典型的な団塊オジさんの自己満足的日記・・早期退職して悠々自適なのだ・・内容は・音楽雑論、マンドリン、二胡、百名山行、花と菜園、旅あるき、原子力と放射線、別荘暮らし、熊本で介護、猫の石松など・<府中市在住> リンクフリー
昨年 「 死ぬ前に 一度は エベレストを 見る ! 」 ということで 参加 した ヒマラヤ エベレストビュー トレッキング
ホント 死ぬほど 感激 した ので その時の 結論 は " また 絶対 ヒマラヤ へ 行こう ! "
ヒマラヤの 気候も 良くなったので さて今度は どこに行こうか
ネパールの山群 と言えば エベレストがある サガルマータ 国立公園
エベレストに 次ぐ 山は カンチェンジュンガ だが パキスタンにあって 恐ろしく 足が 悪い
そこで ネパールでは 第二の山群 と呼べる アンナプルナ・ダウラギリ を トレッキングする コースを 選定
3 月 は ネパールの 国花 シャクナゲ が 美しい 時期 と 聞く 


2019 年 3 月 26 日
つい 一週間 前 まで Q大 OB・OG の メンバーで 台湾へ 演奏 旅行 に 行って いた
あわただしいが 花粉症 に 引っ掛からないよう また 国外 逃亡 を 図る のだ ! 集合が 成田空港 8 時半 だから 当日 府中 では 5 時 起き
旅行 準備 は エベレスト に 次いで 2 回目 だから 要領 は 分かっている
ポイントは 成田に 着くまで 忘れ物が ない こと !
もともと 余裕の 行程 なので 出発まで 3 時間 ぐらい ある
大好きな 飛行機 の 撮り放題











2019 年 3 月 26 日 10 時 35 分
小雨の 成田空港 を 香港 に 向け 出発 ー
飛び上がると 雲 を 抜け すぐに 真っ青な 青空 !
当たり前 か ・ 



飛行機 座席 で 必ず 見る のは 外 の 景色
最近は ただの カメラ でなく 3D 処理 の 画像 と なっている
四国 や 九州 の 上を あっという 間 に 過 ぎて 行く 


九州を 抜けると 雲が 多くなって きたので
昔の 映画 を ヘップバーン の 「 シャレード 」 かな ・
食事 は キャセイパシフィック だけ に 純 洋食 



また 晴れて きたので 下を 見ると 台湾 !
先週 まで 居た 埔里 、台中 、台南 、 日月潭 も
台湾の 山々も 形で だいたい分かる 台湾の高山 石門山から
玉山 3,952 m 、阿里山 、奇萊山 3,605 m 南湖大山 、中央尖山 ・
勝手 知ったる 台中市 の 市街
台中駅 、台中公園 、駅裏の旧日本軍駐屯地 、 肉まんの 熊猫屋 も ・ 





台湾 に 見とれて いたら すぐ 下に もう 香港
ここにも アクアライン 海ほたる みたいな 橋 と トンネル が ある
あっというまに 香港 空港 着陸 ー 



成田 を 出発 したのが 午前 10 時:半
飛行機 に 乗ってた 時間 が 5 時間 25 分
香港に 到着した 時刻 が 現地時間 の 午後 3 時
香港から カトマンズ へ 行く 飛行機 の 出発時間 は 午後 7 時
乗換え待ち の 間 関空 から 参加 の メンバー と 合流
添乗員 挨拶 の 後 皆 自己紹介
驚いたことに 前回 「 エベレスト街道トレッキング 」 で 一緒だった 81才の 鈴木さん と
また ご一緒 することに なった
登山前 に みんな 仲良く なった ・ 




















香港を 出発 した のが 午後 7 時
飛行機 に 乗っていた 時間 が 5 時間 20 分
カトマンズ に 着いた のが 現地時間 の 午後 10 時 05 分
香港の 夜景 は わずかに 楽しめたが その後 夜間 なので 外の 眺めは 無い
そろそろ 飛行機の 乗り疲れ も 出て モーツアルト を 聴いている うちに 爆睡
もう カトマンズ空港 に 到着する みたい ・ 






やってきましたー ナマステ ! ネパール
5 ヶ月ぶり の カトマンズ空港
私は 特に 目新しいことも 無いので 粛々と ホテル行き の バス へ
5 ヶ月 前の 前回は 感動 して たくさん 写真 撮ってる
カトマンズ空港 到着 










ホテル は 前回と 同じ ( いちおう ) 四つ星 雰囲気 ホテル
カトマンズのホテル
11 時間 も 飛行機 に 座ってると ホテルの ベッド と トイレ は 天国
ささっと シャワー 浴びて 早々に 就寝
明日は 国内線 で ポカラ へ 移動 そして ポカラ散策 だから 楽
ちょうどよい 休息 の 行程 
2019 年 3 月 27 日
今日は 飛行機で 首都 カトマンズから ネパール第 2 の都市 ポカラ へ 移動する
ホテル前で 皆さんの 元気な姿を 撮る
ご夫婦の 雰囲気 いいね !
私は ・




カトマンズ空港 は 昼間 見ても 5 ヶ月前 と 全然 変わっていない ( 当たり前だ ! )
ただ 今回 利用するのは ネパールの 看板 航空路線
乗る 飛行機 も 大きい
前の ルクラ便 みたいに 生きるか死ぬか の 恐怖を 味合う ことは ないだろう
再び カトマンズ空港
天国から 地獄か? 




ここでも 相変わらず 小型 & 中型 飛行機 を 撮りまくっている
前回 より は 少ない けど ・
カトマンズ空港は







カトマンズ から ポカラ へ 飛行中
マナスル山塊 は 他の 山群から 割と 独立 している ので よく 判別 できる
マナスル ( 8,163 m ) は 1956 年 4 回目にして 日本隊が 初登頂 した 山
雪崩や 滑落 などで 事故死者 が 多い山 として 有名 







マナスル山塊 の 西に 目を向けると アンナプルナ山群 が ひときわ 高くなる
最初に 高み を 増す のが ランタンリルン に 似た 山
有名でないが 地図で 調べると ラムルング ( 6,913 m )
その 後ろに 頂上が 平ら で ひときわ 高い 山 アンナプルナⅡ峰 ( 7,937 m )
その 左に 長く 伸びた 尾根 先の ピーク が アンナプルナ Ⅳ峰 ( 7,525 m ) 


↓ 左から アンナプルナⅣ峰 アンナプルナⅡ峰 ラムルング
さらに 西に 目を移すと 特徴ある 尖峰 が 見える
これこそ アンナプルナ の 用心棒 マチャプチャレ ( 6,997 m ) 




この辺まで 来ると もう ポカラ は すぐ下
着陸に 向けて 高度を 下げる
山群 は マチャプチャレ を まず 見つけて そこから 追っていく
隣 に アンナプルナ Ⅰ峰 ( 8,091 m ) アンナプルナの 盟主 なのに あまり 目立たない
そして ひときわ しゃしゃり出て 目立つ のが アンナプルナ・サウス ( 7,219 m ) マチャプチャレの右 ヒウンチュリ ( 6443 m ) アンナプルナⅣ峰 アンナプルナⅡ峰
マチャプチャレの左 アンナプルナⅠ峰 アンナプルナ・サウス 


ポカラ空港 に 降りたら 明らかに 空気 が 違う
カトマンズ は 標高 1,400 m 昔は 湖 だった という 盆地に 180 万人 の 人が 住んでいる
カトマンズ から 離れる時 峠から カトマンズ を 見ると
すり鉢の 底に 町が あって スモッグに 覆われた 空気で 満たされている 状態
実際 街を 歩く と マスク 無しでは 居られなかった
ポカラ は 同じ 1,400 m の 標高ながら 山裾の 湖の 脇の 平坦地 に 30 万人の 人が 住む
湖 に 向かって すぐ 近くの 6,000 m 級 の 山々から 涼 しい 風が 吹き渡って 来る
空気 が 美味い はず 飛行場も ゆったり として リゾート地 に ふさわしい
マッターホルン みたいに 存在感のある マチャプチャレ が すぐ そばに
アンナプルナ の 山々も 続く
これぞ まさに 風光明媚 ! 















空港 近くの レストラン ? にて 昼食
ここは チベット仏教 だな
空気が 美味しい 分
ビール も 美味ーい ! 






ポカラ は リゾート地 であり 観光地 でも ある
土産物屋 を 物色 しに 町中を 散策する
すぐ近くに 山が 見えるので
方向が 分からなくなって 迷う ことは ない
いろいろ 珍しい ものも あって
楽しい ね ・ 



















リゾート地 ポカラ を 散策中
メインの 通り を 抜けると 公園
サッカーの 試合を やっている 結構 本格的 




すぐ そばから ペワ湖 が 広がる
アンナプルナ の 山々を バックに リゾート気分 満点の ゴンドラ そして 散歩道
イタリア の コモ湖 に 似ている
これは 絶対 映画 の シーン だね !
「 避暑地の出来事 」 「 ヴェニスに死す 」 なんて 似合う
あと ラブロマンス には イケメンの 渋い男 と 魅力的 な 美女 が 必要 だが ・ 




S 岡 ご夫婦 と 私






S 岡 ご夫婦 と 鈴木さん



アンナプルナⅣ峰 は ここからが 一番 存在感
ペワ湖 湖畔 にある 洒落た レストラン の 中庭を 通って 本通り に 帰る
細い 路地の散策 気分 いいね ! 


ドラマ は 湖畔 の ラブロマンス から 一転
悪人の 執拗な 追跡を 逃れて 暗い 裏道 へ ・


ここは 芸術の 香り が する
いいね ・





ホテル は 満足できる レベル
食事 も ビュッフェスタイル で 量 も マイペースで 可能 

カレンダー から ネパール文字 が 予想できる
1 は 9 みたいな 文字 2 、 3 は 理解できる が 他は 難しい
英語 は あふれている 少なくとも ネパールの 人は 皆 日本人より 英語は 上手い !
ホテル の TVは 100ch 以上 アルジャジーラ局 なんてのも 見れる
I S の 戦闘員 募集 でも やってるかな と 思ったが ・ わりと 普通







2019 年 3 月 28 日ポカラ から トレッキング 出発点 の キムチェ まで 移動中
バス は 山岳道路 に 入る
千尋の 谷の 向こう はるか 山の上 に 集落 が
あの村の 人々 どんな 暮らし している のだろう ・
ここで 生まれて ここで 生活 し ここで 死ぬ のかな ・
トイレ休憩 で 見かけた 幼気な 女の子 を 見て 考えた 





高度が 上がる に つれ
集落 の 向こう から
アンナプルナ の 山々 が 現れて 来る 


再び ビューポイント展望 休憩
ここから 圧巻 の 眺め ! 


↓ 左から アンナプルナ・サウス ( 7,219 m ) ヒウンチュリ ( 6,441 m ) マチャプチャレ ( 6,997 m )
↓ アンナプルナ・サウス ヒウンチュリ 
↓ アンナプルナ・サウス 頂上付近
↓ マチャプチャレ 
↓ マチャプチュレの右 アンナプルナⅣ峰 ( 7.525 m ) アンナプルナⅡ峰 ( 7,937 m ) 
ポカラ からの バス は 喘ぎ あえぎ 山道を 登る
途中 山々の 絶景 千尋の谷の 向こうの 集落
すれ違い 出来そうにない 道路
落ちたら 絶対 死ぬ 崖っぷち 道路
何度 も アップダウンを 繰り返 した 河川わき の 狭い 平地 に
比較的 大きな 集落 が 小学校 ? も ありそうだ
ここが 国立公園 の 保全地域 の 入り口 らしい 




















ポカラ から バス で 移動中
もう 揺られ 揺られて 4 、5 時間 乗って いるが
あいかわらず 同じ様な 峠 を 登ったり 下ったり ・
揺れる 車で 絶対 酔わない 体勢 を 私は 心得ている
腰 を 浮かし 前の 椅子に しがみつく ように しておく
それと 下を 向かない ! 極力 遠くの 景色を 眺めている
写真 撮る のも 有効 そう言えば
ヒウンチュリ が 目前 に 迫ってきた 




















さっき 通った 大きな 集落が 多分 キムチェ だった んだな
集落から 少し 山道を 登った 所で バス が 停車
ヤッター やっと 地獄 の バス から 解放 される !
というより やっと トレッキング が 出来る !
みんな 嬉 しくて しょうがない
リーダー ( 添乗員 ) の 「 さー これから 頑張り ましょう ! 」
声に 押されて はじける ように 歩き始める
勾配 は 緩やか 昨年の エベレスト街道 並み
天気 も 晴れ 景色 も 期待 できそうだ 
















トレッキング 始めて すぐ いや! 一時間 くらい 歩いた かな ・
とにかく 長く は 感 じ なかった
アンナプルナ・サウス と ヒウンチュリ が 目の前に ドーンと 現われた !
昨年 の エベレスト、ローツェ、アルデバラン の 景色を 思い出す
とにかく オー ! としか 声が 出ない !
結構 急な 坂を 上っているが 正面に 絶景 が 見える ので どんどん 脚 が 進む
歩き始め で そう 疲れても いないし ・ 








↓ アンナプルナ・サウス ( 7,219 m )
↓ ヒウンチュリ ( 6,443 m ) 
しかし 一般的 に ネパールの 山間の 集落 は 日当たり の いい 山の上に ある
着く 前には 厳しい 急坂が 続く
最後 は やや 苦しい !
5 時間 ほど の トレッキングで 宿泊地 ガンドロン に 到着 ー











ガンドロン の コテージ は 眺めの いい 高台
テラス から アンナプルナ・サウス が 真正面 に !
庭 には 土産物 売り も ・
人が 買った 土産物 アンモナイト の 化石 など
確か に ヒマラヤは 昔 海で 地質学的 には ありそう だが ・
コテージ の 隣で 家の 工事中
石と セメント 上手く 混ぜて 壁を 作ってる 別宅で 応用 しよう ! 









今日は まだ 時間が あるので 希望者は 近くの 博物館 見学 でも という お誘い
全員 で 出かける
地元の グル族 の 昔の 生活用品 煮炊き用具 防寒服 など
表 に 民族衣装 の お婆さん
撮る のは 入館料 に 含まれています という ことで ・ 














一日目 の トレッキング 無事 終了 !
初日 くらい ビール は 我慢する か ・ 




2019 年 3 月 29 日
ガンドルン の コテージ で 夜明け の アンナプルナ を 見守る
太陽 が 山の端 から 出てきて 真っ先の モルゲンート は 8,000 m 超 の アンナプルナⅠ峰 ・ で なくて
アンナプルナ・サウス 頂上 から 少し 離れた コブ みたいな ピーク
アンナプルナⅠ峰 は ちょうど アンナプルナ・サウス に 隠れて全く見えない
そして あっという間に アンナプルナ 全体 に 照明が 当たる
この 景色 に 隣の お寺の 読経の BGM が 良く 似合う
今日も 天気は上々
昨日にも 増して アンナプルナ の 眺め が 期待 できそう
準備運動 して 「 さー 出発 ー 」 















2019 年 3 月 29 日
トレッキング は 二日目
今日の 行程 は 宿泊地 の ガンドルン ( 標高1,950 m ) から タダパニ ( 標高 2,595 m ) まで
標高差は 600 m くらいだが 登ったり 下ったり が 多い そう
ただ 昨日にも 増して 天気が良い ので アンナプルナ の 絶景は 期待 できる
結果 は 以下 の 通 り
コメント
ホント ! 来て よかったー ・ 




↓ アンナプルナ・サウス ( 7,219 m ) 




↓ 今年の イチオシ写真







↓ 大魔神 の 風貌 マチャプチャレ ( 6,997 m )
2019 年 3 月 29 日
アンナプルナ トレッキング中
歩き始め の アンナプルナ 絶景 展望 から
峠 を 越える と 一転 谷底 へ そして 森 の 中
森 と 言っても ただの 森 では ござんせんよ !
これこそ 噂 に 轟く ネパール の シャクナゲ !
日本の 背の低い 灌木 を 想像 して いたが
ネパール の シャクナゲ は 大木 そして 花 も 大きい ! 
























大声 で
" シャクナゲ だ ー ! "
大きな 木 全体 に 花が 咲いて いるので 離れて 見る 方が 栄える
近く を 通る と 木の 幹 だけ ま これも いいケド ・
花びら が 散らばる 山道 は かなり 険しい
ここは 健脚者 だけが 余裕で 楽しめる
素敵 な 花街道 

















午後 になって 少し 雲 が 出てきたが
森の中は 相変わらず シャクナゲ 満載 で 感動 の しっぱなし
花 も 素晴らしいが 木の幹も 美しい !
他 にも 可憐な 花 や 苔 など
多彩 な 森の 魅力を 楽しめる
感動 と たっぷりの フィトンチッド で 疲れを 感じる ヒマ も なく
今夜の 宿 タダパニ に 到着 ー 


















2019 年 3 月 30 日
トレッキング は 三日目
タダパニ の 朝 は 今日は やや 雲 が 多い
朝食中 パラっ と 雨 が ちらついた
いつ 降り出 しても いいように 雨具着用 で 出発 !
しかし 本降り には ならず
急斜面 の 登り で 皆 雨具 を 脱ぐ 












昨日から ずっと だが
シャクナゲ は 見事 !
シャクナゲ に 背中 を 押されながら
標高 3,150 m の デオラリ 峠 に 向かって
登る 下りる 登る 登る ・ ・













登ったり 下りたり そして 登ったり 登ったり で
シャクナゲ 一杯 の アンナプルナ街道 を トレッキング
これでもか というほど 楽しませてくれる シャクナゲ には 大感謝 だが
たまに 猿 なんか 見かけると みんな 大興奮
脚 に 疲れが 出て来るころだが
いろいろ 気分転換 が あって
皆 元気 元気 
















今日は 標高 2,500 m の タダパニ を 出発 して
アンナプルナ展望 の道 を 歩き
シャクナゲ の 森の中 を 登って
途中の ベントハント で 休憩
しかし それから また かなり 下って 谷沿い の 道
こりゃ これから
北岳 と 同じ 標高 の ダウラリ峠 まで 行ける かなー ?
清流 と 可憐な 花々を 見ながら ひたすら 登る 登る
やがて 雪渓 が 現れる
なんとか なんとか 峠 に 到着
ここで やっと 昼飯 




















ダウラリ峠 は 気象的に この付近の 分水嶺 になっている ようで
峠 を 越えると ガスの 中に 入る
風も 強くなった
しばらくして この旅では 初めて だが 本格的な 雨 が 降り出した
充分な 雨具は 装備 している ものの 3,000 m を 越える地点での 横殴り の 雨
じっとしてる と 寒いので 下り を 幸い 走るように 山 を 下ってゆく 





冷たい 雨の中を 2 、3 時間 だったかな
辛かった が 今となっては 覚えていない
そして やっと 今夜の 宿泊地 ゴラパニ の コテージ に 到着
着いたとたん 天候 が 嵐 に 豹変 雨 でなく 大粒の 雹 (ひょう) が 降り出した
コテージの 屋根は トタンみたいで 雹 (ひょう) が 屋根を 叩く音が すごい !
2 階 の 部屋は 太鼓の中 !
皆 一階 の ストーブまわり に 非難する
外を 見ると あっという間に 雹 (ひょう) が 積もっている
前線の 通過 みたいで すぐに 晴れてきたので 外に 出て
雪 遊び イヤ 雹 (ひょう) 遊び 









ここ ゴラパニ は コテージも 多く 見られ かなり 大きな町 らしい
山々の 眺望も 良いようなので 明日が 楽しみ
今日 大嵐 に なったので 明日は 絶対 晴れるだろう との シェルパ予報 
とにかく 寒い し 濡れ物 を 乾かさなければ ならない ので 皆 ストーブ の 周り に
夕食 食べて そのまま シェルパ の 皆さん と 懇談会
トレッキング中 教えてもらった ネパールの 愛唱歌 「 レッスン フィリリ 」 を 歌ってもらう
自称 音楽家 としては 何としても 覚えて 帰りたい
歌詞を 書き取ったり したが なかなか 難しい
結局 帰国して youtube を 何度も 聞いて なんとか 歌える ようになった
新大久保の ネパール料理店で サランギ 片手に 少 し 歌う と オー ! ! と 大盛り上がり 





レッスン フィリリ (唄版) レッスン フィリリ (サランギ版)
2019 年 3 月 31 日
この トレッキング 最大の ハイライト ブーンヒル ( 3,193 m ) へ 登る
出発の ゴラパニ が 標高 2,750 m だから 500 m に 満たない 登山
朝 4 時に 出発 ヘッドランプ を 照らしながら 昨日の 雹 (ひょう) が 残る 整備された 山道を 登る
この時間 登る人が 多く 暗い中 数珠 繋ぎ
さすがに 寒い ので キビキビ 動作で 登る と
あっという間に 展望塔 がある 頂上
日の出 を 待つ 






東の方に 大魔神 の マチャプチャレ ( 6.997 m )
飛行機 からは アンナプルナ山群 の 絶好の 目印 だった
ポカラ では マッターホルン に 似た 堂々たる 姿で 我々を 圧倒
トレッキング中 も これまで 様々な 表情を 見せてくれた
今は 遠くに なったが 日の出の 扉前に 鎮座する 狛犬 のよう ・ 

日が 登ると アンナプルナ山群 が 目の前に 御開帳 !
あいかわらず アンナプルナ・サウス が ヒウンチュリ を 従えて しゃしゃり 出ている が
その後ろ に これまで ほとんど 見えなかった アンナプルナⅠ峰 ( 8,091 m ) が はっきり 確認できる 
↓ 左のギザギザ山群 一番高いのが アンナプルナⅠ峰 ( 8,091 m ) 右 アンナプルナ サウス ( 7,219 m )
西に 目を 移すと 初めて見る ダウラギリ ( 8,167 m )
日が 登るに つれて 輝きだす
甲斐駒 に 似た 威厳の ある 山体
見とれる ・ ↓ ダウラギリ ( 8,167 m ) 右に トクチェ ピーク
↓ トクチェ ピーク ( 6,920 m ) 








ブーンヒル は アンナプルナ 、ダウラギリ の 絶好 の 展望台
来て よかったー みんな 幸せ ・ 

















いつまでも 頂上に 居てみたい
が まだ 今日は 始まったばかり 朝食も 食べてない
一旦 ゴラパニ まで 戻る
今 帰り道 でも ダウラギリ は 真正面に 見える し
これから 一日 ずっと 山を 眺めながら トレッキング できる
楽しみ だね ・ 


















昨年 ブログに 連載 しきれなかった 「 アンナプルナ・ダウラギリトレッキング 」 の 再登場2019 3 月 31 日
今日は 朝早くから ブーンヒル の 展望に 大感激
コテージに 戻って来て 朝食 そして トイレ
昨日は 曇っていて分からなかったが なんと 正面に ダウラギリ !
おそらく ここは " 世界で 一番 眺め の いい トイレ " では なかろうか 


今日の 行程は これから さらに 7 時間 かけて ジョムソン街道 を を 歩く
ここ ゴラパニ ( 2,500 m ) から トレッキング 最終地 の タトパニ ( 1,190 m ) まで 緩やかな 下り
天気も いいので また 素晴らしい 景色が 期待できる
これまで 天気が 悪くても シャクナゲ など まったく 飽きさせない トレッキング道
朝飯前に ブーンヒルまで 1 時間 登山したが トレッキング 4 日目も 疲れ 知らず
ダウラギリ アンナプルナ サウス アンナプルナⅠ峰 そして シャクナゲ
ひとつひとつ 感動 したものが また 勢ぞろい
いつまでも 見ていたい ・
ずっと 歩いていたい ・ ↓ ダウラギリ ( 8,167 m ) と トクチェ ピーク ( 6,920 m ) 





↓ アンナプルナ サウス ( 7,219 m )
↓ 左 アンナプルナⅠ峰 ( 8,091 m )
さようなら ゴラパニ ・



↓ 左 アンナプルナⅠ峰 ( 8,091m ) 右 アンナプルナ サウス ( 7,219 m )

↓ アンナプルナⅠ峰 ( 8,091 m ) 



登ったり 下ったり も 全体 としては 緩やかな 下り
西に 向かって 進む ので ダウラギリ が 真正面
村の 景色 が しっくり 溶け込んで いる
転ぶ ので 足元も 見なくては ならぬ
忙 し い ・



















シャクナゲ も まだまだ 美しい
シャクナゲ の 向こうに 山が 見えると 最高 !
ポカポカ 陽気 の 山村風景
時間が 止まったように のんびり しているが
産業トラック や 高校生を 載せた スクールバス (ランクル) を 見かけると
ネパール がんばれ ! と 叫びたく なる 



















ジョムソン街道 は ほぼ 尾根 伝い
西を 向けば ダウラギリ が 正面
北に 曲がる と すぐ 近くに アンナプルナ
アンナプルナ サウス は 側面 に 回る と 尖峰 の 容貌
アンナプルナⅠ峰 は だんだん 遠く なる
ずっと トレッキング を 見守って いたが そろそろ お別れ
タトパニ へ タトパニ へ
街道 は 続 く 






















この 付近は 山岳 特有の 天気
午前中は 晴れる が 午後は 天気が 崩れる
はたして 昼食を 食べた後 急に 雲が 広がり 雨が 降り出した
ただ 昨日みたいな 土砂降り、雹 (ひょう) でなく 小ぬか雨
風も なく 気温も そう 低くないので
粛々と 雨中 行軍 



と ・ 前方に 工事車両 ! 日本だったら 丁寧に 誘導 して くれるが
ここでは パワーショベル の ドライバーに 目で 合図して
工事中のまま 強行突破



やがて 平坦だった ジョムソン街道 の 前に 巨大な 地溝 が 出現する
はるか 下に 大きな河 ( カリガンダキ ナディ )
あれこそ トレッキング の 終点 タトパニ を 流れる 河
道は 急降下 イッキに 300 m くらい 下がる
膝に くるが もう 最後の 頑張り 



支流 の つり橋 は 余裕 で 通過
そして 怖い 怖い 本流 の つり橋 は なんとか 勢い で 通過 





最後の 車道 歩き は この旅の 凱旋 行進
案外 長かったので 辛かったが トレッキング 達成 の 高揚感
鈴木静一 の 「シルクロード」 で 言えば
第 8 楽章 ローマへの帰還 ( アッピア街道 )
祝福の鐘が いつまでも いつまでも 鳴り響く ・ ・


今日は 朝 4 時 から ブーンヒル に 登り さらに 7 時間 かけて ジョムソン街道 を 踏破した
途中の 景色は これまでの総集編
アンナプルナ ダウラギリ マチャプチャレ ニルギリ トクチェピーク の眺め
これでもか と 続く シャクナゲ の 森
街道沿い の 素朴な 山村風景 そして 怖い 吊り橋
清々しい 晴天の空 と 雨中行軍 雹 (ひょう) の襲来
4 日間 の トレッキング 最大の 山場 を やり遂げて 皆 達成の 喜びに 浸る
ビールで 乾杯 ! お誕生日の サプライズ も ・
全員 事故 も なく トレッキング を 完遂 できて
本当 に よかった ー 





















2019 年 3 月 の 「 アンナプルナ・ダウラギリ トレッキング 」 が またまた 登場
2019 年 4 月 1 日
素晴らしい トレッキング路 を 走破 して
最後の ご褒美は 名物 の 温泉 !
実は 昨日のうちに 入ったが なにしろ
暗くて 混んでて 湯が汚くて ・
朝早く 起きて 再度 挑戦
ん ~
なかなか いい湯 だね !
谷間から 唯一 眺められる 山 ニルギリ 7,061 m 


















トレッキング路 を 120 % 楽 しみ 打上げ も やって 温泉も 入って
あとは バスで ポカラ に 帰る だけだ
山道で 少々 揺れるかも しれないが 鼻歌 混じりで 景色を 楽しもう
と 思っていた が ・ ・ 





ちょっと ちょっと ・
この道 通れる の ?
端が 崩れたら 増水の 川に 真っ逆さま だよ
運転手さん が 一時停止 して 考えている のが ホント 怖い !








外を 見ると 怖い ので あぶない所は ひたすら 周りを見ないように した
が ・
気が付くと 渋滞ストップ
前の車は みんな 外に 出て ピクニック 気分
これは 長引きそう
こちらも 車を 降りて 付近の 河原を 散策
渋滞の 原因は 道路工事
ここでは 当然 工事 優先
2 時間 ぐらい たって お昼 休憩に なった 模様で やっと 解消
いい天気で よかった ね 








タトパニ から ポカラ までの 道路
崖下に 転落しそうな 怖い道 予告なしの 工事による 通行制限 など
大変だったが まだまだ 厳しい 苦労が 続く
先ずは ホコリ
前の車の 後ろに 付く と 完全に ホワイトアウト
窓の 隙間から 砂塵が 入り込んでくる
帽子や マスクで 必死に 防御 




幸い 雨が 降り出した
これで ホコリ も 収まる だろう
工事渋滞 などの 遅れ で 遅い 昼飯
久しぶり 美味しい 焼きそば 





ところが ところが
この 雨が 凶 と 出た
道が 峠に かかって ぬかるみ 渋滞
一時間 たっても 二時間 たっても 僅かな 前進
そろそろ 暗くなって やっと 渋滞の 先頭
動けなくなった 車が 2、3 台 いたらしい
我々の 車が スタック しなくて よかったね 






夜遅く 着いた ポカラ の ホテルの ビール は
また また 難局を 乗り越えた 高揚感
ひときわ 美味い !

2019 年 4 月 2 日
一週間前 ポカラ に 来る時は カトマンズ から 飛行機で 約一時間
山の 眺め を 楽しみながら やって 来た
しかし 帰り は バス !
昨日 タトパニ から 50 km くらい 帰って来る のに 14 時間 かかった
200 km 以上 離れた カトマンズ まで はたして 今日一日で 行ける かなー ?
カトマンズ ポカラ は ネパールでは 第一、第二の 都市
これを 結ぶ 道路 は 日本で言えば 東京 大阪 を結ぶ 国道一号線
ネパール の 看板道路 だけに 昨日みたいな ひどい道 ではない
いちおう 二車線の 舗装道路
信号も ほとんど なく なんとか 速度を 保って 進む 







途中の 田園風景 は アジア そのもの
家並み は 貧しいが 人の往来など 活気は 感じる
何度も 峠を 越えるたびに 雲に 隠れた マナスル を 探す が ・





同乗の 若い サポーターたち
歩くのは 強いが バスには 弱そう
無理に 起こして 山小屋で 覚えた レッスンフィリリ を 一緒に 歌う
レッスン フィリリ この歌 楽しいね ・



心配していた ポカラ カ トマンズ の バス移動 も なんとか 順調に 進んでいるようで 一安心
途中 川の 畔の 眺めの良い レストラン で バイキング形式の 昼飯
カレー チャーハン ビール あと 辛い 香辛料 で 気分よく 食べれる 






カ トマンズ も 近くなって シェルパチーフ ( サーダー ) の テジさん が ご挨拶
事故もなく 穏やかな 雰囲気の 山旅が出来て 嬉しい ぜひまた ネパールへ いらっしゃい ー
シェルパの 若者たち とも ここで お別れ
楽しい 歌を ありがとう ! お世話に なりました 








ポカラ - カトマンズ の バス移動 が 順調に いったので
当初予定 の カトマンズ 市内観光 が 可能 となった
行ったところは 定番の 観光エリア
ホテルから 雑踏の商店街? を抜けて 寺院や 博物館が 集まる 旧 王宮街
私は 昨年 10 月 「エベレスト トレッキング」 で 訪れた際 三日間かけて 隅々まで 観光している
インパクト絶大 だった その時 の 記事を 以下 参照 下さい 最後の日 この雑踏 まだ町中 町中ウオッチングあれから 半年 経っても 旧跡 の 地震復旧は なかなか 進展 していない
屋根は 剥がれたまま 倒壊防止は 木の つっかい棒
シヴァの王 は 相変わらず 妃の 胸を 掴んだまま ン ?? 

























カトマンズ 市内観光 の 続き
旧宮殿 は あわただしく 廻った のみ
私は 以前 訪れているので 懐かしかった が
初め て訪れる人のために ネパールの歴史など 少しでも 説明 して くれれば と 思った
ぜひ 昨年 訪れた 時の 私の ブログ を 参照下さい
旧 宮殿にて







ダルバール広場 の タレジュ寺院 や カーラバイラブ像 など
もう 私も ある程度 ガイドが 出来る ( ドヤ顔 中 ) まだ町中









クマリの館 に 行ったが 今回 クマリ様 の 実物を 一瞬 見ることが 出来た
健康そうな 女の子で 拝む 暇は 無 し



今日は 朝早くから 8 時間のバス移動 その後 続けて 市内 引き回し で
トレッキングにも 勝る 疲労困憊
ネパールでは こんな 座り方を する ヤロー は 誰も 見かけなかった が ・



日本へ発つのは 21 時頃の 飛行機 なので ネパール 最後の食事
昨年も 行った 日本人の 奥様が 仕切る レストランで 名物 の 蕎麦
裏の本院 (レストラン) 

いよいよ ネパールを 離れる
21時15分の キャセイパシフィック で 香港まで 11時間
今日は ポカラ-カトマンズ バス移動 そして カトマンズ 市内観光 と 盛りだくさん
ヘロヘロに 疲れているので 飛行機の中 よく 眠れるだろう 

2019 年 4 月 3 日
朝 香港空港 到着
ここで 大阪組 とは お別れ
S 岡 ご夫妻 トレッキング中は 本当に 楽しい時間を 過ごさせていただきました ありがとう !
S さん エベレストに続いて またご一緒でしたね 次 キリマンで また一緒に 登りましょう ! 









香港から 成田に 向かう 途中 この旅を ふり返る
山の 眺望は 天気に 恵まれ 本当に 素晴らしかった
マチャプチャレ アンナプルナ・サウス ヒウンチュリ アンナプルナⅠ~Ⅳ峰 ダウラギリ トクチェ ニルギリ
展望台の ブーンヒル からも 良かったが トレッキング中 ずっと 見えてて 各々の山が すべて 目に 焼き付いている
もう一つの 目玉 シャクナゲ も これでもか という程 見れて 大満足
時に 雨が降ったり 雹 (ひょう) が 降ったり したが これは トレッキングに 変化を添える ご愛敬 貴重な 体験
国内線の 飛行機からの 眺めも 堪能 したし バス移動では ネパール ならではの スリル満点の 苦行
カトマンズでは 市内観光 ポカラでは 曼荼羅の お土産 を ゲット
なんといっても シェルパ仲間から レッスンフィリリ の 民謡を 手に入れたのは うれしい
わずか 九日間の 旅行で 本当に 感動が いっぱい コスパ抜群の 旅行となった
70 才過ぎての 旅行 少し 不安だったが 今後も 積極的に 生きていく 自信に つながった
一緒に 参加された 皆さん そして 企画された 西遊旅行 さん ありがとう ! 




プロフィール
Author:・・NG
普段はN爺と呼ばれています
GはGuitarのGなんですけど
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム
この人とブロともになる
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する