 は 目 に 焼き付け て おこう

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寒く も なった ので 下り しゅっぱ~つ

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登る 時 は 真っ暗 で よく 分からなかった ので 下り は いっぱい 写真 撮ろう

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えー こんなとこ 通ったのー ・

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恐い 恐い ・  慎重に 慎重に ・

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昨日 真っ暗で 坑道 みたいな トンネル を くぐった が 落石防止 の 道 だったか

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たしかに !  上から 落石が ありそう で 怖い  

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少なくとも 自分 は 石 を 落とさない よう

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ここで 滑って 転んだら 下まで イッキに 転がって 行くね

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登る 時は 曙 の 薄明り の 空 を 眺めていた 所   今 は 足が すくむ

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行き は 捕まり も しなかった が

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ここで 不覚 にも カメラ を 落とす  キズだけで 機能に 影響 なし  下まで 落ちて 行かなくて よかったー

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難所 を 過ぎたら みんな 走って 下りて 行くねー   そー 急がないで ・

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せっかく だから 山の 景色も 楽しみ ましょー や

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向陽山 も カッコ いーね

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山並み の 向こう は 南シナ海 の 水平線

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戻ってきた

排雲山荘 から 頂上 まで 2.4 km も あった のか !  

あっという 間に 登って 下りて きた ような 気が するが ・

森林帯 に 入って 隊列 も 整い ペースを 上げて



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AM 8 時 頂上での ミルクコーヒー 一杯  の あとの 初めての 食事

と いっても 即席麺 だ が   

まー 美味い
 


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この かぶりもの? を わざわざ 担いで 頂上まで 運び上げている 少年 に 遭遇

どういう いわれ が あるか 聞き逃した が とにかく 縁起物 らしい  

みんな 集まって 記念 撮影  祝 ! 玉山登山 達成



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排雲山荘 は 管理が 行き届いて いて 気持ちの いい 山荘 でした

また 来る ことは ない と 思います が お世話 に なりました ー











帰って来た

玉山登頂 は 果たした が 山登り というのは ちゃんと 帰り着いて こそ 成功

今日は 朝 2 時 に 起きて 一山 登って 来た さらに これから 昨日 歩いた 8.5 km を 下らなくては ならぬ

先の 平ヶ岳登山 の事態に ならなければ よいが と 祈り ながら 

気持ち だけ は  " ファイトー いっぱ~つ ・ ! "



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手前の スパッと 切れた 断崖  数百メートル は ありそう 黒々 として 仏像の 感が しなく も ない

きっと 名前 が 付いて 何らか の いわれ が ありそう  

私 だったら 摩利支天 あるいは 国姓爺 と 名付ける か ・



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小南山 の するどい 鞍部 も なんか 名前を 付けたい ね

私 だったら  帰らずの キレット  剣 ( つるぎ ) の ウチコミ  三途の溝

ハート が 破れた 形 だから  失恋 峠   ナンチャッテ ・



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登ってくる 登山者と すれ違う 時 は 日本と 同じように 挨拶 する

ニーハオ ! と 言うが これを 聞く と 地元の人は あ この人は 大陸からの人か 外国人 だな と 分かる みたい

馬ちゃん に 聞いたら 台湾語 では ニーハオ と いうより リーホゥー と 発音する という

以後 私は 台湾在住 に なりすまし リーホゥー ワン シャ ヅーペン  カーユ ! と 言う ことに した

北京語 で 言えば ニーハオ ウォー シー リゥーペンレン  チャーユー !

( こんにちは 私は 日本から です   がんばってね )



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西峰 観景台 まで 戻ってきて 

玉山本峰 西峰 小南山 に あらためて お別れ

 ♪ やま よ さよなら ごきげん よろしゅ

    また くる とき には わらって おくれ



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12 時 過ぎて 昼飯 も 食べず 飛ばして 下って 来たが

そろそろ 皆さん 脚に きている 模様  寡黙 に なった

私は 思ったよりも 元気  へぇ 昨日 こんなに よく 歩いたね ~


天気も 崩れそう に ないし 景色 も 楽しめる

向陽山 に 雲 が かかって きた



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私も いいかげん イヤに なって きたが 山 は 少しでも 進めば 必ず 目的まで 着く ものだ

最後の 方 は なぜか 皆 歩く スピード が どんどん 速く なって

登山口 到着 ~ ! !


2014 年 10 月 20 日15 時 3 0分  玉山登山 の 完遂 ・

参加者 全員が 事故 も なく 目的 を 達して   

皆さん 笑 顔 !



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ポーターの 葡萄さん とは ここで お別れ  

" お世話に なりましたー  イヤ ! お世話に なる ような 事態 に ならなくて よかった ですねー "


バスに 乗る 前 に ずいぶん 久しぶり の 食事   

美味かった ~



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登って来た

こころよい 疲れ の 帰り の バス の 中  私 は 今 登って 来た 玉山 を 再び 追う

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一番 目立つ 尖峰 は 玉山 西峰 だね その右 が 玉山 本峰  登ってきた こそ 分かる

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今 思え ば 思ったより 楽に 登れた ね  事故 も なく 高山病 にも ならず

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スタッフ の 張さん 馬ちゃん も パーフェクト ガイド 来る前 旅行社と 打合せ してた頃は 不安 だったが

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いつも 単独行の 私 も 同行の メンバー の 方 と 気さく に 楽しめました

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東甫 の ゼロ星ホテル に 戻り  入浴 そして 打ち上げ

せっかく 心から 親しくなった のに これで もう お別れするのは 本当に 残念

富山の 皆さん 来月は 筑波山に 登る そう 

「 もし 会えるなら 100 名山 達成 の お祝い してあげるよー 」

「 皆さん 山男 山女 どこかの 山の 上で きっと また 会える と 思いますよ ・ 」



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今回 日本国内の 百名山達成 の ご褒美 として 企画 した 台湾 玉山 登山

百名山は もう一つ 残っている が ま 先に ご褒美 もらっても いいや

本当に 素晴らしい ご褒美 と なった 玉山 に 感 謝 !


富士山より 高い 山に 登ったので さらに 高い山を 目指したら ?  と 提案 頂いた

ボルネオ ( マレーシア ) の キナバル山 4095 m は 玉山より 楽に 登れる そう


しかし ね~  

山 は もう 数値 や 記録 に こだわらず  

気の 向くまま 足の 向くまま  

彷徨い歩き たい ね ・ ・


 ふるさと はなれて の に やま に

 ゆくて さだめ ぬ おれたち は

 ゆうべ の ほし みりゃ しみじみ おもう

 とおい むかしの ものがたり ものがたり



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玉山の 登山 記事 は 終了します が その後 の 台湾滞在 記事 は まだまだ 続きます