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G3は今日も元気

典型的な団塊オジさんの自己満足的日記・・早期退職して悠々自適なのだ・・内容は・音楽雑論、マンドリン、二胡、百名山行、花と菜園、旅あるき、原子力と放射線、別荘暮らし、熊本で介護、猫の石松など・<府中市在住> リンクフリー

晩餐会 (オーストリア旅行記No.32)

グラーツ市主催の 日本文化祭 歓迎晩餐会

市長は 若くてハンサム オバさま達にモテモテ

私も少しは話しました あと続かなかった原因は 私の理解力不足が4分 相手の発音不良が6分  かな ?

もっぱら私は お座敷アンサンブルの 右から2番目の娘に集中 そんなに嫌がっては いない感じ? でしょ!

出し物は ジュサブローさんの 日本人形が 大うけ 私も一緒に 写真写らせてもらいました





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ホイリゲ (オーストリア旅行記 最終回)

演奏もつつがなく終了したし オーストリア最後の夜は ホイリゲ(居酒屋)で 飲んで騒いで 打ち上げよう !

この辺は 演奏技術に より増して みんな盛り上げ方が うまい ! 現地の人も その迫力に タジタジ・



ワーっと発散したので この旅行で苦労したこと 少々イヤな思いをしたこと等は 全て忘れてしまった (;忘年会効果)

でも 楽しかった事は この写真を見るたび つい昨日のことのように ウキウキと 思い出してくる



演奏旅行もあれば 物見遊山の観光旅行 また仕事の出張など これまで 私は 数々の旅を 経験した


うまく表現できないが・


どんな旅でも 後で思い出すのは 楽しいことばかり・ 

初めての景色に出会い 見知らぬ人と出会い すばらしい文化に出会う・ そして それらに感動する

全てが 今の自分の 心の糧(かて) と なっている



 これは・・

人生そのもの が 旅


 ということ か ・・





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オーストリア旅行記は これで終了します  長らくの ご愛読 ありがとうございました











介護から看護へ

優雅なオーストリア旅行の記事を公開している間 私は熊本で 親の介護修行に粛々と励む

ところが 今回は・・

介護始めて一週間目の朝 母の様子がおかしい! 苦しんでいるし 嘔吐も激しい 即 救急車 !!



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初めて経験する救急車の添乗員 不謹慎とは思いながらもブログ記者魂が湧き上がる この非日常を記事に残そう!

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すぐ着いた所は 国立病院機構熊本医療センター 最近 建て替えられたばかりで ピカピカの外観と内装

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集中治療室に入って 4時間後 やっと担当医から説明 重度の急性脳梗塞と肺炎 高齢ゆえ積極的治療は無理と・

93歳の年齢を考えると 当然こちらも納得済み 一応 兄弟家族みんなを呼び集めて自宅待機となる


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ところが・その後 悪いはずの循環器機能が驚くほど順調 肺炎も完治して 一週間で集中治療室を追い出される

しかし 脳障害は残り半身マヒ 話しかけても反応が無い状態 洗濯物受取りなど毎日面会に行くが 手持ち無沙汰



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病室の窓から 熊本城の天守閣が見える 反対側は 熊本市のシンボル金峰山が・

廊下に出ると 金峰山ばかりでなく 荒尾山 石神山など 幼い頃から私を育んでくれた山々が・


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願わくば

もし 私が脳梗塞で倒れたら この病棟に運んでもらって

この景色を見ながら 人生の最後を迎えられたら・・・















明石大橋

ここは瀬戸内海航路の出発点 大阪南港 熊本への介護の旅は 例年通り 船中 一泊

ここの待合室は 昨年 逃げ回っていたIchihasi容疑者が 捕まったところ そういえば・

前回 ここを通ったのが 逮捕された数日前 ひょっとして 彼と すれちがっていたかも 



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そんな話は アッチャ置いといて

ライトアップされた明石海峡大橋を 船でくぐるすばらしい景色を どうぞ お楽しみ下さい

買い換えたばかりのデジカメは 橋にかかる十五夜の月も バッチリ !


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更に不謹慎

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母を救急車で病院へ運び 医者から "脳梗塞です! 非常に厳しい状況です" と言われて 実は 正直ホッとした

もし"単なる風邪ですよ" なんて言われたらどうしよう・ 私は 救急車をタクシー代わりに使ったことになる

この事態は 絶対避けたい 本当に ずっと気になっていた

昔 夜中腹が痛くなって七転八倒した時も 電話で受入れ先を確認して 私一人でタクシーで 病院に行ったこともある



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医者は かなり重度の症状で 覚悟を決めるような状況です! 回復はおそらく無理でしょう と 悲観的な言葉ばかり

この病院では 最近 医療事故が 立て続けに起き TVで院長らが頭を下げていた

医者もスタッフも 我々付添い家族には とても親切丁寧だが なにか 訴えられないよう自己防衛の感じは 否めない



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こちらとしては たとえ少々不手際があって母が亡くなったとしても 訴える気持ちなんか サラサラありませんよ!

気になるのは 寝たきりが いつまで続くんですか ? 介護や看護のための苦労が このままずっと続くんですか ?



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我々は 母を粗略には扱っていませんよ! 子供5人が金と手間を惜しみなくつぎ込んで介護老人としては恵まれたほう

先日も 親父の命日に兄弟姉妹5人が集り 法要を実施 天国の親父も喜んで "お前も来い" と呼びに来たのか



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一週間後 緊急事態に 再び集った兄弟姉妹5人 みんな やることはやってるだけに

" お前がもう少し遅く発見していたら 今頃は葬式で しがらみから開放されたのに・ " と 文句を言われる



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兄と弟は 病院や介護施設の専門家なので 終末医療の方法 その期間を短くする段取りなど いろいろ知っている

早く 亡くなってくれ ! とは 誰も言わない  しかし・

みんな 早く この介護・看護の苦労から 脱したい  と 思っている


当然 私も・














なみだ目トラック

介護の旅は 東京から 車で出発して 山梨の別宅で一泊

その後 中央高速 東海環状道路 伊勢湾道路 東名阪高速 名阪国道 西名阪高速 大阪南港から瀬戸内海フェリー

さらに 別府から九州を横断して 熊本へ到る 片道でも500kmを越える長丁場

車の運転での 楽しみの一つに なみだ目トラック探し がある

今回は なかなか理想に合致するのが見つからなかった



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最後のが これで 口がちゃんとしてたらねー・・ 残念 !


< なお 運転しながらの撮影は大変危険ですので 写す時は助手席に座った時にしましょう ! >













筋湯温泉

介護の旅の楽しみの一つ ここは 大分県 筋湯(すじゆ)温泉 久住山塊に囲まれ 湯治場的雰囲気が 漂う


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私は九重町の方から行ったが やまなみハイウェイからも行ける 久重 夢の吊り橋 も近い

川を挟んで 古い旅館がゴチャゴチャ集っている この雰囲気 いいねー

しかし 日曜の朝というのに まったく 人がいない 静か過ぎる 



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うたせ湯で有名な共同湯は 温泉街の中心にある その名も "うたせ湯" 300円の入湯料を払って いざ !

脱衣場は別だが 中は混浴 知らずにカメラ持って入ったが 誰もいなくてよかった

広くて深い浴槽の向こうに うたせ用の湯滝が 7、8本 

まず 足先を滝に当てるが 熱い ! 痛い !  んー これは 我慢の限界を超えている !!



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うたせ湯は 早々に退散 すぐ近くにある男性専用共同湯 露天 岩ん湯 に移動

こちらの湯温は実に快適 泉質も肌触りがよく 誰もいない ここの雰囲気は 最高

一時間近く ゆっくり 風呂遊びを 楽しみました



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長湯で火照った身体には 温泉街の散歩が心地よい

女性専用の共同湯のほうは どぎゃん様子かな ?  ここも誰もいなかったので・ こぎゃん様子 です

街の最奥にある 薬師堂 お参りしていたら ふーっと 温泉の湯煙に囲まれる・・



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すぐ隣の 黒川温泉もいいけど 最近は メジャーになりすぎ

私は こんな温泉が 好きです








月曜8時46分

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皆のもの~!  控えー ! 控えーぃ !

この看板が 目に入らぬか ・

この場所を なんと心得る ・

恐れ多くも 国税に不服をいだく者を 審判するところなるぞ ・

そこの確定申告をせんとする者 !

所得控除を水増しして 税のがれをしようとする悪事の数々 すべて お見通しである

そこのあきないをする者 !

消費税を 民 百姓からとりたてておきながら 国家に納めず 私腹をこやすなど 不届き千万

極悪非道の悪人ども すべて この審判所に 引ったて~ぃ

追って 厳しい沙汰があるものと 覚悟せよ !



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八丁原地熱発電所

筋湯温泉の近くにある八丁原(はっちょうばる)地熱発電所 こういった所は必ず展示館があって 一人旅でも結構楽しめる

もうもうと湯気が上がる蒸気井(じょうきせい) お気軽にお立ち寄り下さい の看板に誘われて・・展示館へ

豪華な映像設備ときれいなコンパニオンの丁寧な説明 その後 タービン/発電機建屋 冷却塔建屋を見学



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発電能力は 1号機2号機あわせて 11万kW 地熱発電所としては わが国最大の出力を誇る

しかし う~む 柏崎原発が 1~7号機合わせて 740万kW だから 70分の一 か・原発に比べれば 小さいね

地熱発電も原発も Co2削減対策として有効だが 放射性廃棄物を出す原発に比べて 地熱発電はクリーンと言われる

しかし 発電用の蒸気井を次々に掘って蒸気・熱水を大量に取り出し 還元井を掘っては 冷却水を注入する

地面を痛めつけているようで 少なくとも 環境に優しい発電ではない 温泉の枯渇問題は大丈夫だろうか

見た感じでも 冷却塔から蒸気をもうもうと吹き出している姿は 地球温暖化を防止しているようには見えない

それでも 石油や石炭を燃やして発電するよりましだ 応援したい  以下 カタログ



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日本のエネルギー供給問題を憂い 原子力発電の開発に人生のエネルギーをつぎ込んだ 私

退職した今でも 思っているのは

クリーンといわれる水力発電 太陽光発電 地熱発電 風力発電 燃料電池などにも いろいろ問題は多い

わが国も もう一段 原発を推進する方向に 議論を進めたら どうだろうか・










吉祥寺

ここは 東京に出てきた頃 ヤングの街といわれ フォークライブやアングラ劇場などがあって 我々も のして歩いていた

そのころ デパートが次々に開店し 駅の乗降客も格段に多く まさに日の出の勢いの発展する街のイメージ



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ところがところが その中心にある伊勢丹が3月で閉店するという デパートの中でも飛び切り元気なあの伊勢丹が

これは 出かけないわけには行くまい しかし 予想通り大混雑 精算するのに一時間待ちでは 買物もあきらめ



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いでたちも買物の雰囲気ではない 毛糸の帽子にダサいジャンパー よれよれの鞄を下げ 手には紙袋を持っている

顔は無精ひげ 雨の中を傘もささずに猫背でとぼとぼ歩く姿は 120%ホームレス仕様 自分としては 楽しんでるつもり



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ぴかぴかの三角で このホームレスG3と姫ダルマ・じゃない! かわいい赤ずきんちゃんと 秘密のランデヴー・・

このシーン チャップリンのなんかの映画で見たような気がする・ 実際 何があったかは ヒ・ミ・ツ 詮索しないで・



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伊勢丹は閉店しても 行列のできるステーキハウスなど 元気のいい店はたくさんある 吉祥寺の 今後の発展を願う


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花とオジさん

花屋さんで ふと この花と目があったので 買ってしまいました エリカの花

花を買うときというのは だいたいこんなもの 縁というか・運命(さだめ)みたいな・・



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ベランダのパンジー ビオラたち このところ忙しくて あまり かまってあげられない

花はやはり見てあげないとかわいそう 他から見られてこそ 美しく 活き活きとしてくる



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昨年から ずーっと咲き続けてきたのに 丹精を込めた世話できずに もーしわけ ありません

いまでも とてもきれいですよー このブログで公開することで 許して下さいねー

サクラソウは シワも増えて色黒になりましたが それはそれで味わいがありますよ



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あのー

私は 花 の話 を しているので あって

女性 の話 を しているのでは ありませんよ ー・・







中央道の山

熊本への介護の旅 山梨の別宅を出発した朝は ピーカン 

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甲斐駒 八ヶ岳 など見慣れた山でも 今日は ひときわ美しい

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諏訪湖のむこうに 高ボッチ 鉢伏山 そのむこうに 少し顔を出しているのは 白根山か? 蓼科山か?

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中央高速も駒ヶ根付近にくると 日も高くなり 南アルプス方面と前方の恵那山は 景色もかすむ 

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近くの中央アルプスのながめは すばらしいが・なかなか車からのビューポイントがない 横向きに撮るので危険

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サービスエリアで撮ったら 無粋な携帯アンテナで 景色台無し 

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危険を冒してやっと撮った写真がこれ 宝剣岳のうしろに ほんの少しだが 木曾駒ヶ岳が見える

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ところで この景色 オーストリアのザルツブルク郊外のチロル風に なんか似てないかい?

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違いは・ 電柱に ガードレールに 防音壁に ・・ やっぱり ね






刈谷PA

中央自動車道の土岐ジャンクションで別れる 東海環状道 豊田市のそばの 矢作川 を渡る 大吊橋

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伊勢湾岸自動車道は 名古屋港入り口 それと 木曽川 長良川 揖斐川の河口を渡る 大吊橋の連続

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東名高速道路のジャンクションに近いところにある 刈谷PA 一見 総合レジャーランドみたいな雰囲気

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めずらしい 円筒形の風力発電機 もある 大阪南港と山梨の別宅の中間点なんで 行き帰りとも ここで大休止

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ここの 味噌カツ定食 は 安くてうまい 牛肉弁当 も捨てがたいので フェリーでの夕食用に

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帰りは 高速出口の時間を土日1000円上限に引っ掛けるため だいたい ここで 時間つぶし 今日はそんな車が多い

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お店やレストランも遅くまで開いているし なんてったって立ち寄り温泉もある スグレモノの パーキングエリア













九州路

久しぶりの九州上陸 別府港の6時半て こんなに暗かったっけ? そうか 東京とは日の出が2時間近く遅いのか

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いつものところで昼食 ここは昔 国際観光バスが 立ち寄っていたところ 新婚時代のささやかな思い出もある

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季節外れの菊池渓谷 雨が降っていなかったら散歩するんだが・ それでも駐車場は有料
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昔 西合志村 今は合志市 孔子公園は ながめるだけ がんばってるスーパーで 介護用食糧を買い込む

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熊本電鉄 (通称=菊池電車) の雄姿をパチリ 車で併走してて発見 追い越して ゆっくり撮れる

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阿蘇

熊本への行きがけは 霧雨模様 1月の終わりで 雪もアイスバーンもないのが 幸い  湯布院も 大観望も 真っ白・

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帰りは なんとか晴れ 行きと同じ場所の 阿蘇・久住の景色を お楽しみ下さい


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熊本の温泉

二月の半ばなのに 台風みたいな集中豪雨があった日 温泉に行こう! との誘いで 出かける

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行ったところは熊本市の外れ 宇城市か? 有明海の住吉灯台の近くにある あじさいの湯

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紅梅が満開 自然に囲まれた地元で人気のありそうな 立ち寄り湯 休日なので混雑している

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とても写真撮れる状態で無いので 張ってあったポスターで 我慢して下さい とても 好い湯でした

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その後 川尻町で おいしいと 有名な うなぎ料理屋さんへ  さすが伝統の味 といったところか・

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さて また別の日 今度は 熊本市内の 植木温泉に行こう という話になる 当然 了解 車で約20分

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共同湯でなく 旅館の風呂は 雰囲気があっていいね~ だれもいないし・

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なんども お見苦しいハダカを 想像させまして まことに申し訳ありません

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でも 行こうと思ったら すぐ源泉掛け流しの立派な温泉に行ける

熊本って いいね・・











ボンゴレ

介護の最中 たまには ワタクシ用の豪華な料理を! きのことほうれん草のボンゴレ風スープスパゲッティ

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材料 作り方は 以上の通り 作っているのは 私です ホント!

おいしそうでしょ !









Q大

母が倒れたので 介護の必要が無くなった 博多まで足を伸ばして 台湾演奏会の練習

そして ついでに40年ぶり訪ねた 母校の箱崎キャンパス

大学は ほとんど南の方へ移設された と聞いていたので 廃墟になっていないか 心配だったが・

通りは広がり 鉄道は高架となって あたりは ビルだらけだが 思い出に残る景色は バッチリ残っていた



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天気も良かったので シンボルの工学部本館も まるで カタログ仕様 100周年記念でも使えるね

景色だけでなく 飛行機の騒音も あの頃と まったく同じ DC-8 が ボーイング767 に 変わったくらい



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大学周辺も 思い出させる景色が いっぱい

マンクラ部員がたむろしていた喫茶店は 営業はしていなかったが 外観は当時のまま

九大前 の電停跡は 当時の写真と比較して ご覧下さい



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♪ 貨物列車が通ると揺れた~・ 下宿していた日高荘は 今はガレージ付きのアパートに変貌 前の家はあの頃のまま

九大松原寮は ビルの谷間に ほんの少し見える 昔は その名の通り 松林の中に ぽつんとあったのに

台湾遠征の練習は 香椎花園近くの東コミュニティセンター 全員の練習は 現地で本番前一回だけだが ま なんとかなるだろう



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九州自動車道

熊本にいながら 九州自動車道は なかなか走る機会が無い 別に高速なんか使わず 下を行けばいいじゃん

今回は 重い楽器もあるし わずか 2時間の練習のための博多往復 初めて高速を使うことにした


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玉名のサービスエリア ローカル色豊かな看板が いっぱい みんな努力してるね

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筑後川を渡る鉄橋 絵になる ! 久留米を過ぎると 鳥栖ジャンクション 車も少ない 坦々としたドライブ

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福岡県に入ると 昔 見慣れた山々が・宝満山(ほうまんざん)と立花山(たちばなやま) あのころは貧乏人ご用足しの山

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古賀ていうのは 西鉄津屋崎線がコトコト走っていた想い出 筑豊ナンバーって あるのか・

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帰りの高速 100km/h で走っていても ひねもすのたりのたり という感じ 防音壁がなく 眺めが好いのは好い

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平山温泉

最近 全国的にも人気が出てきた 平山温泉 熊本市から車で40分程度で行ける

里山に民家が点在する 静かな温泉 泉質は単純アルカリ泉 入るとヌルヌルする どこも 源泉掛け流し

高級旅館風 共同湯 家族湯専用 さらに食事休憩付きなど バラエティにとんでいて 概ね安く楽しめる


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平城京

熊本での介護旅行の帰り いつものように 奈良散策  今回は 平城京跡あたりから 攻める

前回の飛鳥路のように レンタサイクルで イッキに巡ろう と思ったが ・ この雨

平城宮跡のバス停に車を停め お昼のおにぎりを食べながら しばらく様子見 ・ しかし 止む気配は無い



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平城宮跡地は 広大な公園となっている  傘をさして すこし歩き回るのも いいんでないかい

今年は 平城遷都1300年ということで 奈良の各地で様々な展示・催事が展開されている

ここ平城宮会場では 4月から始まるイベントの目玉 大極殿正殿 の復元工事が 真っ最中


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  あおによし ならのみやこは さくはなの におうがごとく いまさかりなり

そんな気分にならないか と思ったが・ ちょっと違う ・ 


街に しめやかに 雨が 降る ・ これは ヴェルレーヌ の世界 だね ・


      我が心に 降るは 涙

     巷に落ちる 雨のように

     それは なんという 物憂さか

     我が心に 染み入ることか


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マンドリン曲で有名な 上田敏の訳でなくて 申し訳ないが  今は このフレーズが ぴったり

寝たきりになった母を 熊本に残して ・  我が心の中は 冷たい雨が降るような 鬱気分

もう少し 歩こう ! そう せずには おれない ・・



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結局 帰ってきたのは 6時間後

ライトアップされた 平城宮大極殿 も また

いと おかし・・












称徳(孝謙)天皇陵

奈良のウォークガイドによれば この付近はちょうどコースになっている とにかく歩き出そう

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池がある ということは ここは 古墳 または 陵 である ということである

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♪雨が空から降れば~ お魚もまた・雨のなか~・ 小室等の唄 わかるかな ? ♪しょーがない 雨の日は~・

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むこうの丘は 称徳(孝謙)(しょうとく<こうけん>)天皇陵 名前が二つある この天皇は 実に面白い時代を 生きた 

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まず 女帝であったこと 以後850年間 女帝は出ていない

そして 一度退位した君主が再び即位する 重作(ちょうそ) であった 数少ない天皇である


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時は八世紀半ば 孝謙天皇を退位して上皇となったが 弓削の道鏡と組んで 政的の天皇を追放し 称徳天皇として再び即位する

統治時代は 唐に留学した 吉備真備(きびのまきび) を重用して 学問・芸術など 文化的な国の発展に貢献した



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しかし 虎の威を借りた道鏡が 天皇になるべく野心を持ったことから 吉備真備や和気清麻呂らと 壮絶な権力争いとなる

宇佐八幡神社から 道鏡こそ天皇にふさわしい 宣託が出たという 宇佐八幡神託事件 も起きる



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その頃は 隣の 唐 でも 安禄山の乱が 勃発 玄宗皇帝と楊貴妃の悲しい物語が・

すぐ隣の 新羅 も朝鮮半島を統一し 日本と緊張関係となる わが国も 守りを固める砦を九州各地に建設



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称徳(孝謙)天皇陵 の隣にあるのが 日葉酢媛命(ひばすひめのみこと) の 陵 

この人は 垂仁(すいにん)天皇の皇后 というから 時代は古い  イエスキリストが 生きていた頃



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日本書紀によれば

天皇が亡くなった時 多くの人が殉死し 一緒に葬られることに心痛み 人に模した人形に替える律令を発した

現在で言う 埴輪 のはじまり   こころ優しい人であった



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歴史の道を歩きながら 歴史の説明を読むと なんだかワクワクしてくる

このまま 歩いて巡ろう !








佐紀町

奈良の歴史の道を さろきんぐ中

佐紀中町(さきなかまち)は 平城宮跡の北側に位置する町である


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世界文化遺産になっても おかしくない  佐紀町を過ぎた所に 平城(へいぜい)天皇陵

この天皇も 制度改革を行ったり 遷都に反対して挙兵したり 他に逸話も多い人であるが・ 先を急ぐのでコメント略


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あ ! 急に近世に戻ったような ノスタルジックな風景を発見

煙草屋の店作りは 小学校時代の私の実家と 瓜二つ 日本専売公社は いまいずこ?

これは貴重! ダイハツ デルタ 2800cc ディーゼルトラック ダンプ仕様 しかも まだ現役



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歴史の道は ハジカミ池 という場所を通る  まだ 雨は 止みそうにも ない

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磐之媛命陵

磐之媛命(いわひめのみこと)は 世界最大の陵で有名な仁徳(にんとく)天皇の皇后である

仁徳天皇が 新しい妃を迎えるのに腹を立て 宮を出て行き 一生戻らなかった とある

嫉妬深い女性との表記であるが それだけ天皇を愛していた 純粋な女性であった


ありつつも 君を待たむ うちなびく わが黒髪に 霜のおくまでに (万葉集)

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女性の墓にふさわしく 堀には 睡蓮 カキツバタ 周りの風景も 実に 穏やか ・

なぜか・ そばに 航空自衛隊幹部候補生の学校がある


やけに静かで 誰もいない 

そうだ! 今 バンクーバーで 真央ちゃんが 滑っている時間だ ・












コナベウワナベ

正しくは 小奈辺陵 宇和奈辺陵 と書く ともに周りに池を従えた巨大な前方後円墳である

こんな立派な陵なのに じつは 二つの陵 どちらも 誰の墓なのか 未だに分からない という 

私としては それはどうでもよい 池の周りの散策道 原生林に囲まれた森の中の小道 すばらしい!

近鉄も このあたりは 掘割に隠れているので静か 時々 自衛隊幹部候補生の訓練の掛声が 聞こえる


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歩き始めて 3時間 そろそろ疲れてきたので 平城宮まで引き返すか?

 いや! もったいない!  Go! Go!








古墳群付近

歴史の道 に彩りを添える お寺さんや 学校 祠など

脚は疲れているが

めったに体験できない 至極の さろきんぐ



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酒と肉は持ち込み不可 というのは分かるが 五辛 というのはなんだろう?

たぶん 私の大好物ばかりと思われるが・・ だれか 教えてくださ~い・・







夢のあと

ここは 間違いなく 歴史の道 それにしては 雰囲気が ガラリと変わる

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今は 廃墟となった 奈良ドリームランド 無残な姿で そのまま残っている

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夢の国 駅から 園内を廻る 遊覧列車 ホームも切符売り場も・

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当時は 最新の木製ジェットコースター  ギシギシ揺れて恐かった はず!

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今は 雑草に 覆われて・ 広大な駐車場が 虚しい

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しかし・ 平城京が 1300年前 そして ドリームランドが 50年前 と 考えると・・  < 1961年開園 2006年閉園 >

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同じ 歴史の道 として 間違いは ない

 つわものどもの ゆめのあと






黒髪山から

ドリームランドの廃墟が ある付近を 黒髪山と称している 再び 閑静な 里山の道を 進む

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山道の途中に こじんまりとした音楽堂がある 練習場と自宅も兼用しているようで なかなかお洒落な感じ

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鎌倉の S森さんが来たら 泣いて喜びそうなところだ  実は この私も 昔は フルーティスト 

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山をゆっくり下ってきたところにある 般若寺(はんにゃでら)

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拝観料を払う門の手前で ゆっくりと 雰囲気を 楽しみました



佐保川あたり

歴史の道は まだまだ続く もう4時間近く歩いて 足が棒になっているが・ 惰性で 行ける所まで 行こう!

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鹿せんべいを作っている家 と 普通のやや古い家 これも 歴史

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むこうの路地にビール工場みたいなのが見えたので行ったら 少年刑務所 建物は 歴史的にもすばらしい!

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刑務所前の 崩れそうな家は なぜか 対 として使えそうな・・ ブログにね

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下校時の大勢の女子高生と一緒に 下りて来た所が 佐保川地区 歴史の道から ちょと 外れたが・

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さて この辺から お寺さんの本場   有名なお寺が 続々と現われる

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請う ご期待 !










東大寺裏

気ままな 奈良歴史の道 さろきんぐ

少年刑務所の所で ルートから やや外れたが ここをまっすぐ行くと 正倉院 にぶつかるはずだ


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あれ 山道に行ってしまう 同じ登りだが この正倉院(たぶん)の周りの塀に沿って 行こう !

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横の塀の中は やはり 正倉院 であった 校倉作りの建物を 塀の隙間から 手を伸ばして パチリ

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鎌倉の切り通しに似た 鬱蒼とした山道を 上り詰めると 向こうに 東大寺大仏殿の屋根 が 見える


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切り通しを歩いているが なかなか 大仏殿が近づかない 大仏殿の大きさを あらためて 実感



やっと 大仏殿の裏庭らしき所に 到達  ここで 鹿 発見 !


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傍まで来ると さすがに 大仏殿はデカい 世界最大の木造建築として 1000年以上も君臨した 貫禄

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中に入りたいが おそらく入口は この大仏殿を半周した 向こう側 

夕闇が迫り 時間も遅いので 入れるかな ?






東大寺

歴史の道を 歩き歩いて 東大寺に着いたのが 2月26日 夕方

閉館時間の少し前だが 拝観料の窓口の人から どうぞ いらっしゃい ! と言われて 中へ


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ここに来たのは 高校の修学旅行以来だから 45年ぶり 今は その大きさには驚かなくなった が・・

いつ? どのように作ったのだろう? 時代背景や 作ってからの歴史は?


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8世紀半ば 聖武天皇が 当時の国力を尽くして 建てた

741年 全国に 国分寺建立の詔(みことのり)が 発令さる

743年 大和の国の国分寺に 大仏造立の詔が発令 752年 大仏開眼会

758年 大仏殿 完成


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1181年 平重衡の軍勢により大仏殿焼失 その後 すぐ再建される

1567年 松永久秀の軍勢により再び大仏殿焼失 その後 仮保全のまま

1709年 徳川綱吉 桂昌院の助力により再建 現在に至る


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大仏の鋳造は 土で型を作り 下から順に 周りの土手の溶解炉から溶銅を流し込んでいく 最後に 周りの土を取り除く

その後 流し込み不足部の補修 はみ出し部の切削 形状修正など 膨大な作業が続く


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表面の金メッキは 金を水銀に溶かし アマルガム状態にして塗布し 焼き付ける方法であった

しかし 塗布する前の下処理が大変で メッキが乗るレベルまで 磨くのに 5年以上 かかった

大仏師の国中公麻呂は 水銀蒸気が身体に有害なことを感じ メッキ師にガスマスクを付けさせたという

1300年前に すでに水俣病は確認され 防止策が 講じられていたのだ


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ほんの一瞬であるが 大仏様の横顔が撮れる所がある それと 大仏様の背中を後から

だいたい 人が撮らない所を ねらって・


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大仏様の鼻の穴 と同じ大きさの 柱の穴をくぐると 安産になるとか・・ 見てたら 私が 最後の参拝者 となった

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あわただしく 追い出された感じ

最後に 大仏様を一枚

いろいろ 勉強は したが 祈願する時間が 無かった !

また いつか 来よう

三度来れば 必ずや 御利益が あるだろう・・