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G3は今日も元気

典型的な団塊オジさんの自己満足的日記・・早期退職して悠々自適なのだ・・内容は・音楽雑論、マンドリン、二胡、百名山行、花と菜園、旅あるき、原子力と放射線、別荘暮らし、熊本で介護、猫の石松など・<府中市在住> リンクフリー

千の風になって

近ごろはやりの・女の子~・お尻の小さい~・・♪
ちがうってば・!!

近ごろはやりといえば「千の風になって」でしょう
いつも行くY楽器店ではCDから譜面まで関連がぎっしり

この歌はいろんな人が良いというのでかなり前から知っていました
新井満の写真集、いわさきちひろ挿絵版など本も素敵です

本を読んで事情が分かった上で聞くと実に感動的な曲です
なんでも英語の元詞は、M.モンローの25回忌や9.11テロの1周忌でも朗読されたとか・・

ただ、ヤブニラミ音楽考的に言うと、"哀愁のソレアレス"に似た日本版のメロディは単純で稚拙な感じがします A君の歌唱力でなんとかもってる・・

訳詞もジブリのアニメの雰囲気だし・・

「俺は死んだが、たとえ背後霊や座敷童子になっても、成仏せずずっとあんたにしつこくまとわりつくから~・・・・泣かないで~・ください~♪」

冗談です・・ (^0^;

外国版は賛美歌風でいいですね~






同一性保持権

「おふくろさん」の歌詞を勝手に歪曲した、と作詞家先生がお怒りになってるようだ。
我々ヤジ馬から見れば、あの程度なら "一言断わって置けばねー" まあ芸能界で少々仁義を欠いたかもしれないけど、著作権でいう同一性を侵害されたほどではないのではないの~

それほど著作権を云うなら 聴くほうだって同一性を保持してもらいたいことが一杯ある !      私も怒る !!

この間、歌番組で「おふくろさん」のイントロをマンドリンでなく シンセ でやっていた・・・・
こんなの許される?
もし「影を慕いて」や「みだれ髪」の最初にギターを使わなかったらどうなるんだ!!

ついでに、思い出した  おい! 泉谷しげる・・!
最近の"春夏秋冬"は何だ・!!
ゆっくり偉そうに歌いやがって・・!!
オジさんは、ギター一本で歌えるあの頃の"春夏秋冬"を聞きたいのだ・・!


音楽の魅力は、演奏家、作詞、作曲、編曲、企画・構成、録音など全てで構成されるだけに 著作権の設定は大変と思う
最近はTV番組も著作権があるし、ソフトなど見えにくいものも著作問題が頻発している
無形文化財や人間国宝の類は あまり特許、著作権などの話が出てこない

素敵な作品は出し惜しみしするより積極的に放出して欲しい  !

この辺が、私の言いたいところ

のすたるG Ⅰ

中国でも日本でも都会では子供たちが道で遊んでいない
昔は男子はもちろん、女子もゴム跳びやケンパタなどをやっていた

室内、室外 両方でできる遊びに " おじゃめ " がある
カヤの実を布で包んだいわゆる"お手玉"である

男子はあまりやらなかったが、
なぜか私はこの時に歌う数え歌を 今でも鮮明に覚えている

無形文化財保護のため
熊本地方で昭和30年代に歌われていた歌詞を ここに書き記す


にっぽんという国は

一で  いちばん強い国
二で  にくいは ロシアの兵
三で  栄えるわが兵は
四つ  弱いは シナの国
五つ  いくさに 負けどおし

六つ  むこうを眺むれば
七つ  難儀の兵隊さん
八つ  屋島の合戦に
九つ  降参白旗を
十で  とうとう負けました

十一  勝った 万々歳
十二  日本は 負けました
十三  寒いは 北海道
十四  新年 おめでとう
十五  五条の 橋の上

十六  牢屋の番兵さん
十七  質屋の小僧さん
十八  花子の墓参り
十九  久留米の大演習
二十  東京の二重橋



最後は ノー チョイ !

で大きく玉を上げ 後ろ手で取って おわーり

歌詞の意味はあまり深く考えないで下さい



のすたるG Ⅰ 補足

"おじゃめ" の数え歌の歌詞を紹介したが、

ついでにメロディーを作譜して紹介する

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4小節繰り返しの素直なメロディーである
"おじゃめ"をつかむ音でチャッチャッとマラカスみたいにリズムをとる

ちなみに、"おじゃめ"は通常2個で行うが、上級者になると3個でやる


ついでに少々アンニュイな雰囲気でコードネームを付ける

C E7 C G7 Am Am C G7

なかなかいい曲・・著作権はあるのかな?

短い曲で作曲料が稼げればこんな良い事はない

そこで問題  この2小節しかない曲 分かりますか?

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解答
上はキダタロー氏の"かに料理"のCM

下は"さ~らりとした梅酒" のCM
  この曲の作曲家知っている人教えてください



コメント対応

以前、"さーらりとした 梅酒 " のCMメロディを以下の通り掲載した
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これに対しブログ先輩の方より "ら"の所は"ソ"ではないか とのコメントを受けた
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あらためて、CMを思い出してみると、確かにTVで聞いたのはコメント案の方であるような気がする

しかし、私は前のメロディの方が好きだ・・・  何故だ !  


和声学的に分析してみよう

・この曲は主和音(Cコード、ドミソ) と下属和音(Fコード、ファラド)で構成されている

・全体は主和音で始まり、主和音で終わる素直な流れだが、2小節目の頭の下属和音に山場を持って来ている

・1小節目にある下属和音のファ、ラは主和音に混じってちょこちょこ出すもので、これは2小節目の盛り上がりへの期待を持たせる効果がある

・すなわち掲示した2つのメロディーは、1小節目に下属和音が2回出てくるか1回出てくるかの違いである

・これははからずも 2小節目へ盛り上げる期待の大きさの違いをあらわしているのだ 


で、 どちらが良いかなどは検証できない・・・

これから先は好みの問題である

さ~らりとした梅酒が好きな人もいれば
と~ろりとした梅酒が好きな人もいる・・・・





放送禁止 回顧録

昔ラジオの羽振りが良かった頃、放送禁止の唄が多かったような気がする
60年北島三郎の"ブンガチャ節"、70年フォークルの"イムジン川"など・

著作権の問題もあったが、多くは歌詞に卑猥な言葉や差別用語を使ったものが多かった

卑猥といえば、

さわやかな男性コーラスで歌う"オー○○○○"
「あの○○○○ヨー どこいった・・」 とハッキリ !
久里洋二のアニメがぴったりの感じだし
雪の上に字を書くなんて絵画的でいいんじゃないの・?

ツボイノリオの"金太の冒険"もおもしろい
歌詞で「金太!負けるなー」「金太、マカオに行く」「金太、待つ神田」
と言ってるだけなんだけどね
貯金溜まってうれしいな・ の類い

フォーク界では大御所のなぎら健壱が70年に歌っていた"悲惨な戦い"は
当然放送禁止と思っていたが、この間FM世田谷でかかっていた
内容は、大相撲で若秩父のまわしが取れ、NHKのアルバイトが全国放送して さらに弟子の朝潮が・・相撲協会からよく訴えられなかったね~

卑猥ではないが、海援隊の"母に捧げるバラード"
中学の頃から煙草を吸って・・の歌詞は問題になるだろうなと思っていたが
最近聞いた曲では改編されていてこの部分は無くなっていた
未成年喫煙は法律違反だからね
どうせなら できちゃった婚 の話に替えれば ウケたのに・・

尾崎豊の"卒業"では、・・夜中に教室のガラスを壊して廻った・・と
堂々といってるが、完全に器物損壊罪だよ
亡くなったからって許されるのかな

私の好きな美空ひばりの"波止場だよお父っぁん"も最近聞かれなくなった
たぶん歌詞に目の不自由な人への差別用語が含まれる故と思われる
差別用語も時代とともに変わってきた
以前は職場で普通に使っていたが、途中から「目の不自由なパネル」とか
「目の不自由な制御」と言わざるを得なくなった



最近 年のせいか・・
手の不自由な演奏事故 イヤ! 演奏不具合が目立って多くなってきた







そんな人おらんやろ !

歌謡曲などを 真面目に聞いていると・・
時々 どうしても納得がいかない場面が出てくる



昔 フランク永井が歌っていた 曲名は忘れたが

♪ A B C 、X Y Z  これがおいらの口癖さ~ ♪

側に居たら 皆 引いちゃうね



その2  二人は若い

♪ あなた と呼べば あなた と答える ♪
♪ ちょいとと呼べば ちょいとと答える ♪


山のこだま だったら 普通は おーい とか ヤッホー だよね



その3  小林旭の ギターを持った渡り鳥   抱いた か?

これは歌詞というよりそのシチュエーション全部

ギター背負って  馬に乗って  カッコつけて・・

お笑いの世界だったら  納得できる・・











しゃぼん玉とんだ

シャボン玉とんだ 屋根までとんだ
屋根までとんで  こわれて消えた
かぜかぜ吹くな  シャボン玉とばそ


この歌はいい・・ 歌詞が泣ける
Guitar 一人で弾き語りなんかすると更にいい・・
リストラされた元サラリーマンにもぐっとくる・・
団塊のオジさんに最も合う・・

曲は長調だけど ソドレミ演歌だから抒情的になる
2番はもっといい・・

シャボン玉消えた とばずに消えた
うまれてすぐに  こわれて消えた
かぜかぜ吹くな  シャボン玉消えた


40歳になってやっと子供が授かって大喜びしていたあの頃・・
親の顔も見ることなく医療廃棄物として捨てられたあの子・・
この歌を歌うと思い出して・・・・おらぁ・・おらぁ・・

♪リンゴーの花びらが~かーぜーに~ ♪  ・・じゃないってば !

でも、こういう ツッコミ を入れてくれると私はホッとする
悲しみを笑いに変えてくれて気持ちがリフレッシュされる

1番を歌っているときに
「へぇー 屋根も飛んじゃったの・・ ずいぶん強い風だねー 」
この ツッコミ も笑えて なかなか好い

しかし、人によっては、悲しんでいるときにおちょくられて・・と
怒る人もいるので 難しいところでもある

関西新喜劇や肥後にわか等は、涙と笑いの両方が出てきて 初めて
厚みのある感動する芝居になる


なかなか うまく表現できないが・・

涙と笑いというのは相殺されてうまい具合に人生の糧になるのではないか

と最近思っている










軍歌 考 1

日本の軍歌には、マイナー調が多い

以前 古関裕而が対談で言っていたが
戦時中 曲を頼まれた時 長調で書いても どうも受け入れられない
ためしに短調の"若鷲の歌"を書いたら 爆発的に皆歌うようになった

  若い血潮の 予科練の
  七つ釦は 桜に錨
  今日も飛ぶ飛ぶ 霞ヶ浦にゃ
  でかい希望の 雲が湧く


たしかに この歌は Am と E7 のみで伴奏できる
ただしプロならば 霞ヶ浦の"浦"の所だけは Dm を入れる

元気の良い長調の曲で 兵士を鼓舞する外国に比べ 日本では義理と人情をからめ 根性で戦う雰囲気が 合ったのかもしれない




恋は奥手

ある時 貧乏な画学生が 女優に恋をした
彼は全財産をはたいて 女優の前にバラを飾った
しかし 女優は どこかのお金持ちがふざけたと思った
そして 女優は よその街へ去り 華麗な人生を送った
画学生には 思い出以外 なにも残らなかった


ご存知 "百万本のバラ" のストーリー

もともと金もなければ ルックスやセンスで劣る 私にとって
この歌は イメージが 重なる・・

昔から・・・
喜ばれるだろうと 一生懸命努力した結果が
あっ そう
で終わることが ほとんど・・・

気持ちの伝え方が下手といえば 確かにそう
ふられて やっぱりね と妙に自己満足もする

これまで ずっと そうであった
いまでも じくじたる気持ちは 日常お茶漬けサラサラ
これからも 永久に これがお似合い ・・・ か


気休めに 逆の立場になった場合を考える・・

誰か 私のために "着てはもらえぬセーター" を編んでいる人はいませんか
・・・ ? ?

( こだま a - ri - e - ne - e ~~ )










 

反戦歌

学生の頃は 大学紛争真っ盛り
ベトナム戦争反対で盛り上がっていた
で、 反戦歌といえば・・・・

あまり思い出せないところを見ると
たいした歌はなかったようだ

だいたい三派系などの過激派は
歌舞音曲は軟弱だ・・ ! なんて
当方のクラブ演奏会も何度妨害されたことか

なんとか思い出してみる
友よ、 風に吹かれて、 自衛隊へ入ろう、 国際学連歌、 
フランシーヌの場合は、 死んだ男の残したものは、
花はどこへ行った、 Cruel War ・・・ 

いま一番記憶に残っているのは  "さとうきび畑"
1968年だからもう40年も前 初めてコンサートに行ったのが
森山良子の・・
そのころ好きだった曲 "雨上がりのサンバ" を聞きに

その時の"さとうきび畑" 本当に良かった・ 感動した

むかし海の向こうから
いくさがやってきた
なつの日差しのなかで

ざわわ ざわわ ざわわ
かぜが とおり抜けるだけ


若気の至りというか 感化されて
その頃 総理府の身分証明書が必要だった 沖縄にも行った
麻文仁の丘で またあらためて感動した・・

この歌は ゲバ棒の実力行使よりはるかに反戦の効果がある


   つづく

反戦歌 つづき

反戦歌は 元気のある曲で抵抗するのではなく
戦争の悲惨さ虚しさを訴えて戦いを無くす 抒情歌である

四面楚歌 という言葉は 敵に囲まれたと言う意味だが
三国志「項羽と劉邦」によれば

囲まれたのが楚の国の兵士で、
楚歌を歌ったのが周りを囲んだ楚以外の国の兵士だったそうだ 
すなわち郷愁をあおって 敵の戦う気力を無くす作戦で、
背水の陣で敗れた項羽がこの作戦で最終勝利を得た

第二次世界大戦のヨーロッパ戦線、
仏軍と独軍の白兵戦のさなか ふと銃撃が止んだ時、
どの兵士からか"リリーマルレーン"の歌が聞こえてきた
銃声は再発せず、敵味方みんなで歌声は続いた・・

戦いをやめさせるのが反戦歌

沖縄に上陸した米軍が、島民の集団自決を止めさせるのに
"てんさぐぬ花" でも聞かせたなら少しでも 思い留まったか・・

てんさぐぬはなや ちみさきにしみて
うやのゆしぐつや ちみにしみり


いまさら・・・










軍歌 考 2

日本の軍歌は、軍の検閲を受けているにもかかわらず
どう聞いても 反戦歌または厭戦歌としか思えないのが多い

徐州徐州と人馬は進む
徐州居よいか住みよいか
しゃれた文句に振りかえりゃ
お国訛りのおけさ節
髯が微笑む麦畑


全体が Am E7 の 黙々行進調 
居よいか住みよいかの"か"は、疑問でなく反語
「冗談じゃねぇ住み良いはずなんかあるわけね~よ」
「戦争なんか止めて早く故郷へ帰りたいよ」
おけさ節なんて まさに四面楚歌のとおり・・郷愁、厭戦感
髯が微笑むということは 目には涙なのだ

勝って来るぞと勇ましく
誓って国を出たからにゃ
手柄立てずにおかりょうか
進軍ラッパを聴くたびに
まぶたに浮かぶ 旗の波


歌詞は勇ましいが 曲は限りなく寂しい ど短調
まぶたに浮かんだのは "旗の波"の向こうに居た"母の涙"
そのころ芝居の「まぶたの母」を知らない人はいない
みんながみんな そう受け止めていた

ここはお国を何百里
離れて遠き満州の
赤い夕日に照らされて
友は野末の石の下


これも聞けば聞くほど泣けてくる
亡くなった戦友をこれだけ物語化
どう聞いても反戦歌
最後の余韻は " しかられて " 風


でも たまには 楽しい雰囲気の軍歌もある

さらばラバウルよ
また来るまでは
しばし別れの涙がにじむ
恋しなつかしあの島みれば
椰子の葉かげに十字星


植木等がヨタって歌ったら似合う  手拍子でも出そう
楽しいはずだよ 戦いを止めて撤退(転進)する歌だもんね
やっと 十字星の瞳の 恋しいあの娘の元に帰れる
嬉しさに涙がにじむ・・・





シルクロード

マンドリンの曲で最大規模の 鈴木静一 作曲 交響幻想曲 「シルクロード」を聴いている

1968年 我が大学のマンドリンオーケストラが 作曲者を招いて 演奏会を実施した

生の会場録音で テープからCDに落としているため 音のバランスや雑音などは最近のCDレベルに及ばないが 全体としてなかなか出来がよい

もっとも 自分も出演しているので 我田引水の気持ちは否めないが、すなおに聴いても なかなかヨイー

自然に 自分が発した音を探しながら聴いている
私がやったのは トライアングル、フィンガーシンバル、ジャイアントシンバル である

記憶では Ⅰ楽章でシンバルに空気が入り うまく音が出なかった また一番目立つ 最後の 大シンバルのソロでは ほんの少し遅れたか と思っていたが CD音入れ時 修正でもしたのか 打楽器については まったく非の打ち所が無く 聞こえた

こんな 演奏を目の前で聴いたら 感動しない人は居ない
鈴木先生も おそらく大感動して その後 「都府楼」、「幻の国 邪馬台国」など我々のために 新作を作ってくれたのだろうと思う

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運動会

秋晴れのさわやかな天気・・
近くの小学校では運動会をやっている

MCの進行の声と共に BGMというか、雰囲気を盛り上げる音楽が聞こえてくる

昔は 運動会といえば定番の音楽があった ・・ え~

ほら あのフレンチカンカンの・・なんて曲だったか・・
あれだよ ♪カステラ一番 電話は二番 三時のおやつは・・・♪

思い出した ! オッフェンバッハの"天国と地獄"

他に どんな曲があったかな~ なんて 記憶を手繰り寄せると・
"軽騎兵序曲" "威風堂々" "双頭の鷲の下に" "君が代行進曲" とか・・


最近の運動会の曲は 一応はブラスの曲だが ほとんどアニメの編曲が多い
NHKの"みんなの歌"系統もあるようだ  

今 聞こえているのは  ♪ ターラコー ターラコー・・ ♪
お遊戯やマスゲーム になるとJポップスやよさこい踊りも飛び出す


そういえば 私の小学生の時 お遊戯のほとんどはフォークダンス系だったが 六年生のみ "どんぱん節" を踊ったのが 鮮烈に記憶に残っている

そのころは 大人になって音楽にこれほど首を突っ込むとは 予想もしなかったが・・






眠れない夜

さだまさしの歌 "案山子"

げんきでいるか
おかねはあるか
ともだちできたか・


親子というか、母と息子はいつも変わらない
都会の大学へ行ったか、就職で出て行ったか・

ばってん荒川の歌 "帰らんちゃよか"

かえらんちゃよか
そっちでやることもあるだろけん
かえらんちゃよかよ・・


仕事で忙しくなかなか帰省しない
あたしも歳をとったし本当はね・

どちらの歌も母の心がこれでもかと言うほどわかる
しつこいというかクサイというか・・
しかし これまでの経験から ついジーンとくる

だから 今 一生懸命 介護しているのだ

それなのに 口げんかばっかし ・・




歌を忘れたカナリア

歌を忘れたカナリアは 後の山に棄てましょか
いえいえそれは かわいそう
歌を忘れたカナリアは 柳の鞭でぶちましょか
いえいえそれは かわいそう

(三拍子で)
歌を忘れたカナリアは  象牙の船に銀のかい
月夜の海にうかべれば・ 忘れた歌を思い出す


解釈その1
子供を教育する場合は決して短気になってはいけない
暴力で無理強いしても結果は出ない まして放任してもいけない
環境を整え、誠意をもってやれば 必ずうまくいく

解釈その2
会社でどうにも仕事ができない部下がいても嘆くまい
怒ればすねるし ほっとけば遊んでるし・
教育してもどうしようもないヤツは 
出身地の近くに転勤させるとよい
地元だと案外一生懸命働くものだ

解釈その3
歳をとって働けなくなった人への対処は
本来なら子供など家族が面倒を見るべき
だめなら国が面倒を見るべきであろう・・けど
擁護施設などに送り込めば手っ取り早い


作詞の西条八十氏は 大人の介護問題まで考えていただろうか・

しかし、当時どこかの地方では お年寄りをひとり小さな船に乗せて海へ送り出すような風習があったと聞いた
象牙の船と銀の櫂ではないが、飾り立てられて まさしく生きたままの葬式だったという

そういえば 関が原の近く 姥捨という地名は 昔お年寄りを山に棄てたのではなかったか・


介護していると 素直に童謡も聴けないナ・・





バックミュージック

以前、中国を旅行した際、女性騎馬隊の栄誉礼を受け 模範馬術を見せてくれた
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ご厚意にいたく感激したが、バックミュージックが 西部劇の"荒野の7人" では ちょと? 空気が違う !

レストランなんかのBGMでも 知ってる曲が流れてくると 気になって食事がどっかへ行ってしまう
最近 TVシーンで二胡が使われるが、習って知ってる曲が聞こえると なんとなく違和感が漂う場面も多い

むかし(ウンと若い頃) 自分の結婚式のBGMを考えたことがあった

1. 交響的前奏曲 「ボッタキアーリ」

教会に皆集まってワイワイ云ってる時から何となく始まる
中間の盛り上がるところでは 二人のスライド等を映す
だんだん照明を暗くしていき、最後は祭壇へのスポットライトのみとする
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2. 華燭の祭典 第二楽章  「マネンテ」

Dolaの2重奏とともに花嫁が親とともにバージンロードを歩いてくる そして花婿のもとに
終わりのカンパーナは 教会の鐘とダブらせ 式の中間の盛り上がりを創る
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(ここで間違っても第一楽章を流してはいけない、チャンチャン ! でズッこける)
(さらに第三楽章に入ってもいけない、映画"卒業"の略奪婚シーンの雰囲気となる)

3. 主よ人の恵みと喜びを 「バッハ」

ひととおり流したら弱くして牧師の話が始まる
時間が空くようであれば "G線上のアリア" を小さく流しても良い
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ここで賛美歌を歌うことが多いが まあしょうがない

4. 明日にかける橋 「サイモン&ガンファンクル」

新郎新婦の退場でスタート 教会の扉を出るとき CODAの最高潮となるタイミングで音量アップする
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最後 この曲の後奏にあわせて教会の鐘の音が いつまでもいつまでも鳴り響く・・

我ながらよく出来ていると思う  (画面出演は今年4月 私の姪の時の)

音楽の方は残念ながら未だ日の目は見ていない











山の音楽

ひとりで山道を歩いていると ハエがまとわり付くみたいに
頭の中に同じメロディが 何度も何度も浮かんで 離れないことがある

その時の体調もよるが だいたい登りの時は
先月カラオケで歌った曲・・登りで苦しいのでテンポをとって歩調を整える
二胡レッスンでの教則本の曲・・つらい登りも努力だ! ということか
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下りの時は 疲れておセンチになっているので スローとなる
・マンドリン曲"山嶽詩" の最初と最後のテーマ・・夕暮れの山を見るとぴったり
"シンプルシンフォニー" の中間のトランクィーロのメロディ・・アルペジオ伴奏が下りのリズムに合う
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鈴木静一の"山の印象" という曲があるが、なぜかこれは出てこない
彼はたぶん自分の足で歩いて山に登ったことは無かったのでは・・

それとも 私の方の理由で・・
二楽章のフルートがトラウマになって・・ あまり思い出したくない





誰もいない海

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今はもう秋 誰もいない海
知らん顔して 人がゆき過ぎても
私は忘れない 海に約束したから
つらくても つらくても
死には しないと



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健康には自信を持っていたのに 急に病気になると なんだか気がしぼむ・・
作曲の内藤法美氏や越路吹雪さんのことも知っているので ますます

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でも ・・ 

まぁ  死ぬほどのことではない ・・




真白き富士の嶺

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真白き富士の嶺 緑の江ノ島
仰ぎ見るも 今は涙
帰らぬ十二の 雄々しき御魂に
捧げまつらん 胸とこころ



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ボートは沈みぬ ちひろの海原
風も波も 小さきかいなに
力も尽き果て 呼ぶ名は父母
恨みは深し 七里ガ浜


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み雪はむせびぬ 風さえ騒ぎて
月も星も 影をひそめ
御魂よ何処に 迷いておわすか
帰れ早く 母の胸に


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砂まじりの強風の中で 想う・・

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回転コード

Guitar伴奏で 初めて歌った曲 ・・ "この広い野原いっぱい"
♪ このひろい のはらいっぱい さくはな を・・♪
   C      Em        F     G7

同じコード進行で 次に歌った曲 ・・ ” 風 ”
♪ ひとはだれも ただひとり たびにで て ・・ ♪
   C      Em        F     G7

そのころ 流行っていた曲 ・・”君といつまでも”
♪ ふたりを ゆうやみが つつむ このまどべで ・・ ♪
   C      Em       F      G7

少ない知ってるコードで いろいろ弾けるのが好かった

クラシックでも 有名な回転コードの曲がある  パッヘルベルの”カノン”
 D   A   Bm   F#m   G   D   G   A
同じ繰り返しが 28回続いて 終わる  Guitar伴奏は本当に疲れる

昔 弾いた曲で 今でも好きな曲  イーグルスの"ホテルカリフォルニア"
Am   E7  G   D   F   C    Dm   E7

サビの一部を除いて ほとんど このコードの繰り返し

イントロは 何回弾いても泣ける 
後半 延々と繰り返すセッションは 本当に音楽好きな仲間が 嬉々としてやっているよう・・







シルクドーロ紀行

2007年8月20日から 28日まで 東京~熊本を 車で ひとり旅をした 

熊本での介護 および 途中での百名山踏破 が 目的であったが ・・・

今 想いをめぐらすと マンドリンの名曲 交響幻想曲"シルクロード"にイメージが重なる




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 第一楽章 出 発


山登り用具、熊本での1ヶ月の生活用具、途中での別宅打合せ資料など 旅支度で愛車CR-Vも満杯、この上 車中泊も可能としなければいけない 準備は大変だが これからの新しい経験に胸が膨らむ 車のMDプレーヤーに カセットを入れると 曲は不安定な序奏に続いて メインテーマが高らかに響く こちらのCR-V キャラバンも するすると動き出した 見学者や見送りなど誰もいないが すぐ近くの府中ICから 難なく中央フリーウェイへ 右の競馬場、左のビール工場 を眺めながら流れに乗る まずは通勤割引 ETCの稼ぎどころ


第二楽章 炎天路と山脈の出現


山梨で別宅打合せを終えた旅は、順調に伊那路の一般ロードを進む 炎天下のアスファルトには 陽炎 これから先の旅の苦労を暗示させるが、まだ始まったばかり 元気である 当面の行先は、滋賀の伊吹山 しかし 見よ! 行く手に雪を頂いた山脈が立ちはだかる もはやこれを超えるしかない、天空の絶壁はいよいよ我々を威嚇する CRVキャラバンは 日和って高速に入る これこそ日本の屋根を乗りきる 恵那山トンネルである!


第三楽章 市場とオアシス


緑の都サマルカンドに限らず、人が集まるところにはいろんな店が集まる 土地土地の特有な店があって飽きないが 時々景色の中に突然 見慣れた建物が顔を出す "しまむら""ケーズデンキ""カインズホーム"など・・おーここにもあるのか!  土地の温泉も楽しい 山中の鄙びた野天もいいが、最近 自治体が作った立ち寄り湯もなかなか良いのがある 安いし、一人旅に最適 


第四楽章 蜃気楼とカラブラン


伊吹山を難なくクリアしたCR-Vキャラバンは、今日の目的地 奈良県天川村へ足を向ける 蒲生氏郷街道と称するこの道は 延々と何の変哲も無い田舎道である 風は落ち 気温37度 逃げ水が続く 甲賀伊賀あたりでは幻覚が出てくる たまらず宇陀市で休憩、こんな暑い日の夜は はたして突然の雷鳴とバケツをひっくり返したような大雨 黒い嵐でなく稲妻に明るく照らされ・・昼から引きずっている幻想の世界に・・居る・いる・イル ~・・


 第五楽章 山の夕暮と歓楽の宵


西へ向かって車を進めると 自然と夕暮れをみて走る 目は疲れるが 薄暮の景色は抒情的で好きだ 特に真っ黒になった山の端と まだ明るい夕空の対比・・ 田舎の道では突如コーランみたいな有線放送が聞こえることがある ここはバクダッドか? 早く目的地に着いたとき地元の一杯飲み屋で騒ぐのは楽しい 昔は絢爛たる歓楽街だったが 寂れてかえって風情がある大洲市など・・旅の途中であった女性は皆 妖艶でドラマチック 一夜の想い出はたくさん・ ホント


第六楽章 月下のキャラバンともののけの宴


CR-Vキャラバンは、今夜の宿を飛ばし夜のドーロを急ぐ 降り注ぐ月光にだれが吹くのか笛の音・じゃなくて、眠気防止のひとりカラオケじゃ- 登山口での車中泊は山奥だけに真の闇 夜中 カサッ コソッ と・やがて森の妖怪どもの聖餐が始まる やつらのざわめきに安眠も妨げられる が、こちらも山のオバケには精通している強みがある


第七・八楽章 静かな船旅と熊本への帰還


四国の百名山2座を踏破したCR-Vキャラバンは 三崎港から紺碧の瀬戸内海の航海となる 久しぶりに運転の緊張から解き放たれ 静かな船旅を楽しむ  別府港についたCR-Vキャラバンは、停止することなく九州のドーロを進む これこそ熊本へ続く道 やまなみ街道である くじゅう高原を過ぎると、なつかしい阿蘇の五つの峰が・・! 思わず息を詰める 帰郷の喜びをかみしめながら、糸杉の林を抜けると やがて立野の下りで眼下に夢にまでみた熊本の町が・・! ああ!! 金峰山と三の岳のシルエットの中に ひときわ高い熊本城も見えて来た 大津の杉並木を過ぎると ついに 熊本の街並みに入る・!   (テーマ音楽スタート・・!)

長かった旅を祝福する 真っ赤な夕焼けが ずっとずっと 続いているのでした・・・・・・・     完  


 


 

ハモる

カラオケは好きだが、少しは工夫というかウケ狙いをしたくなって つい人の歌にハモりをつけることがある

もともとGuitarを持ったのは PPMとかブラフォーなどのフォークグループに影響を受けてバンドを作ったのが始まり

私の声の質から その頃は もっぱら バックコーラス 
昔はマイクが少ないので Guitar弾きながら 横から首を伸ばして・・

♪ シューシューシューラールー
シューラーラクシャク シュラババクー
 ウェーナーソーマイ シャリババクー
  バービパリナブッシャイローリー 


なんて 3度上を歌っていたものだった ・・ "虹と共に消えた恋"

カラオケで3度上を歌いやすい歌  

真夜中のギター ♪ まちのどこーかにー さみしがりやが ひとーり ・・ ♪
白いギター    ♪ しろいギターに かえたのは ・・ ♪
空よ        ♪ そらよ みずいろの そらよー ・・ ♪

3度上を本来のメロディとしたほうが 栄える歌もある

雨のバラード   ♪ ふーりしきる あーめのほどう ・・ ♪
冬の稲妻     ♪ あなたはーいなずまの よーうに ・・ ♪
恋人もいないのに ♪ こーいーびとも いなーいのにー ・・ ♪

ちょっと難しいが 3度下を歌えれば じつに格好よい歌

白いブランコ  ♪ きみはおぼえて いるーかしら ・・ ♪
バラが咲いた  ♪ バラがさいたバラがさいたまっかなバラが ・・ ♪
待つわ      ♪ かわいいふりしてあのこわりと ・・ ♪

CMソングでも すばらしいハーモニーの曲がある 
ガロとシモンズが歌う・・CHELSEA
♪ なつかしい人に であったような
  やさしいたよりが いまとどいた
  わすれかけていた しあわせ
  あなたにも  わけてあげたい
  ホラ CHELSEA  もひとつ CHELSEA


さすが ・・ 安井かずみと小林亜星 ・・ ソドレミ演歌だね この歌 

もう生では聞けないけど

 

ハモる ・ つづき

グループで歌うときにハモるのは当然のことと思うが すべてが ダークダックスやデュークエイセスみたいになる必要はない

ザピーナッツは確かにハモってるが こまどり姉妹は斉唱だよねー
"寒い朝"で吉永小百合とマヒナスターズは 同じメロディを 策もなく歌ってるよねー

演歌は ハモるのにちょと不向きだけど みんなやりたい気持ちはありそうだ
デュエットの "居酒屋" 最後の2小節のみ ♪ いざーかや でー ・・♪

おもしろいのは さくらと一郎の "昭和枯すすき"

サビのところは 5度の和音だが それぞれが相手に構わずビブラートをきかせて勝手に歌っている

  ♪ ちーかーらのかぎり いーきたからー みれんなど ないさー ・・ ♪

でも 聞いててなかなかヨイ 
個性を捨て べったり同化するのではなく 自分もおもいっきり楽しんでいる雰囲気
これこそ 望ましい夫婦の姿ではなかろうか・・

伴奏の編曲も演歌にしてはすばらしい  
特にチェロがサビの部分で これまた歌に関係なく遊んでいる所なんか編曲者に拍手を送りたい

音楽は 歌う主人公もバックコーラスも伴奏も そして創る人も聴く人も・・みんなで 楽しめる !



アリラン

韓国民謡 アリラン の編曲をしながら 考えた

昔 学生の頃 こんな 替え歌を宴会で聞いたことがある (曲はアリラン)

♪ じゅーえん じゅーえん と 思って 拾ったらーー
  一升ビンの ふーたーでー パーカ 見たよー
  ビールビンの ふたなーらー 勲章にもなろがーー
  一升ビンの ふーたーでー パーカ 見たよー
  ♪

♪ マンジュウ マンジュウ と 思って 拾ったらーー
  うーしーの ふーんでー パーカ 見たよー
  うーまーの ふんならー バフン紙にもなろがーー
  うーしーの ふーんでー パーカ 見たよー
    ♪

まぁ なんとも ケチったらしい歌  聞いてて情けなくなる

しかし 小学生の頃 拾ったビンのふたの内側のコルクをはがし 洋服の外と内からギュッと押し付けて ワッペン遊びをやったことはある

バフン紙にしても そのころの厚紙はみんなこれ ハトメとひもをつけた"画板"(がばん)というのは 写生の時に画用紙の下に使っていた

貧乏が当然  そのころは "男おいどん" の世界
金はなかったが 長い髪の少女もいたし みんな夢と希望にあふれていた










紅白歌合戦

昨年のNHK紅白では 1/3 が私にはついていけない歌となった 中には 初めて見る歌手、Grなどもいた 音楽家を自負するNGとしては やや焦り気味

最近のNHK紅白は 面白くない また 年々視聴率の低下とか 紅白廃止論が 言われるが 私はそんなことは気にせず 今年も来年も 未来永劫ずっとやって欲しいと思っている

昔 視聴率50%オーバーだったというのがそもそも異常であって 余暇の楽しみや音楽の様式が多様化した現在にあっては 全ての視聴者を満足させることは無理であり 意味もない

少し 違った角度でNHK紅白を見ると 実に面白くなる  音楽公演は 出演歌手、歌だけでなくいろんな要素が組み合わされている 司会進行 伴奏楽器 編曲 舞台構成 進行 照明 音声 作詞作曲
最近は 照明効果を駆使した舞台演出がすばらしいと思ったし 生の器楽伴奏もここならでは (マンドリンもがんばれー!)

歌手の髪型 メイク 衣装なども デザイナーによる十分練りに練ったもので 即席評論家で楽しめる 若者による訳の分からない歌も コード進行や歌詞の内容など 最近の流行りの勉強をさせてもらっている

我々の世代にも配慮している 寺尾総 米米クラブ さだまさし なんか本当に音楽を楽しんでいるようで見てるこちらも楽しくなる Guitar弾きとしては石川鷹彦ぐらい紹介して欲しかった  負けないで 待つわ 夜桜お七 愛燦々 千の風・ 恋に落ちて なんぞはカラオケ定番 つい一緒に歌ってしまった

でもイチオー自称音楽家として 少しは物言いを・・ 
序盤の演出がちょと雑でなんかノっていない 若いからある程度しょうがないが盛りたてるバックも舞台の広さに合わず多すぎ 大規模にするならガクトみたいに外ロケが適当 舞台の上でバックに映像を組み合わせるのはまだしっくりいってない バーチャルの世界と融合させるには工夫が必要 大塚愛クンなんか生がバーチャルらしくて好かったんだけどね 最後の演出ははだいたいいつも吹雪 これもアップだといかにも紙 もうすこしリアルに出来ないかね~ スキー場の造雪マシンで本物を降らせたら?・・びしょ濡れぐらい覚悟しなくちゃ

とにかく 一流の歌手 演出 構成家 音楽奏者が総出で 金と労力を惜しみなくつぎ込んで製作している番組である 見所が無いはずはない








拝啓 エリカ様

沢尻エリカ といえば 昨年いわゆるふてくされ会見で有名になったが 以前から気になる女優ではあった

"パッチギ"では初々しい女子高生だったが 最近のTVドラマでは独自の雰囲気も出て 本格女優の片鱗が見えてきたように思う

日仏ハーフだが伝統的日本美人で 若いのに物怖じしないところがよい しかしスタッフや対マスコミとの細かい気配りにやや欠けていたのか その辺がちょっと反感をかったようだ

これまで私がファンになったスターは なぜか周りから叩かれることが多い 古くは"ちあきなおみ"すこし古い"森高千里"かなり古いが現役の"松田聖子" みんな 絶対に叩いた周りのマスコミやプロダクションが悪い・! と思っている

私はどんなことがあっても応援している ♪負けないで・・♪ 

でも "クローズドノート"で マンドリンの宣伝も 少しは やってね~





ペチカ

♪雪の降る夜は 楽しいペチカ 
 ペチカ燃えろよ お話しましょ
 むかしむかしよ もえろよペチカ

 雪の降る夜は 楽しいペチカ
 ペチカ燃えろよ 表は寒い
 栗や栗やと 呼びますペチカ

 雪の降る夜は 楽しいペチカ
 ペチカ燃えろよ じき春きます
 今にやなぎも 萌えますペチカ ♪


北原白秋 作詞 山田耕作 作曲 


メルヘンタッチの素敵な曲だが なぜ日本にはないペチカなのか ?
ペチカ がどんなものか私も知らないが どうもロシア風の暖炉みたいらしい

さらに調べると 白秋が満州へ行った時の思い出として作詞した とある 苦労している満蒙開拓団の歌としてはちょと不自然 ペチカ の替わりに いろり にして国内版にしたら 歌詞としては しっくりいったかも ・・


現代のペチカは 薪ストーブ  冬はかなり寒い我が別宅でも設置すべく計画していたが 予算不足のため導入延期

81ペチカ1

これはいつもお邪魔している友人の別荘にあるもの 導入はこのモデルを予定

81ペチカ2


すぐ設置できるよう 私の別宅の屋根(屋上)は加工済み


多芸多才

カラオケで 私が好きな曲 よく歌う曲 ベスト6

1 風たちぬ     松田聖子
2 春なのに     柏原芳恵
3 けんかを止めて  河合奈保子
4 秋桜(コスモス)    山口百恵
5 赤いスイトピー  松田聖子
6 恋に落ちて    小林明子

すべて女性でアイドルの曲が多いが 特徴的なのは作曲者がすべて自分も歌う歌手であること

ユーミン(松任谷由美こと呉田軽穂) 竹内まりや 大滝泳一 中島みゆき 徳永英明 さだまさし

誰がどの曲かわかりますか ?

ほかにも そんな曲  森進一の襟裳岬  バンバンのいちご白書をもう一度 

でも みんな本当にいい曲  多才ですよね





合カン

♪村の渡しの船頭さんは
  ことし60のお爺さん
  歳はとってもお舟をこぐ時は
  元気いっぱい櫓がしなる
  それギッチラギッチラギッチラコ ♪


この童謡の題名は忘れたが なんといってもショックなのは 60歳はお爺さん! と言い切ってること

このブログのタイトルで 自分の事を G3(爺さん)と呼んでいるが これは本当はうんと若いつもりの自分が 笑いを取る目的で言っているのだー 

しかし ほんとーに60歳になったら どーする ? 洒落にならないよー
あー 60になりたくなーい  でも どんどん近づいてくる

こんな不安をよそに 我が同世代は "60になったら みんなで合同還暦お祝い会をやろう"なんて言っている

略して "合カン " ??    そんなのイヤだー   合コンも ほとんど縁が無かったのに ・・・・



その時は思ってもみなかった③

大学の頃 所属するマンドリンクラブとは別に 気の合う仲間でフォークグループ的音楽をやっていた

マンドリンクラブでのクラシックやオリジナルも好きだったが たまにはグループでポップスやフォーク カントリー はたまた ビートルズやサイモン&ガンファンクル をやりたかった

そのころ KBC(九州朝日放送)で ビッグフーテナニーという深夜番組があって 素人のバンドを紹介していた ちょうど めちゃくちゃ歌の上手い女の子がグループにいたこともあって せっかく練習しているのだから ラジオにでてみるか という話になった

隣の西南学院大学で活躍していたのが 財津和夫 率いるチューリップ このバンドは"柱時計が10時半"の時代からよーく知っていたが そのころのフォークソングを圧倒的に上手く歌っていた PPMの"哀しみのジェットプレイン"なんか ハーモニー、ギターテクニック すべて完璧

一方 RKB(毎日放送)あたりで活躍していたのが そのころ浪人中の井上揚水 率いるアンドレカンドレ "カンドレマンドレ"というわけわかの歌を歌っていたが 歌唱力がすごい 本当に心を打つ歌手と思っていた

その他 目立たなかったが 赤間の教育大には 海援隊がいたし 甲斐バンドなんかも・・ こういう連中が うようよ 居た中で 我々のバンドも いちおう 張り合っていたのだ

ラジオに出た結果は推して知るべし 思い出すのも恥ずかしい ・・

しかし チューリップや井上揚水の その後の活躍は ご存知の通り

その時は思ってもみなかった





替え歌

元歌を生かした替え歌 昔 こんなのがあった

ブルーコメッツの"ブルーシャトー"  ♪森と泉にー囲まれてー 
♪ もりトンカツ いずみニンニク かーコンニャク まれテンプラ~


森山加代子の"白い蝶のサンバ" ♪ 貴方に抱かれて私は蝶になるー

♪ なまむぎなまごめ なまむぎなまごめ なまたまご~

ディズニーの"ビビディバビィデブー" ♪ マラガビーヤ メチカブーヤ ビビディバデリブー"
♪ かみをもって べんじょいって びびりばりりぶー ~


こういう歌詞は たぶん子供たちが 初めに歌っていたような 記憶がある   

今でもおもしろい ・・







タバコ屋の娘

♪ 向こう横丁のタバコ屋の かわいい看板娘
  歳は十八 番茶も出花 愛しいじゃないか
  おまけにタバコを渡す時 かわいい目つき
  だから毎朝毎晩 タバコを買いに行く

♪ この頃毎朝毎晩 タバコを買ってくあの人は
  なんてタバコを飲むんでしょ おかしな人ね
  おまけにタバコを渡す時 変な目つき
  だけど家には大事なお客 毎度ありがとう

♪ 向こう横丁のタバコ屋のかわいい看板娘
  初めはつんとすましていたがこの頃うちとけ
  おはようこんちはこんばんは へへお愛想よろし
  だから毎日タバコをじゃんじゃん買いに行く

♪ 今日で三日目あれほどに タバコを買いに来た人が
  ちっとも来ない顔を見せない ちょっと心配よ
  時候あたりか風邪ひきか なんだか気がかり
  それはこれやと考えてたら お釣りを間違えた

♪ 今日で五日目タバコ屋の かわいいあの娘はどうしたろ
  買いにいきたし金は無し 横丁も通れない
  今日という日を待っていた 月給もらったぞ ヘイ
  あわてて駆け込むタバコ屋の ガラス戸割っちゃった

♪ アーラしばらくどうしたの
     へへ実は風邪ひき腹下し
  それじゃやっぱり病気だったの
     イエイエ財布がね それでも今日は月給日 これから毎日
  相も変わらず
     タバコ下さい
  毎度ありがとう
     へへ どういたしまして



昭和12年の歌謡曲  コミックソング的で楽しい  まだ戦争の緊迫は薄かった頃・・

私が聞いたのは リバイバルブームの頃 ニヤけた佐川ミツ男と 気の強そうなドドンパ娘 渡辺マリが ぴったりの雰囲気で歌っていた

作曲は 驚くなかれ あのマンドリンの大御所 鈴木静一  

そういえば・・

タン・タ・タン・タ・タン のリズムは 都府楼にも邪馬台国にも 同じのが出てた ・・・・






  

その時は思ってもみなかった④

昭和41年のある日 私はその頃ファンであった無名のモデル"山本リンダ"を見るためにTVを点けた

TVは当然白黒で サイズは14"くらいだった 番組はNHKの深夜の音楽番組 夢のハーモニー

番組は楽曲を一曲やるだけで その演奏家のバックに モデルも少し顔を出す程度のショート番組であった

その演奏家の中に かわいい雰囲気のマンドリンを弾く 人が居た

6年後の昭和47年のある日 私は虎ノ門付近を歩いていた そして演奏会の看板が目に入った

なんとなく入ったら 弾いていたのは 以前TVで見たマンドリンを弾く かわいい人であった

その人は 皆さん ご存知の T先生

40年経った今でも ずっと お付き合いがある

その時は思ってもみなかった





 

苦労あればこそ

ロシア民謡は働く人の心がこもっていて心に残る  "ボルガの舟歌" "仕事の歌" "バイカル湖のほとり" "すずらん" "カチューシャ" "ポールシュカポーレ" "赤いサラファン" ・・・

沖縄のメロディも 民謡から歌謡曲 ロック まで好きだ  "芭蕉布" "てんさぐぬ花" "島のブルース" "涙そうそう" "花(すべての人に愛を)" "島ん人の宝" ・・・

歴史的に共通なのは 長い長い 為政者からの弾圧が あったこと 民衆は抑圧された心を歌に表わして癒したと思われる

いま 我々は気楽に音楽を作ったり演奏したりしているが ひょっとして のほほーん と暮らしている人には いい音楽やいい演奏は出来ないのではないか 苦労や経験をしてぎりぎりの中から搾り出すような時 本当に人の心を動かせる音楽が生まれるのではないか

ベートーベンは 第九を作曲した時は ほとんど耳が聞こえず苦悩していたし バッハもナポレオンの軍隊に囲まれて地下室の中で大砲の音を聞きながら交響曲を作っていたという

ただ ・・  そう言われてもねー        無理に苦労はしたくないし・・

音楽が好きで好きでたまらないが 仕事とか環境によりなかなか思うようにやれない人がいる 
そういう鬱積がたまっている人は その障害を乗り越えれば 基本的にいい音楽ができる素養がある

そう 思おう ・・・









 

アホみたいな歌

スナックのカラオケでよく歌われるデュエット曲  ” 居酒屋 ”
♪ 外に出たなら雨だろう さっき小雨がパラついた ・・ ♪

なんか おかしいよねー 雨と分かっているのに 想像文はね


吉田たくろうの ” 結婚しようよ ”
♪ もうすぐ春が ペンキを肩に ・・ ♪

ペンキを肩に掛けると汚れるので これは ”ペンキ”でなくて”ベンチ”じゃないの? そう聞こえるし
でも   よーく 聞いてみると ”ペンチ” というより ”便器” に聞こえる


沢田研二の タイトルは忘れたが とにかく 叫んでいる
♪ hold me tight ! hold me tight ! ・・・ ♪

よーく 聞いてみても ” アホみたい!アホみたい!・・ ”  としか聞こえない






逆セクハラの歌

ドキッとする曲は 昭和40年代ころ 多かった


山口百恵 ” ひと夏の経験 ” と

♪ あなたに 女の子の 一番 たいせつな ものを あげるわ ・・ ♪

♪ あなた が 望む なら わたし 何を されても いいわ ・・♪


15歳の 中学生から こんなことを 言われたら ねー 陰のある 瞳で じっと 見据えられる と ねー


奥村チヨ ” 恋の奴隷

♪ 悪い時は どうぞ ぶってね あなた好み の おんなに なりたい ・・ ♪

手を出したら ちょっと マズいでしょうね 純愛と SMの 区別が なくなった というか 

同棲 も 不倫 も 後ろめたく なくなった 時代


いしだあゆみ ” 止めないで

♪ この 身体 この 心 あなたを 求めて いるの どうにでも してちょうだい あなたの 気の済む ように ・・ ♪

ホントに どうしたら いーんでしょうか ・・ 言われたことが ないもんで ・・



他 にも

♪ 口づけ の その後 で おしゃべり は しない でね ・・

♪ ただ 秘密の におい 立ちこめる だけ ・・

音声 も におい も 加わって 初体験 の 生々しい 描写 が  

昔 は " 夜明け の コーヒー 二人で 飲もうよ " だけで ドキドキ していた のに ・






祭りのあと

一年に一度の演奏会が終わると なんか気が抜ける というか 虚しさを感じる

 祭りのあとの寂しさは また格別である ・・・

この時期 いつも このフレーズが 頭に浮かんでくる

ご存知 鈴木静一 作曲のマンドリン曲   譚詩 " 柳河抄 "  (1969年九大マンドリンクラブ初演)

シックスコードのGuitarアルペジオは しとしとと降る雨 城ヶ島でなく 間違いなく 筑後川付近の生温かい雨である

これに乗って むせびなく様な セロの主題が流れる  グリッサンドの軋み音に ビクッ とする

音楽だけでも 落ち込んでくるのに さらに 白秋の詩の語りが 追い討ちをかける


 灰色の柩(ひつぎ)柳河に しずかにしずかに 冬が来る ・・・

あー もう この どうしようもない虚無感は 死ぬしかないなー 

じぶんに自信も 持てないし 人とも会いたくない

ひょっとして 

これが うつ病と言われるヤツか ?

しかし 私は なぜか こーいう気分は長続きしない

いろいろ忙しくて 次の日には すぐ忘れてしまう

ま、

だから いいんだね ・・・
  





 

SACHIKO

競馬が好きな 九州の友人が嘆いている

一度でいいから有馬記念を生で見たい ダービーや天皇賞もスタンドで見れたら どんなに幸せか

しかし 休みも取れないし  旅費も高い

実は 私は東京競馬場へ歩いていけるところに住んでいる 中山だって武蔵野線一本で楽々

これを 幸せ と言うべきか ・・  幸せ とは 案外気付かないものかも

家族 友人がいる幸せは 少しは感じるけど



♪ 幸せを数えたら 片手にさえ余る

   不幸せ 数えたら 両手でも足りない

      ---

   幸せを話したら 5分あれば足りる

   不幸せ 話したら 一晩でも足りない

      ーーー             ♪





モナリザの微笑

♪ 雨がしとしと 日曜日 僕は一人で

  君の 帰りを待っていた

  壁にかざった モナリザも なぜか今夜は

  すてきな笑顔 忘れてる

  どんなに遠く 離れていても

  僕はあの娘の 心がほしい

  涙ぽろぽろ 日曜日 僕はいつでも

  あの娘の 笑顔 待っている   ♪
            1967年 ザ・タイガーズ


17モナリザ


 モナリザ より モジリアーニ のほうが 合う かな ? ・・・     モデル よっちゃん




チャコの海岸物語

♪ 海岸で 若い二人が 恋をする 物語

24チャコ海01

♪ あまくて すっぱい ひと だから

24チャコ海02

♪ エボシ岩が とおくに 見える

24チャコ海03

♪ はずかしがりやの ふたりは 交わす言葉もなくて

24チャコ海04

♪ まばゆい ばかりの サンゴショー

24チャコ海05

♪ こころから すきだよ チャコ だきしめたい

24チャコ海06


♪ だけども おまえらは つれなくて 

場所 七里ガ浜 SUN&SHINE35 CAFE  & 珊瑚礁   モデル リリー & よっちゃん



カラオケバトル

カラオケ シダックスは カラオケ界の最大手 ノムさんが監督をやったノンプロ野球チームでも有名

30カラオケ01

最近のシダックスは 全て○○クラブ という名前 カラオケよりもレストランなどサロン雰囲気に重きを置く

30カラオケ02

先輩に誘われて(当方から誘った?) 行った 流山のシダックス ドリンク飲み放題で 安い !

30カラオケ03

一刻を惜しんで歌う 最近は歌の採点結果による全国のランキングが出る

30カラオケ04

ランキングは 月単位でリセットされるので 上手い先輩と月初めに行くと 簡単に 全国一位がとれる

30カラオケ05

しかし ダムカードに登録している先輩の名前で出るので 私も 一発奮起してカードを作ることにした

自宅から歩いていける調布のシダックス本店に直行 初めての一人カラオケ


30カラオケ06

写真も登録 ネームは"G3は今日も元気" まずは先輩の順位を目指すが なかなか届かない もう月中か

30カラオケ07

点数は度外視して 好きな歌を歌うことにした しかし一人だと 入力とか なにかとあわただしい

30カラオケ08

調子が出てくると 得意の唱歌・抒情歌で ハイスコア狙い 

30カラオケ09

特に 歌っている人が少ないところを狙う しかし 高得点を稼ぐも 表示される ベスト3 には あと一歩

30カラオケ10

ヤッター ! 終盤 やっと 第3位にすべりこみ 初表示

あれ ! 第1位は 先輩だった 







音楽ピース

最近買った楽譜  二胡の三重奏への編曲用として
40音楽ピース02それにしても ZEN-ON なんて懐かしい 大昔からよくお世話になっていた  しかし 千円+消費税

40音楽ピース06これも 二胡のピアノ伴奏用に買った オンキョーのバイオリンピース  500円+消費税

40音楽ピース03生涯で初めて買ったのも全音ピアノピース  1968年ころ 50円  消費税なんて言葉もない頃

40音楽ピース01ギターピースは好楽社のピースをずいぶん買いました 1970年ころ 50円

40音楽ピース04好楽社ギターピースは 曲によって値段が違ってました 1971年ころ 100円

40音楽ピース05もちろん全音にもギターピースはありました 1972年ころ 70円

この曲は 禁じられた遊び がやっと弾けるようになって 間奏用の譜面が見当たらなかったので 参考用として購入した覚えがあります

40音楽ピース07小冊子になっているスコアも 昔は安くて 重宝しましたね  その頃がんばってた フルートの練習用

バッハ 組曲「第二番」ロ短調          音楽の友社     80円
ビゼー アルルの女「第一組曲」「第二組曲」 全音音楽出版社 300円
モーツアルト フルート協奏曲D調K.314     日本楽譜出版社  90円











Autumn Leaves (枯葉)

44秋のさろきんぐ01

♪ The falling leaves drift by the window
  The autumn leaves of red and gold・・


44秋のさろきんぐ02

♪ I see your lips the summer kisses
  The sunburned hands I used to hold・・


44秋のさろきんぐ03

♪ Since you went away the days grow long
  And soon I 'll hear old winters song・・


44秋のさろきんぐ04

♪ But I miss you most of all my darling
  When autumn leaves start to fall -・・



                             1957年 トニーベネット=唄     府中車返団地 =場所



マンドリンクラブ

マンドリンの演奏会案内の葉書が来たので この場を借りてみんなに宣伝してあげよう

それにしても 卒業してそろそろ40年近く経つのに しかも遠く離れた地に住んでいるのに ・・

とても 行ける訳ではないが OB としては 連絡が来るだけでも うれしい



57Q大マンクラ01

おー 大栗さんの あのややこしいのをやるのか !

現役のときはあの不協和音には苦労したなー 

でもシンフォネッタの何番だったか 曲としては 鮮烈に今でも頭に残っている

机の前で ひとときの 思い出が浮かんできて これまた楽しからずや


57Q大マンクラ02



そういえば 目の前の ペン立て マンドリンクラブの 追い出しコンパ で 後輩から頂いたものだ

マンドリン がこれほどまで 私の人生に影響を与えることになるとは

そのころは 思っても見なかったが ・・









中国琵琶

城之内ミサ監修の中国琵琶演奏会を聴きに行った メインはシャオロンさんの五弦琵琶と中国琵琶

63シャオロン演奏会00

場所は 草月ホール 青山ビル近くカナダ大使館の隣りにある

63シャオロン演奏会01

500席くらいのこじんまりとしたホール 小編成の音楽を聴くのに良さそう

63シャオロン演奏会02

構成は中国琵琶が中心 二胡 笛子 揚琴 の民族楽器に ピアノ シンセサイザー パーカッションが加わる

63シャオロン演奏会03

私の二胡の先生も伴奏に出演している 二胡を中心に琵琶伴奏のほうが 私好みであるが

63シャオロン演奏会04

天台宗の住職徒弟によるお経(声明曲というそうだ) と琵琶とのコラボも面白い

63シャオロン演奏会05

聞き覚えのある城之内さん作曲のシルクロード風音楽が TVのタイトルみたいな感じで心地よい

63シャオロン演奏会06

さすがに シャオロンさんの演奏にはインパクトがあって 聴衆みんな拍手喝采

63シャオロン演奏会07 


終わって なんだか私も中国琵琶を弾きたくなった 

また なんにでも手を出したくなる悪い癖








とことんやれ節

有栖川宮織仁親王が 東方征討伐の総督として 江戸 会津を攻めたとき 官軍の行進の状況を歌ったもの
トンヤレ節 とことん節 とも言う

作詞は その時の参謀長 品川弥次郎 作曲は 大村益次郎であるが 祇園の芸者の作という説もある


54トンヤレ節01

みやさんみやさん おうまのまえで ひらひらするのは なんじゃいな トコトンヤレトンヤレナ

あれはちょうてき せいばつせよとの にしきのみはたを しらないか トコトンヤレトンヤレナ

いってんばんじょう ていおうに てむかい するやつを トコトンヤレトンヤレナ

ねらいはずさず どんどん うちだす さっちょうど トコトンヤレトンヤレナ

ふしみよどとば もとくずはの たたかいは トコトンヤレトンヤレナ

さつどちょうしの おうたるてぎわじゃ ないかいな トコトンヤレトンヤレナ

おとにきこえし かんとうさむらい どっちへにげたと とうたれば トコトンヤレトンヤレナ

しろもきかいも すててあづまへ にげたげな トコトンヤレトンヤレナ

あめのふるように てっぽうのたまの くるなかを トコトンヤレトンヤレナ

いのちおしまず すすんでいくのも みんなおぬしの ためじゃもの トコトンヤレトンヤレナ

くにをおうのも ひとをころすも だれもほんいじゃ ないけれど トコトンヤレトンヤレナ

さっちょうつちの てさきに てむかい するゆえに トコトンヤレトンヤレナ



文献では 言い回しの違いなど いろんな歌詞がある また どうしても メロディに対して字たらずの歌詞もあるが 言わんとすることは わかる

関東の侍どもは 朝敵になったので我々薩長土肥の軍隊が征伐しなければならぬ しかし人を殺すのはつらい 

軍歌であるが 武士の情の本音が入っている それゆえ 明治時代 軍だけでなく庶民の間にも爆発的に流行した

お囃子の" トコトンヤレナ "から 徹底的に 一生懸命やる 意味の "とことん" が生まれたといわれている

そういえば 五月みどり も歌っていた ♪ 一週間に十日来い トコトン トコトン~ 






酒よ

♪涙には幾つもの 思い出がある

 心にも幾つかの 傷がある

 ひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながら

 ホロリ酒 そんな夜も たまにゃ なぁいいさ


居酒屋でGuitarを弾き始める時 "つかみ" に この曲がぴったりと合う
友達と話しに熱中している人も "いいねぇ~" と こちらを注視してくれる

酒と音楽は 心と心をつなぐ ツール  私は どちらも好きで 良かった

そもそも 神代の昔から 神に捧げるのは御神酒 結婚式で夫婦の契りを結ぶのは三々九度 戦っていた武将が仲直りする時も酒宴での一献  酒は歴史を作ってきた 煙草だとそうはいかないが

酔っ払って財務大臣の座を降りた人がいるが 別に飲むのが悪いわけではない と私は彼を擁護したい

国際会議においては 胸襟を開いて忌憚なく話し合う徴(しるし) として酒が置いてあるのは 当然である
国賓を迎える宮中晩餐会でもしかり 参加者は乾杯し可能な限りゴックンと飲み干すのが礼儀である

本質的なことは 会議の中でちゃんと仕事をしたか ということであり 記者会見でも 記者はその辺を確認するのが仕事である 大臣が疲れている状況を 醜態をさらしたと報道する必要はない

記者たちも本人が疲れていて飲んでいることも分かっていたはず うまく取り繕えば良いのに "お! これは絵(記事)になる" とそのままヤラセたんじゃないの それは記者魂の履き違えじゃないのかね~

私も 国際会議や演奏会等で何度か欧米へ行っているが とにかく疲れる 特にアメリカ圏は時差調整が大変 歩いてても身体全体がだるく 止まったらそのまま寝そうになる あの頃はまだ若く スケジュールもゆっくりしていたのでまだ良かった (今度心配な予定が入ってるが・・) 

最近 カラオケの点数が低い原因も やっと解った しらふで行くので声が伸びない やはりカラオケは酒の力 二次会で行くに限る

私の血液型はA型 真面目で几帳面 そして繊細 (ホントだってば!) 演奏会では とにかく あがり性である
その対策として 演奏前には必ず酒を飲む 適度に緊張が和らげられ これまで多くの修羅場?を乗り切ってきた 演奏後は 緊張の疲れを癒すため 当然 また飲む

普段は 気になる女性が傍にいても なかなか話しかけれない
 こう言ったら たぶん こんな返事が 返ってくるから そしたら・・ 
なんか考えているうちに 彼女は離れていってしまう

あの時 少しでも酔ってハイだったら さりげなくすっと彼女の懐に入って行けたのに
何を今さら・  過ぎたことを いつまでも くよくよ考えるのも A型 か ・ 



♪ 詫びながら 手酌酒  演歌を聞きながら
  
  愛してる これからも  わかるよ なぁ酒よ





氷雨

75氷雨02

飲ませて下さい もう少し 今夜は帰らない 帰りたくない

歌わないで下さい その歌は 別れたあの人を 思い出すから

飲めばやけに 涙もろくなる こんな私許して 下さい


75氷雨03 75氷雨04

外は冬の雨 まだやまぬ この胸を濡らすように

傘がないわけじゃないけれど 帰りたくない

もっと酔うほどに 飲んで あの人を 忘れたいから


75氷雨01
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