




2021 年 3 月の太陽光発電実績は
発電量 657 kWh 売電量 608 kWh 売電額 22,481 円
ちなみに 使用量 123 kWh ( 4,342 円 ) 購入量 73 kWh ( 2,825 円 )
これから 発電量と 売電量の差 約50kWh ( 1,517 円 ) が 使用量を 賄い 購入量を 節約できた
3 月は 積雪も無く 天気も安定していたので 発電実績は良好 売電額が 2 万円を超えると いつもながら ホッとする
エネルギー評論
いつもながら 原発に対する 世の理不尽な非難に関して ボヤいている 福島第一原発のトリチウムを含む汚染処理水を海洋放棄する との政府発表に またまた非難ゴウゴウ 私から言わせれば そもそも棄てるのは汚染処理水であって汚染水でない 下水処理場で処理された処理水は そのまま川に流されるように いちいち発表せず 放出基準を満たせば 勝手に捨てたらいいではないか と思っている こんなことを報道するマスコミもマスコミ もっともマスコミも 騒ぎたい原子力アレルギー人間がいるから 仕方なく報道していると思うが 報道を聞いて なんとか日本を叩きたい周りのアホな国が悪乗りしている ったく! 世界中がどんなふうにトリチウムを放出しているか知っているのか とにかく日本はけしからん と国際社会にわめいてる こんな時 国際原子力委員会( I A E A ) のコメントは 有難い 「日本における汚染処理水の海洋放出は 適切である」
誰もが知りたいのは トリチウムの放射能による安全性や環境汚染に関する事だが これを科学的に説明しようとすると アレルギー人間にとっては 「難しい話は分からない」 「安全といいながら事故は起きたではないか 技術者は信用できない」 「どう説明しても風評が発生し被害を受ける」 「今の不安にどう補償してくれるのかが先だ」 「とにかく政府が悪い」 相変わらずの不毛の議論 しかし 私の論評は常に前向きを目指す 科学的に 理解してもらうことが アレルギー治療の最良の策 耳を閉ざしている人に私流の説明を聞いて欲しい 最後まで聞いた人は 「なんだ トリチウムなんて この程度のものなんだな」 と絶対納得できる
初めに 身の回りの放射線について話する 放射線で汚染された というが 地球上 多かれ少なかれ 放射線は必ず存在する それは 太陽から飛んでくる宇宙線、ラドンガスなど空気中に漂っているもの、ウランの鉱石から発生するもの、地球開闢以来存在する カリウムなどの放射線などであるが もちろん自然界の放射線だけでなく CTスキャンなど 医療行為での不定期な放射線被ばくも存在する これらの内訳は概略以下の通りである



ここで実効線量とは 放射線を被ばくした時 人間のダメージの程度を数値化したものである 数値が大きい程 被ばくの影響が大きい ここで言いたいことは 日本中どこでも自然界から 2 ミリシーベルト/年程度の放射線を被ばくしている ということ これに不定期の被ばく(CT治療など)を加われば 日本人の平均的な被ばく量は 数十ミリシーベルト/年となる そして被ばくの原因となる放射性物質は 空気中、地中水中 どこにでも存在し 当然食べ物に混入し 体内に取り込まれる 結果 平均的な日本人の体内には 数千ベクレルの放射能が存在する 「放射線が高い所には行かない 放射能を含む食べ物は食べない」 と ケガレなきを装っているアナタ ! すでに 体内に 7,000 ベクレルの放射能を有し 30 ミリシーベルト/年 の放射線被ばくを周囲から受けてるのだ
ところで 一般的な話として 放射線被ばくの身体に対する影響の有無は これまでの研究の結果では 100ミリシーベルト以下の放射線被ばく(一回)では異常が見られないというのが定説 これを受けて 我が国の放射線作業を伴う従事者(医師 看護師含む) の許容被ばくは 50 ミリシーベルト/月 と決められている また 原子炉施設などから 敷地外へ排出してよい放射能は 自然放射能の上昇が 1 ミリシーベルト/年 以下のレベル と決められている ま このくらいの値だったら 自然放射線の変動に紛れるから絶対安全だろう という安易な発想 今回福島の事故で 基準を上回る放射能汚染が発生した 避難や除染など 基準値を決めなければならぬ 元の環境に戻すには 1 ミリシーベルト/年の追加被ばく 以下にするのを基準にするべきではないか しかし この値はもともと重箱の隅を楊枝でつついてるようなもの 意味がない 自治体でも 公共施設の放射線レベルの基準が無い ! と あわてて基準を決めたが 多くは 1 ミリシーベルト/年から算出した基準 東京都でもほとんどの市町村で基準を決めているが 府中市にはなぜか基準が無い 別に私が言ったわけではないが 放射線機器を作ってる人なら 誰でもアホな値だと思うからかナ 結局 福島の事故対応では 現実的な基準で 避難勧告 除染基準を 20 ミリシーベルト/年以下にする ことを 目標としている
以上のように 我々は普段でも常に放射線に囲まれて生活していることを念頭に置いて 問題のトリチウムの危険性について考えてみよう まずトリチウムの性質だが物性としてはほとんど水素に似ている 従って分子としては水素や水(H2O)として存在し トリチウム単体を分離するのはほとんど不可能である 自然界でも 宇宙線と大気の反応でトリチウムが発生し 自然放射能の一部となっている 最大の特徴は 発生する放射線が セシウムなどに比べて非常に弱いということ 例えば 10,000 ベクレルの量のトリチウムに対して被ばく量は 0.00019 ミリシーベルト程度である 隣の国が じゃ飲んでみなさい というなら 飲んだらどうかな 大変だが Asouさん 排出口の(薄まっていない) 処理水を 1ℓ 飲んで下さい 処理水には 1,500 ベクレル/ℓ 含まれているから Asouさんの内部被ばくは 0.00029 ミリシーベルト 数十ミリシーベルトの世界に生きている人にとっては なんてこともないね

