市内 だけでは 歩き足りないので 裏山に 登ってみる そこは 稚内公園
中腹には 北門神社 という 立派な 神社が ある






神社には 陛下を はじめ 文人の歌が 展列 されている
この丘に 登る道 にも 点々と ・




短歌の道 を 登っていくと 展望が 開けてくる
この道を 歩くには 短歌に 親しむ 教養 と 急坂を スイスイ登れる 体力 が 必要




やがて 有名な 氷雪の門 がある 見晴らしの よい ところに ・
かなたに サハリンが 見えるところだが 今日は 霞んで 島影が ありそで なさそで ・
この先 頂上に 展望塔らしき ものが ある ここでも 十分 見晴らしが よいので ここまで ・




氷雪の門 は 今は 異国となった 樺太に対し 望郷の念と 亡くなった人を 偲んで 造られた という
戦時中 ソ連の 侵攻に 最後まで 電話交換を 続けた 女性の 悲話 は
東北の 大津波の 際 最後まで 避難を 呼びかけていた 女性の 話に イメージが 重なる ・



眼下の 発展した町を ながめて 戦争を 思う ・
港に 入る 船の汽笛で ハッと 我に 帰る
そうだ 明日は あの船で 利尻島に 渡らねば ならぬ ・


